冒険者は突然やって来た!
「新しい侵入者がきたわよ」
せっかく膝枕をしてもらったのに
毎回タイミングが最悪だ
「まぁやっとこれでDPを効率的に増やせるな」
「1週間ぶりの獲物ね」
「まぁ殺さないんだけどね」
「え!?どうして」
驚いた顔もやっぱりかわいいな〜〜
やっぱ膝枕の邪魔をした奴は処すべきだろうか
って違う違う
「ここの存在をアピールするためだよ」
「殺せば十分アピールじゃない」
「そうだけどここの事を知ってて来たとは限らないだろう」
「わざと逃がしてここの事を宣伝させるってこと?」
「そういうこと
という訳でオールイン死なない程度に暴れて来て」
頭を縦にふりゴーレムが動きだす
頑張ってくるんだぞ〜
ゴーレム移動中(・∀・)
ノシノシノシ
「ゴーレムか」
やはりここはダンジョンなのか?
「敵にして不足なし、おりゃー」
「まて!まだ探索が」
ドン
「ぎょえ!」
「下がれ」
仕方ないやるしかないか
【剣技:兜割り】
カンッ ボキ
「え?剣が折れ」
ドン
「グフッ」
ダメだ力が入らないやられる………
追撃がこない
「よくわかんないけど逃げるよリーダー」
剣と骨が折れたリーダーを抱え逃げていった
ノシノシノシ
「お、帰ってきた」
「よくやったわね、そこのぐ~たらと違って」
なんだろうやっぱり嫌われてるのかな?
「血がついてないし上手く撃退したみたいだな」
「これからはたくさん敵が来るようになるわね」
「あんまり来られても困るけどな」
この時の俺は余り深く考えていなかったのだろう
冒険者という敵の力を、やり方を