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3/10

結論ゴーレムは最強

「お前に全賭けしたんだからな!

絶対に買ってこいよ!!」


魔力もDP(ダンジョンポイント)も全てを投入したゴーレムに俺は最大限の言葉をかけた

なぜこんなことに〜〜〜


「???」


隣ではダンジョンコアの美少女がどしたのという顔つきこちらをみている


「ごめん」

「?どうしたのさっきからあなた変よ」

「あのゴーレムにDP全部つぎ込んでしまいました」


m(_ _;)m

全力の土下座が決まった


「ふふっ、なんだそんなこと」

「え?」

「そんな高いのを選んだようには見えなかったけどもしそうだったとしても別に怒らないわよ」


天使だ、いや、女神がご降臨なされた


「敵は未知数、全力で叩き潰すのが当たり前でしょ」

「でも今まで君が貯めてきたDPを勝手に全部使っちゃったんだよ」

「また貯めればいいじゃない

今度は二人いるんだから、今までより早く多く集められるわよ」


宗教ってこうやって生まれるんだな〜


 一方ゴーレムはその頃


ノシノシノシ

「ゴーレムか、さっさと片付け、」

ドンッ

「え?おい大丈夫かっ!

うぉっっっっ」

ドカン

「ぶねぇ、もうたすからねぇな」

ドン

「よっと、仇はいずれうつ」

逃げようとアサシンが距離を置いた瞬間

ドンッ

「むだ」

ドド

「むだ」

ドン

「む、え?」

ドドドン

「うっ」

ドン

「うっ」

ドン

「やっやめろーーー」

ドン

完璧なハメ技を現実で食らった


「ん、勝ったみたいね」

「ほんと!」

「DPが入ってきたからね」

「やった〜」


いや、悪意はないんだ、そう、ただ勝った喜びで手がすべって抱きついただけなんだ


「ひぇっ」

「あ!」

「ひぁぁぁぁあ」

「ごごごごごめん」


m(_ _;)m

本日二度目の土下座ざさくれつした


「ひぇっえ!え?あっ、うん

そ、そうよね、そう、うっうん

ま、まぁ今回は初犯だし許してあげる」


顔をそらし全身真っ赤にしながら許してくれた

かわいい

残念ながら地面しか見えなかったけど


ノシノシノシ

ゴーレムが帰ってきたんだが

う〜ん、地上波では流せない見た目で帰ってきた


「よく勝ってきたわね、今後とも頼むわよ」

「う、平気なのか」

「?なにが」

「かなりエグい見た目になってるけど」

「そう?」


ダンジョンコアには当たり前らしい

まぁ今後もこうなるんだろうからこの反応の方がいいのかもな


「そういえばこの子はなんて言うの?」

「ゴーレムじゃないの?」

「それは種族名でしょ、私が聞いてるのは個体名よ」

「う〜ん、、、オールインとか」


いやひでぇ名前だな、やっぱもうちょっとマシなのを


「いいわね、オールイン、よし今日からこの子の名前はオールインよ」


ごめんよゴーレムさん次回があったら気をつけるよ


「そういえばあなたの名前も知らないわね」


たしかに俺もこの子の名前をしらないな


「俺は佐藤新機(さとうしんき)だ」

「そう、新機(しんき)っていうのね」


これは異世界あるあるの名を苗字と間違えられてるのか


「新機の方が名前だからな」

「なるほど、わかったわ」

「君はなんていうの」


ダンジョンコアに名前はあるのか


「う〜ん、、、コア、コアでいいわ」

「ダンジョンコアからとったのか」

「そう、これ以上ない最適な名前だわ」


今日見た中で一番かわいい笑顔だった

単純だけど本人が言ってるんだしまあいいか


この時の俺は知る由もなかった

追手を撃退したことでまさかあんなことになるなんて

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