異世界生活一日目結婚したァァァッ!
「おいおいおい、おかしいだろ!
王宮追放までだったらまだわかる、だけど命狙うのはおかしいだろ〜〜〜」
ハァ、ハァ、息切れがひどいもう走れそうもない少しでいいからどこかで休みたいもうこの穴でいいか
「ハァ、ハァ、あの野郎共いつか絶対に目にものみせやる」
とは言ってもどうしたもんかな〜
「こっち」
「ん?」
「こっち」
ついに幻聴まで聞こえてきたか?
「こっち」
「、、、」
「こっち」
いや、なに、こわいこわいこわい
「こっち」
これは出て行ったほうがいいのか?
でも外には追手がいるだろうしな〜
「こっち」
「、、、」
「こっち」
は〜仕方ない、行くしかないか
「こっち」
ハイハイ行きますよ〜っと
少年移動中(・∀・)
「こっち」
「まだつかんのか!?」
「こっち」
はぁ、追手をまけたみたいだからいいけど
どこまで歩くんだこれ?
「こっち」
「ん?」
道の先に光が見える
「出口キターーー」
嬉しさのあまり走ってついたその場所は不思議な場所だった
まぶしい光の玉と、少女?
「はじめましてマスター」
「え?あー、はじめまして?」
「ふっ、契約完了」
「え?ってうわ」
光にあたりが包まる
目が、目がぁぁぁぁ
「あらためまして、私はダンジョンコア
これから、あなたと生涯をともにするものです」
「はぁーーーーーーナニ言って」
「私のあいさつにマスターは返事をした
これにより私とマスターは契約されました」
どんな暴論だ、と普段の俺ならキレ散らかしただろう、だか今それよりも重要なことが聞こえた気がする
「あの〜、今生涯をともにして下さると聞こえた気が」
「はいもちろん、ダンジョンコアとダンジョンマスターである私とあなたは生涯をともにします」
イヤッホー、まじで!まじで!まじで?この美少女が?
人生の勝ち組キターーー
金髪碧眼ロリとかどこの異世界だよ
イヤここ異世界か
わ~~ハッハッハーー
「あの〜怒らないんですか?」
「え?」
「自分で言うのもなんですが、私あなたのことをはめたんですよ」
「いやいや、怒らないよこんな美少女と結婚できるなら」
「え?」
やべっ、思っきり本音もれちゃった
「い、いやいや、そんな美少女だなんて、そ、それにであって間もないのに結婚ななななんててて、」
「え?でも生涯をともにするんだよね」
「た、たしかに、い、言ったけど」
「人をはめておいて」
「ひっ」
「都合が悪くなったら」
「ひっ」
「逃げるんだ」
我ながらこの時は頭ブッ飛んでたと思う
「うっうぅ、わかったわかったわよ、あなたと結婚する」
よっしゃ〜〜ヒャッハーー
異世界生活一日目にして結婚!
世界初だな
わ~~ハッハーー
この時の俺は思いもしなかっただろう
まさか自分が人類を、、、