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003 初夜といえば初夜ですね・・

シスターにはルークと結婚したい話と、聖女として王都に行く話をした。

お金も学園は何も金銭的な物はいらないので もしかしたらの為の小遣い程度のお金以外はここに送付されるようにしたい話をしたら、シスターはいらないと言ったが、受け取ってくれないと私が聖女としていかないといったら2/3として20万zだけ受け取ってくれることをしぶしぶ受け取ってくれる了承をしてくれた。


ルークはもともとここに泊まる予定だったので、私はルークとこれからの話と主に明日の結婚の話をしたくて、シスターが退室した後もルークと話してた。


『ルークって王都に家があるんだよね?』

『うん。王都って言っても離れの方になるんだけどまぁほとんど家にいないけどね』

『そっか じゃあ本当に会えないんだ~』

『たまに戻るようにするから その時でいいなら会えるよ』

『あのね・・ルーク 明日簡単な式をあげるじゃない?もし色々と終ったら私とちゃんとした式を挙げてほしいの。ダメかな・・?』

『もちろん。本来準備に時間かける予定だったし・・ちゃんとおわったら正式にあげよう。あとその時にもうひとつ話したい事があるんだ・・』

『今言えないこと?』

『うん俺の仕事に関することなんだ・・今は一緒に住めないし 今言ってもあれだから ちゃんと一緒に住みだしてからちゃんと説明したい・・』

『その話はいずれ私とバイバイする話とかじゃないよね・・?』

『それはない』

『本当?それならその時までまつよ』

仕事関係の話ってなんだろ・・?と思いつつ

『そろそろ寝ようか 明日は早いし』

『うん。そうだね』

『子供達もまってるしね』

『え?』


ルークは部屋のドアを開けると子供たちが雪崩のように落ちてきた。


『貴方たち盗み聞きしてたのね?』


子供たちは起き上がり


『ルーク本当にアリアと結婚するの?』

『アリア、ガミガミしててうるさいよ?』

『勉強しなさいってうるさいよ?』


子供たちは私がいるのに酷い言いようである。

ルークは子供たちの目線にしゃがみ


『うん うるさくてガミガミ言ってるアリアがいいんだ』


と頭をポンポンとしてた。

『さて、今日俺はここに泊まる予定なんだけど一緒に寝てくれる子はいる?』


孤児院なので男の子と女の子の部屋でわけている。一応客人用に部屋もあるんだが、ルークが泊まるときは小さな子供達と一緒に寝る。泊まるっていても一年に1回か2回あるかだけど・・

私も今は一番小さいミリ4歳の子と一緒の布団で寝てる。

この孤児院で一番小さいのが女の子のミリと男の子のカイ。

カイが口を開けていう前に

『ルークはアリアと寝ないの?』

と突然聞こえた。

『明日結婚するのに?一緒にねないの?』

小さい子供は純粋に聞いてきた。

『あはははは・・ 一緒に寝たいけどまた夫婦じゃないし、今日はカイと寝たいな~』

『うん 僕もルークと一緒にねたい』

『ルーク冒険話きかせて』

と連れていかれた

私に お休みと言って・・

残された女の子メンバーはずるいな~といいつつ私をひっぱって部屋に行った。

普段お姉さん的な私を女の子メンバーで一人占めてるもんだからルークが来ると男の子たちはテンションMAX しかも泊まりだ。明日は子供達にルーク寝不足かな~

とおもいつついつも通りみんなと眠りについた。


孤児院はもともと2段ベットだったけど、みんな孤児で不安定な時もあるもんだから、シスターに許可もらって一部屋は部屋の前にマットを置いて小さな靴箱もおいて、

はいったら素足で遊べたり布団をもって寝る部屋を作らせてもらった。通称お昼寝ルーム

小さい子供たちが 遊んだまま昼寝できるスペースを作ったのだ。現代でいうキッズルームみたいな場所。


勿論今日はその部屋に連行されたけど、先に男の子に占領されてたので、狭い部屋で全員で寝た。心なしか女の子達も喜んでた。



翌朝、みんあ寝不足ながら 朝のいつもの作業を行い昼前にルークと小さな結婚を挙げた。

もちろん敷地内の教会で、急遽ルークが用意したのに、かわいいベージュのロングドレスにルークは正装っていうのかな?騎士さんが着るようなかっこいい衣装をきてた。

これ写真あったら 激写もんだよ~とおもいつつ、誓いの言葉を言ってキスをした。

昨日した初めてのキス。二回目の誓いのキス。

頭に血がのぼりすぎて 倒れる寸前だった・・けどなんとかもちこし

結婚っていってもまだ正式じゃないから 初夜ってほどじゃないけど、一緒に寝ることにしてた。

はじめて二人で一緒に寝るから初の夜といえば初夜だけど・・

お互い初夜はちゃんとした式後ってことでじゃないといきなり妊娠してましたじゃ。聖女として何もできないじゃ意味ないからという事で、孤児院の客室で手をつないで寝ることにしたんだけど・・


ベットの上に並んで座ってお話をしようかっていう雰囲気で2

ルークは私の左手をとり、

『目をつぶって』

といった。私はドキドキしながらもしかして指輪かな?とおもいつつ

『もぅいいよ目をあけて』

開けると左手の薬指に指輪を付いてた。

紫色の石で アメジストっていえばいいのかな?大きい石が付いた指輪だった。

普通の何もついてない指輪を想像してたのとサイズが違う

『えっ?これ、え???』

『代々受け継がれてる指輪なんだ。受け継いだ者が伴侶につけてもらう指輪。こんなのしかないけど受け取ってほしい』

『いいの?』

『一度つけたらはずれないんだけどね。』

『・・・呪いの指輪・・?』

『そうともゆうかな・・?嫌?』

『嫌じゃないよ。だって、はずさないもん』

『よかった~』

『あっでも、学校ではそういった金属ってつけるのよくないんだよね。どうしよ・・首にチェーンとかつけれるようにしておけばよかった・・』

『あぁ それなら 』

ルークは指輪をはずした。

『え? はずれないんじゃ・・?』

『この指輪は何日間かけて その指のサイズに自動調整するから、まだ外れるよ。明日ネックレスにつけて渡すよ。』

『うん そうしてもらえるとたすかる・・あっ明日ハークレイルに一緒についてきてくれる?』


※ハークスレイルは この町より大きい街になります


『うん?』

『騎士さんたちと、王都に行く途中ハークレイルに寄るんだって、私まだ行ったことないし、学園で過ごす用に服も用意しなさいって支度金もらったの。ルークが嫌じゃなければそこで 買い物付き合ってほしいかなって・・』

『あぁ それくらいなら全然大丈夫だよ。それに王都までついて行ってもいいよ?』

『本当?あっルーク馬乗れたよね? 私ものせてもらってもいい?』

『うん大丈夫だけど、慣れないときついよ?』

『少しでも近くにいたいんだもん・・』

『かわいいなアリアは・・』


ルークは私の頬に手をおいて


『アリア好きだよ~』

『うん・・私も・・』


好きっていう前にキスされた。本日2回目のキス。

簡単なキスだけど何回もしたあとルークは私を抱き寄せた。

私はまだしたかったけど・・


『これ以上したら、俺も我慢できなくなるから・・』


っていわれたら、もう我慢しなくていいいよ・・って言おうとしたら

『それに 小さなお客様がきてるしね。』

ん??

ルークは部屋のドアを開けたら昨日のデジャブか・・子供たちがまた雪崩れ込んできた。

『こら~また覗いてたわね~~』

『だって明日からアリアお姉ちゃんいなくなるじゃん・・』


ミリが代表で言った言葉にみんな なきだしながら、

アリア姉ちゃん お姉ちゃんとなきだした。

大人ぶってる私の次に最年長のマルシャですら泣いてた。

ルークはよしよしと慰めてて・・もぅしょうがない・・


『みんなお布団持ってお昼寝ルームへ集合』


子供たちが一気に泣くのをやめて一斉に部屋に布団を取りに走りに行った。


『ごめんねルーク』

『しょうがないよ。俺が一人占めしたら皆が怒るしね』


と笑いながらお昼寝ルームに行った。

一応みんな気をつかってるのか 皆の真ん中で私とルークを隣にしてくれた。

最初はみんな、はしゃいでたけど昨日の寝不足もあって寝てしまた。

私もルークもいつのまにか寝てた。

シスターは子供たちがちゃんと寝てるか部屋をのぞいてだけど いなかたので ここかな?っと覗いたら、私達が全員寝てたので、


『あらあら』


と笑顔で おやすみなさい・・といい部屋のドアをしめた。





主人公アリアはルークが大好きですね(〃艸〃)

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