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約束!

翌日、学校や部活が終わって家に帰宅してから僕は、汐莉にLINEをした。


『ヤッホー!』


すると、すぐに既読がついて


『ヤッホー!

LINE来るの待っていたんだそ(笑)』


『ありがとう(´・ω・`)

そーいえば、部活やってるの?』


僕は、遊ぶためには汐莉がいつ休みになるか知っておかないといけないと思った。でも、いきなり聞くのもおかしいと思ったからこのようなLINEをした。


『やってるよー。バスケットボール部だよー!

将太は、何部なの?』


『マジでー!俺も同じバスケットボール部だよー』


『そーなの!めちゃ凄いね』


この時、運命というものを感じた。何も知らなかったから、汐莉がバスケ部ってことを知ってとても驚いたし、嬉しくなった。これで、同じ話題が一つ増えた。


同じバスケ部ってことがわかったので、やっと部活の休みがいつなのかを聞くことが可能になると思ったから汐莉に聞いてみた。


『部活の休みっていつある?』


『うちの部活は、水曜日だけ休みなんだよねー

でも、明日から1週間程度ねーテスト期間で部活 出来ないから休みだよー』


『そーなんだ!

俺はね今週は日曜日だけ部活休みになるかなー

だからさ、もし良かったら日曜日に遊びに行きませんか?』


僕は、多分テスト期間だから断られると思っていたのですが、汐莉から意外な答えが返ってきた。


『いいよー

その日だけ勉強しないで、遊びまくるよー』


まさか、OK貰えるなんて思っていなかった。テスト期間だから、勉強するというイメージがあったのに、まさかこんなにいい方向に行ってしまってる自分が怖い。


でも、テスト期間でも自分のことを気を使ってOKしたのかな?って思って


『テスト期間で勉強したかったら無理しなくても良いんだよー』


汐莉は、こんなことを言っていた。


『勉強もするけど、リフレッシュもしないと集中出来ないなら、普通に遊びたいな』


なんて、素晴らしい女の子なんだろうと僕は思った。


『汐莉は、どこで遊びたい?』


僕は、嬉しいことだけど汐莉がテスト期間だからあまり遠くでは遊べないなーと思ったが、やっぱり汐莉が行きたい所へ連れて行こうと思った。


『私ねー、尾久町からこの百合市に来たから街の方へあまり行ったことないから行ってみたいなー』


この時初めて汐莉が寮生活を送ってる理由がわかったのかもしれない。


尾久町は、百合市から車で北へ20km走るとある農業が盛んな町で百合市に比べると田舎な場所である。


だから、俺は少しでも百合市の良いところを紹介してやりたいなーって思った。


そこで、僕はひらめいた。すぐにLINEをした。


『俺がお勧めするところを紹介したいから、そこでいい?』


『いいよー』


僕は、百合市で遊ぶのにてきしている「百合ランド」があるからそこへ連れて行きたいと思ったのである。


『日曜日の朝10時に百合ケ丘駅で待ち合わせでいい?』


汐莉の行っている女子高の最寄り駅でもあり、僕の家の最寄駅でもあるためここが良いと思ったからである。


『うん。問題ない!

日曜日着いたら連絡するねー!

もー10時になるから返信すること出来ないから

お休みー』


『はーい!

お休みー』


こんな感じでLINEは終わってしまった。まぁ、日曜日は2人で遊ぶからとてもワクワクしてくる。


多分女の子と遊ぶのが久しぶりだから少し緊張もしてくるけど、楽しみのほうが大きい!


「早く遊びたいなー」


なんて、思いながら僕はベットに入っていった。

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