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第七話 刀・ピストル 対 ガトリング砲

十造「桂さん!俺に作戦があります!」

桂 「何だい!?」

十造「一瞬だけあいつの気を引いて下さい!

   その後俺が走ってオトリになるから

   その隙にあいつを撃って下さい!」

桂 「わかった!君を信じるよ!」


 桂は遮蔽物から身を出し大男の気を引く為に

銃口を向け挑発する。

桂めがけて

ガトリング砲の銃弾の雨が襲ってきた!

桂はまた遮蔽物に隠れ、同時に十造は桂といる

左端の遮蔽物から右端の遮蔽物へ

一気に駆け抜ける!

十造に気付き大男はガトリング砲を左から右へと

動かしながら駆け抜ける十造を撃ち続ける!

 十造は走る!走る!命懸けで!

背後を銃弾の雨がかすめる中走り抜ける!

(止まるな!止まれば体中穴だらけだ!

死ぬ気で走れ!!)

十造は自分に言い聞かせながら走り続け

右端の遮蔽物の影へ間一髪で飛び込んだ!

(やった!思った通りあの武器は火力は高いが

左右の首振りはトロい!)

 十造は遮蔽物で身を守りながら桂と目が合い、


十造「桂さーーーん!!」

桂 「任せろーーー!!」


 桂は遮蔽物から身を出し

ライフル銃で大男を狙う。

大男は十造を撃ち続けている。

周りが見えていないようで、桂からすれば

ハッキリ言っていい的であった。

桂は大男の頭を狙い、引き金を引いた。


 ターーーーン!!

銃声と同時に撃ち放たれた弾丸は大男の

こめかみに命中し、大男はその場に崩れた。


桂「いやあ、さすが

  ライフル銃の命中精度は違うねえ」


 桂小五郎、一発必中、脳天撃ち!


 十造は思う

(よし!あの大男は正気を失ってるから

俺がちょこまか逃げたら

俺を撃つ事しか頭になかっただろう

ましてやあの武器撃ってる間は

あの場を動けないんだ!

桂さんからすればいい的だ!)

 十造と桂は右端と左端離れた場所から

互いに顔を合わせうなずき合う。


 その時他の敵がガトリング砲を使おうと

それに駆け寄っていた。

(!この距離なら間に合う!)と思い十造は

遮蔽物から飛び出し、

その敵を一気に斬り倒した!

(そうだ!俺がやってやる!)

十造はガトリング砲を敵から奪った!

十造が残りの敵を一掃してやろうとした時、


(待て……このまま闇雲に撃てば

さっきの頭に血が上ってた奴と

一緒じゃないか。

味方に当たってしまうかも……

もっと賢くやらないと……そうか!)

十造はそう思い、仲間の皆に叫ぶ。


「皆!敵を中央に押し出して下さい」

十造がそう言うと

「よし来た!」「任せろ!」「頼んだぜ十造!」

幕府打倒派の仲間達は乱戦状態の中、

刀で押し返す、蹴り飛ばすなどして

残りのピストル狩り達を徐々に

建物の中央へと押し出す。


「皆!離れて!」十造が叫ぶと

仲間達は一斉に飛びのき、

十造がガトリング砲のペダルを回す!


 ガガガガガガガガ!!!

建物の中央に残ってるピストル狩り達に

十造は銃弾の雨を浴びせる!

ピストル狩り達は穴だらけとなり、

その場に崩れた。


「やった!」「勝ったぞ!」「俺達の勝利だ!」

敵を親玉共々全滅させ、

皆勝利に酔いしれている。

十造も安堵している。

(よかった……味方に当たらなくて。

勝った……俺達勝っ『ドガッ!』


「!」「?」「!!」「??」「!」

音の方を皆が振り向くと十造の斜め後ろの

木箱を蹴り飛ばし、隠れてたピストル狩りが

十造へ斬り掛かっている!

(間に合わない……ここまでか……

いや、俺は、最後まで、諦め……)

十造が刀の柄に手を伸ばそうとした時、


 ダーーーーン!!

銃声が轟き、十造に斬り掛かるピストル狩りの

頭を撃ち抜いた!

 ピストル狩りは即死、十造は助かった。


「!?」十造が銃声の方を振り向くと

堂々とした風貌の見知らぬ男が銃を構え

銃口から煙をくゆらせながら立っていた。


謎の男「すまねえな、遅れちまって!

    でも最後に役に立てただろ!」


十造は(誰だあ?)と思う。


桂  「おお、坂本君、来てくれたか!

    でも、もう少し速く

    来て欲しかったなあ」

十造 「え?坂本って……」

謎の男「手紙を読んだ仲間が知らせに来てな、

    これでも急いだんだぜえ!」

桂  「いやあ、来てくれてありがとう

    おお、そうだ十造君、

    こっちに来たまえ。彼が坂本君だよ」


十造は駆け寄り、訪ねた。

「あ、貴方が坂本龍馬さんですか?」


坂本龍馬「ああ、俺が坂本龍馬だ」


つづく



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