ep.4 ダンジョン
はいどうも、皆さんこんにちわ。なまパスタです。
もう8月になりましたね。もうあっという間に時間が過ぎていきます。
小説を書く時間を確保しなくては…
まあ、そんなことは置いといて、ep.4、始まりです。
「まあ、ちょっとしたダンジョンかな。罠があるから気を付けてね。」
入り口付近をぱっと見て、フェリーナが判断した。まだちょっとしか見てないのに…
「了解。ここには、アブねぇ魔物とかいんのか?」
「私、魔法使いじゃないのよ。魔力感知は得意じゃないんだから…」
「ジェラルは?」
「俺が魔法使いに見えたら、頼ってもいいぞ。」
「おっしゃ、よろしくな!」
俺の皮肉に、ふざけて返すシウン。くそ、皮肉が通じない。
その腹いせに、一発蹴りを入れといた。
「ヴヴゥゥゥウ…」
低いうなり声が聞こえた。全員がそれぞれの武器に手をかける。
飛び出してきたのは、ゴブリンだった。しかも、5体もいる。何体かは、ぼろい曲刀を持っていた。
「俺が2体を引き付ける。」
「了解。私は援護に回るね。」
「じゃあ、俺も前に出た方がよさそうだな。」
短い確認が終わると同時に、シウンが相手に向かって駆け出して行った。
その後ろを、俺がついていく。
「オラッ!」
短い雄叫びとともに、シウンが飛び上がって切りかかった。
それに気を取られた1体を逃さず切り捨てる。
シウンの刀を受けた1体も、着地したシウンが横に薙ぎ払って仕留める。
それでようやく攻撃態勢に入ったのか、ゴブリンたちが曲刀を構える。
「避けて!」
その声に従って横に飛ぶと、後ろからフェリーナが投げナイフで攻撃し、2体が曲刀を落とす。
その隙に、俺とシウンが武器を持ってない奴らの距離を一気に詰めて片づける。
唯一武器を落とさなかったやつも、一瞬でフェリーナが短剣で一突きにしてあっけなく倒れた。
「意外とやるじゃん。」
「連携は大丈夫そうだな。」
急な戦闘でも、意外と連携取れるんだな、とゆっくり考えていた時、左肩に赤い線が触れた。
とっさにその線から離れると、そこを寸分違わず矢が通っていく。
「えっ!」
シウンが驚いた声を上げる。矢が飛んできた方向を見ると、弓を構えたゴブリンがいた。
「チッ、まだいたか。」
そう声を荒げると、剣を構えて敵に突っ込んでいく。
「危ない!」
フェリーナが叫ぶ。また赤い線が俺を貫く。ゴブリンがもう一度矢を構えて俺に放つ。
赤い線を切るように剣を振ると、矢が剣に当たって防ぐ。
その次の瞬間には、距離を詰め切った俺がゴブリンを仕留めた。
「片づけたぞ。」
一言で伝えると、シウンがいつの間にかこっちに来てた。
「今の、説明してくれるよな?」
俺は、首を縦にしか振れなかった。
ということで、皆さんどうだったでしょうか。
良ければ、星やブクマ、コメントなどよろしくお願いします。
それでは皆さん、また来週お会いしましょう。
バイバイ!