ep.2 結成
はいどうも、皆さん、こんにちわ。なまパスタです。
皆さん、夏はどうお過ごしですか。
僕はかき氷が無性に食べたいです。なるべくならメロン味で。
というわけで、くだらない話は置いといて、本編へどうぞ。
「あの〜。すみません。」
「どうした?そんなかしこまって。もっと気楽でいいよ。」
この人、なんか1個話したら10個くらい返してくるな…
「お名前、まだ聞いてないんですけど…」
「あれ、そうだっけ。」
女性は首をかしげる。
ついてくる人、間違えたかな…
「まあいいや。私の名前はフェリーナ=ナブロワ。シーフやってま~す!」
「よろしくお願いします、フェリーナさん。俺はジェラル=ミストです。ソードマンです。」
「へぇ、そうなんだ。てか、いつまで敬語なの?タメ口でいいよ。」
「あぁ、ハイ…」
そんなことを話していると、フェリーナがいきなり止まった。
「はい、待ち合わせ場所に到着したよ。アイツはまだ居ないみたいだけど。」
と言いながら、近くのベンチに座っていた。そして隣が開いてると言わんばかりにベンチを叩いている。
圧に負けて大人しく隣に座った。
「てかさ、なんでジェラル君はソロでやってたの。一人じゃ大変じゃない?」
「いや、始めるときに周りで冒険者がいなかっただけだよ。」
「でも、その後に誰かのパーティに入ればよかったじゃん。」
確かにそうなんだけど…うまく返す言葉が見つからず、困っていると
「あれ、フェリーナじゃん。ガチで見つけてきたのかよ…」
と言いながら、明るめの茶髪の男性が話しかけてきた。身長俺より少し高いか?。あと目もオレンジっぽい。珍しいな…
「何よ、信じてなかったわけ!ちゃんと見つけたわよ!」
大声で抗議するフェリーナさんを無視しながら、こっちを見て茶髪の男性が笑った。
「よっ、こいつが迷惑かけたな。俺はシウン=シルラだ。」
「ジェラル=ミストです。よろしくお願いします。」
「おう、よろしくな。あと、敬語はいらないぜ。もう同じパーティのメンバーだからな。
見た感じ、刀持ってるしサムライかな。フェリーナさんもだけど、二人とも強そうだよな…
しかも、シウンさんは、割としっかりしてそう。良かった。
「さあ、メンバーはそろったな。それじゃあ依頼、チャチャっと片付けますか。」
と言って、ギルドの方に向かっていく。俺もその後を追う。
オー!と片手を上げるフェリーナさんを置いていくように、速足で歩いて行った。
ということで、皆さんどうだったでしょうか。
良ければ、ブクマ、星、コメントなどよろしくお願いします。
それではまた来週にお会いしましょう。バイバイ!