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フレンド・イン・ミラージュ  作者: なまパスタ
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ep.1 出会い

はいどうも、皆さんこんにちわ。なまパスタです。

プロローグでは、意味深な終わり方で申し訳ございません…

意味深な終わり方しか思いつかなくて…。

第一話は多分読みやすいと思います。

ということで、第一話「出会い」スタートです。

小鳥のさえずりが聞こえる森の中、俺はハッと目を覚ました。

あの夢は何だったんだ?どこかで見たことあるような景色。

でも、あんな場所に行ったことがあったか?

様々な疑問を浮かべながら、ジェラル=ミストは体を起こす。

 

落ち着いて現状を整理する。

確か今日は冒険者の仕事が早めに片付いたから、近くの森で休憩してたんだったか。

ちょうどよさそうな木に寄りかかりながら暖かい日差しを浴びてたら、いつの間に眠気が…最近寝れてなかったからな。

体に限界が来たのか。


そんな自分の体調管理不足に苦笑しながら、俺は街へと足を向けた。


街についたものの特にやることがなく、宿に戻ってベットの上でひたすらダラダラしていた。


昼間の夢について考える。

あの景色はどこだったのだろう。

いつか行ってみたいな。

そんなことを考えていたら、今日二度目の睡魔に襲われた。


(明日の依頼、何があるかな…)


そんなことを考えながらゆっくりと瞼を下した。




次の日、久々に熟睡できた俺はどんよりした天気に負けず、明るい気分でギルドに向かった。


「あ、おはようございます。ジェラルさん。」


ギルドにつくと、受付の人が話しかけてきた。


「おはようございます。何か依頼来てますか。」


「そうですね〜。今はソロで受けられるクエストはありませんね。一番少ない依頼でもメンバーは3人は必要ですよ。」


その言葉に俺はショックを受けた。なんだよ、せっかくいい気分だったのに、と悪態をつく。

冒険者でもソロでやってる弊害はたまにあった。

こんな風に、依頼を受けるのに人が足りなかったり、先に依頼を受けたとしても、先を越されてしまったり。

それでも俺がソロでやっているのは、冒険者を始めるときに一緒にやる人がいなかったから。それだけの理由だったのだ。


「えぇ…マジすか。うーん、どうしようかな…」


今日は休もうかな。でも最近、金が少ないんだよな…





「あ、もしかしてお兄さん、ソロですか?」


後ろから明るい声が聞こえた。

後ろを振り向くと、紫髪に、髪と同じ色をした目を持つ一人の女性がいた。


「はい…そうですが…」


「ああ、良かった。私、ある人とタッグ組んでるんですけど、一人足りなくって。良かったらパーティー組みません?」


あくまでも疑問形で聞いてくる。しかし目は、否定は許さないと物語っている。

この時点で俺の答えは一つしかない。


「ええ、もちろん。俺も困ってたんですよ。」


「あ、それならよかった。じゃあ、早速だけどついてきてください。もう一人と待ち合わせしているので。」


それだけ残して、彼女はスタスタ歩いていった。





その背中を追いかけているとき、俺は何も知らなかった。







この気まぐれで入ったパーティーが、世界を救うことになるなんて…


ということで、皆さんどうだったでしょうか。

もしよろしければ、ブクマ、星、コメントなどよろしくお願いします。

では、また次回でお会いしましょう。

バイバイ!

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