ep.17 勝利
どうも、皆さんこんにちわ。なまパスタです。
二週連続で一日遅れで申し訳ございません。
今日もすぐ本題に入っちゃいましょう。
ep.17、始まりです。
「…なるほど。面白いものを見せてもらった。確かに負けだ。この町にあの二人を通そう。」
フーリンの敗北宣言にざわつくドラゴニュート達。
そんなことも気にせずに、シウンが滑空しながら近づいてきた。
「よう、お疲れ様。フェリーナ、これ解いてくれ。」
「はいはい、分かりましたよ。」
そういってシウンに手をかざすと、シウンがまた光に包まれた。
光が消滅すると同時にさっきの翼が消えて、いつものシウンに戻っている。
「そういや、最後どうやったんだ?あんな大上段に刀構えて突っ込んだのに。」
「ああ、あれな。」
俺が気になって聞くと、シウンが自慢げな顔をした。
「防御魔法で受け止めるんじゃなくて、受け流したんだよ。んで、アイツが大勢崩した間に俺が刀を突きつける。いや〜、あれは我ながらナイス判断。」
「ほんとに。どっからその頭でそんな考えが出てくるんだ。」
後ろから声がして、振り返るとフーリンがいた。
「すまなかったな。我らは種族上、ヒトに狙われている立場だからな。いきなり敵対して悪かった。」
「いいえ、こちらこそ急に押しかけてごめんなさいね。」
いきなりの敬語にシウンは驚いていた。俺もめっちゃ驚いたけど。
「いや本当に。どっかの誰かがちゃんと説明しとけばこんなことにはならなかったんですけどね。」
「なんで俺に対してみんな当たり強いんだよ…」
俺の嫌味に少ししょんぼりしてしまったシウン。これで多少は懲りただろうか。
そんなしょんぼりしたシウンを見て、フーリンがフッと笑った。
「過ぎたことはもうよい。それより今日は宴をしよう。今から準備するから少し遅くなるがそれでも良いか。」
「「宴!!」」
2人が目をハートにして食らいついた。少しフーリンがたじろいでいる。
「それじゃ、お言葉に甘えてお願いします。」
「…お前が一番大変そうだな。」
こちらに対して、哀れみの視線を送っているのは気のせいだろう。
ということで、皆さんどうだったでしょうか。
良ければ、星やブクマ、コメントなどよろしくお願いします。
それでは皆さん、また来週お会いしましょう。
バイバイ!