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フレンド・イン・ミラージュ  作者: なまパスタ
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ep.16 空中戦

どうも、皆さんこんにちわ。なまパスタです。

前書きに書くことがなくなったので、さっさと始めましょう。

ep.16始まりです。

ーーーシウンsideーーー


目の前で刀と槍が交差する。

お互いが武器を弾き、一旦距離をとる。

俺は間髪入れずに距離を詰めるが、フーリンが槍のリーチを活かして一定の間合いを作る。


「知らぬ間に、お前の剣も変わったな…」


「そっちこそ。前はもっと突っ込んできただろ。」


軽口を叩くくらいには、俺たちは余力を持ちながら戦っていた。

…間合いに入れない。攻めあぐねながら考える。このままじゃ空中戦に慣れてない俺が先につぶれる。


すると、防御に徹していたフーリンがいきなり槍を突き出してきた。

俺は慌てて防御魔法を展開して腹に突き刺さりそうになった槍を防ぐ。


「何を物思いにふけっている。なめているのか?」


一層視線が厳しくなったフーリン。まずいな本当にこれじゃ俺がつぶれる。


さっきの状況とは逆に防戦を強いられる。フーリンの一撃は的確で急所を狙ってくる。

俺は刀や防御魔法を使って槍をさばく。どうやってこの状況を切り抜けるか…


「そんな防御魔法と剣を切り替えながら戦えるとは。器用だな。」


・・・!

俺の中にアイディアが浮かんできた。


ーーージェラルsideーーー


あんな器用な戦いができたんだ。

2人の空中戦を見ながら、ふとそう思った。


あの技術を手に入れるための努力は俺には計り知れない。

魔法はイメージの世界だ。防御魔法を使うためには、自分の魔力を放出して防御壁にするイメージが必要である。

だから基本的には魔法を使うときには止まらなければ使えない。だけどシウンはそれを当たり前のように使いこなしている。何年も努力してきたんだろう。


そんなことを考えていると、いつの間にか2人は距離をとっていた。

シウンが刀を大上段に構え、突進を開始する。だけどあれだと隙が大きすぎる。

案の定、フーリンが刀の間合いの外から槍を繰り出した。



なのに…



「俺の勝ちだな、フーリン。」


シウンがフーリンの首に刀を突き付けていた。


ということで、皆さんどうだったでしょうか。

良ければ、星やブクマ、コメントなどよろしくお願いします。

それでは皆さん、また来週お会いしましょう。

バイバイ!

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