ep.15 森の中で
どうも、皆さんこんにちわ。なまパスタです。
いつもギリギリで書くから、話が薄っぺらい気がします。
まあ、ep.15始まりです。
森の中をさまよい続けて数時間。シウンの後をついていくと、まさかのドラゴニュートの街〈シュハライト〉にたどり着いた。
しかしそこで槍を持ったドラゴニュートが飛んできて…!
驚きのあまりくだらないことを考えている間にも2人の会話は続いている。
槍に手をかけ、いつでも戦闘状態に入りそうなフーリンと呼ばれたドラゴニュート。それに対してシウンは刀どころか何も持っていない。
「誰にもこの場所について他言しないといっただろう。我らと敵対したいのか、お前は。」
その言葉と同じタイミングで、俺に黄色い線が貫いた。
思わず避けようとしたが、シウンがドラゴニュート・・・フーリンに見えないように動くな、と合図をした。
「そんなカリカリすんなよ。こいつらはお前らを狙ったりしない。それは俺が保証してやる…からちょっと宿に泊めさせてくれよ。」
「そうやって我らを騙そうとしているのだろう。ヒトはいつになっても変わらない。この場所を知られては厄介だ。悪いが貴様らには死んでもらおう。」
そう言い放った瞬間、俺を貫いていた黄色い線が赤色に変わった。
「…!!」
俺が飛び下がると、そこを槍を持った別のドラゴニュートが一直線に飛んできた。
フェリーナの方にも別の奴が襲っていったが、フェリーナも後ろに飛び下がって避ける。
「…ほう。」
高みの見物をしているフーリンが呟く。
しかし、そんなこと気にする暇もなくドラゴニュートが猛攻を仕掛けてくる。
剣を抜いて迎撃しようと剣に手をかけた時、上空から無数の線が降ってきた。
思わず見上げると、大量のドラゴニュートが弓を構えている。
しかし、その一瞬の隙を見逃さず、ドラゴニュートが間合いを詰めてきた。
「…ッ!!!」
槍が俺の喉を貫く直前、キン、と音が鳴った。
「ジェラル、ぼさっとしてんじゃねえよ。弓は俺が何とかする。」
そう言って巨大な防御魔法を作り出した。
ドラゴニュートが一斉に矢を放つが、すべてシウンが作り出した防御魔法にはじかれた。
「フェリーナ!おれをドラゴニュートにしろ!」
そう指示を出すと、フェリーナがハァ、とため息をついた。
次の瞬間、フェリーナが顔を上げ、ドラゴニュートの槍を弾き飛ばした。
「いつも無茶苦茶なんだから。もうどうなっても知らないからね!
…【悪戯ノ神】!」
その声に応じるように、シウンの体から、ドラゴニュートの翼が生える。
その翼を使って、上空に舞い上がるシウン。
「戦いで決着つけようぜ。あの時みたいにさ。」
「…空中戦を挑むのか、この俺に。」
次の瞬間、火花が散った。
ということで、皆さんどうだったでしょうか。
良ければ、星やブクマ、コメントなどよろしくお願いします。
それでは皆さん、また来週お会いしましょう。
バイバイ!