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フレンド・イン・ミラージュ  作者: なまパスタ
13/29

ep.12 旅へ

どうも、皆さんこんにちわ。なまパスタです。

もう最近はずっと遅れてる気がします…本当にすみません。

この先も忙しいので、当面は時間がバラバラかもしれません。

日曜日には必ず出しますので、これからもよろしくお願いします。

そんなわけで、ep.12始まりです。

「変な魔人がいた?」


ギルドに行き依頼の報告をしたら、受付の女性に第一声で言われてしまった。


「ああ、そうなんだ。名前は…リベリムだったか?」


「エリラムよ。シウン、少しボケてんじゃない?」


2人の漫才を聞きながら、俺はエリラムについて考える。


…そういや、最後にクラフロウ王国の北に行けって言ってたよな。


「なあ、クラフロウ王国の北側って何があったっけ。」


「ん?ああ、そういやなんか言ってたな。確かに何があったっけ。」


そう話していると、受付嬢が口を開いた。


「クラフロウ王国の北部は、ベグラス山脈が連なっています。どの時期に行っても寒いですから、行くなら防寒具を着た方がいいですよ。」


「マジか。俺、寒いの嫌いなんだよな~。」


と言って、分かりやすくへこむシウンを尻目に受付嬢の解説が続く。


「確か、あの辺には武神ダルニアの遺跡があったと思います。後は、ダンジョンで言ったら有名なのは、雪山火口ですかね。」


…そろそろフェリーナが一人でどこかに行ってしまいそうだ。


「たくさん教えてくれてありがとうございました。また今度。」


適当に話を切ると、受付嬢は解説をもっとしたかったのか、口を尖らせていた。





「この後どうする?」


宿の近くに戻ると、シウンが切り出した。


「とりあえず、あの人が言ってた武神ダルニアの説明が欲しいわ。」


フェリーナが想定した通りのことを口にしたので、俺が解説する。


「武神ダルニアは創世記神話時代の神様で、いわゆる守護神だな。ダルニアが持ってた刀は四つに分かれて、どんな攻撃からでも守る結界を作るらしい。」


「神様なんて実際にいるのかどうかは分からねぇけど、その刀は見てみてぇな。」


シウンが目を輝かせて言った。案外武器マニアなのか。


「まあ、この後クラフロウ王国に行くのは決まりでいいでしょ。

 たださ、私たちヒーラーがいないじゃない。誰かこの町で誘う?」


フェリーナが提案する。

確かに、ヒーラーがいないとこの後の行動に支障が出てしまう。

そう思っていると、シウンが話し出した。


「少し遠回りになるけど、ネイザン魔導国に俺の知り合いのヒーラーがいる。

 元冒険者だから、一緒に来てくれるかは、分からないけど行ってみるか?」


「まあ、アテがないよりマシだろ。」


俺がそう言うと、シウンがうなずいた。


「よし、じゃあまずはネイザン魔導国に行くか。明日に荷物をまとめて、明後日ぐらいに出発しようぜ。」


そうして、俺らの当面の目標が決まったのだった。


ということで、皆さんどうだったでしょうか。

良ければ、星やブクマ、コメントなどよろしくお願いします。

それでは皆さん、また来週お会いしましょう。

バイバイ!

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