ep.9 解明
どうも、皆さんこんにちわ。なまパスタです。
また遅れて申し訳ございません。ちょっと忙しくて…
(多分)来週からは予定通りに出します。
ということで、ep.9始まりです。
「…!!」
ゴーレムの攻撃が床に当たり床が砕けた瞬間、ゴーレムが動かなくなった。
「あれっ止まった!?」
フェリーナが驚いた声を出した。
「いや、多分まだ動く。」
俺が否定した瞬間、床の破片が動き出し、壊れた床に戻っていく。
床が完全に修復すると、またゴーレムが動き出した。
その瞬間に俺の仮説が正しかったと分かった。
「魔法陣だ!床の魔法陣がゴーレムに魔力を送っているんだ!」
俺が叫ぶと、2人の行動は早かった。
シウンがゴーレムの攻撃をうまくかわし、床にぶつけさせる。
その攻撃で砕けた床を、フェリーナが回収する。
「これでいいのか?」
シウンが確認すると同時に、フェリーナが持ってた破片がフェリーナの手から逃げ出した。
「あっ!」
声を出した時には遅く、床の修復が終わっていた。
「いったん出るぞ。作戦会議だ。」
シウンが俺らに言った。
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「とりあえずここでいいか。」
俺らは宝箱があった部屋まで戻ってきた。
「で、どうする?床を壊してもすぐに直っちまうが。」
シウンがそう聞くと、すぐに答えたのはフェリーナだった。
「多分、天井に観察魔法陣と修復魔法陣があるんだと思う。」
そのままフェリーナの解説が続く。
「観察魔法陣で、あの部屋に侵入者が入ってきたかどうかを見てるんだと思う。
それで侵入者が入ってきたら、床の魔法陣でゴーレムを召喚する。
もし攻撃で床が壊れたのを観察魔法陣が感知したら、修復魔法陣が修復してるはずよ。」
「だけど、そんなことできんのか?」
俺は疑問を口にする。
「分からないわ。でも、これぐらいしか思いつかない。」
すると、シウンが立ち上がった。
「じゃあ、今言ってたことを確認しに行こうぜ。んで、また戦って情報を探そう。」
そうしてまた、俺らはダンジョンの奥へ向かっていった。
ということで、皆さんどうだったでしょうか。
良ければ、星やブクマ、コメントなどよろしくお願いします。
それでは皆さん、また来週お会いしましょう。
バイバイ!