表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

祝!WBC日本代表世界を制覇! 大活躍の大谷翔平選手、二刀流の謎を考察(読後失望必至)

作者: 木持千加江(藤台団二)

初エッセーです。

読んでくれた方がいたら、楽しんでもらえることを望みますが、どうでしょうか。

少なくとも読みにくくはないと思うんですけど、自分の事はなかなか客観視できないものです。

私に感性、発想が少しでも新鮮で興味惹かれるものであったらうれしいなと正直思います。

読んでいただけたら本当に感謝です。

普段、野球を見ない私ですがさすがに世間の盛り上がりの勢いに主体性の乏しいわたくしはおのぼりさん丸出しで興奮して見ていた次第です。


そして、ひときわ目立つのが今メジャーを席巻しているスーパースター大谷選手!

何と言っても二刀流!


元々、高身長で恵まれた身体をメジャーに行ってからカスタマイズ、更にでかくなってパワーアップして帰ってきました。


きっとこれはダルビッシュ選手の影響大、お互いメールのやり取りなんかもしていると漏れ伝わりますし、ダルビッシュ選手もスーパースター、独自の理論により野球に取り組んでいるようですし、その為、肉体は(強化魔法)でも使ったかのようにでっかくなっています。

やっぱりメジャーではパワー強化は必須なんですね、それも飛び切りのパワーが必要なのでしょう。

そのダルビッシュ選手のノウハウが大谷選手に影響を与えているのは素人の私が言うもでもなく誰もが知ってるんでしょうけど。


日本で活躍のあの佐々木選手も今より強靭な肉体強化をした後にはいずれメジャーに行くことは間違いないでしょう。

ただ、フォークを武器とする佐々木選手は二人と同じく肘のトミー・ジョン手術は必要になってくるのではないでしょうか。

あのマー君こと田中将大選手もトミー・ジョン手術を受けていれば今でもメジャーで活躍していたのではないでしょうか。

きっと常勝軍団ヤンキースに所属していたことが、なんかしらかの条件により手術をして回復するまでの猶予を貰えない状況とか、そんな事情があったのではないかと思います。

もしこれが当たっていれば、大谷選手がヤンキースのラブコールを袖にしたのは英断だったのではないでしょうか。

佐々木選手にとっては、もし手術となった際にも今回のWBCでダルビッシュ、大谷選手両選手との交流を持てたことは佐々木選手の将来、メジャーでの活躍に大いに助けになると思います。

でも肩だけは壊さないでほしいです。

肩の故障となると多くの名投手が選手生命をはかなく終わらせていますから。


さて話はちょっと脱線しましたが、本題の大谷選手に戻します。

何と言っても大谷選手です。

超一流選手がひしめく中ただ一人大谷選手だけが二刀流です。


天性の恵まれた肉体、恵まれた才能、己に最適な環境が常に整えられている強運、そして一流選手が皆人間であるが故の欲望、誘惑により出来ない中研ぎ澄まされた探求と努力の積み重ねが二刀流を現実のものにさせています。

また話は反れますが、あのレジェントイチロー元選手、ストイックな姿はさながら修行僧のようだったと思います。

さらに現役引退後の今でも同じトレーニングをこなす日々だと聞いています。

されど、あのイチロー氏になくて大谷選手にあるものがあります。


好感度です。


まずはここから考察したいと思います。


結論から言って、大谷選手のご両親の愛情と教育の賜物だと思います。


「そりゃそうだろ、当たり前だろ、何を考察しますだなんて言ってんの!」


なんかいっぱい言われそうですが…

もうちょっと待ってください(汗)

そんなにバッサリまだ切り捨てないでくださいね^^



唐突ですが、ここでたとえ話をしたいと思います。


あなたがペットを飼うことにしたとします。


さあどんなペットが良いかな、定番の犬や猫と言っても色々です。

犬ならばゴージャスなゴールデンレトリバー、自由気ままですが憎めない日本特有の柴犬、とにかくかわいいチワワを代表とする小型犬のラインナップ、代わり種のダックスフンドやブルドック。

「わしはなんちゃ言うても勇ましい我が郷土の土佐犬じゃの~」とか


猫だってもっとそうです。

ゴージャスでくねくね妖艶に歩くペルシャ猫、高貴なシャム猫、魔女のお供に必須の黒猫、白猫、三毛猫、野良猫、うちの近所の(たま)に(まる)。

さあどうしようー

でも犬や猫だけじゃないし、ミドリガメ、熱帯魚だってペットだよな、鳥もいいかも…。


「お客様、お悩みでしたら運命に任せてみたらいかがでしょう。ちょうどこちらにお勧めがございます」


「そうですか、運命ならば四の五の言えないし、お願いします」


「それでは地上で最強種として名を連ねるグリズリー、しかも生粋の人食いグリズリーでございます❤」



はい、質問を受け付けます。


「なんのこっちゃ」

「このたとえ話いるの?しかもだらだら長いし」

「どうせこんなエッセー見てないからどうでも良いし」


あの~最後のご意見だけはなにとぞご容赦ください。


それではご説明させていただきます。


人間はみな同じ種です。


人類みな兄弟、太古の昔ルーシーから枝分かれ、ホモサピエンスと進化し現代の繁栄があります。


神話の世界ではアダムとイブから、エヴァンゲリオンの物語を見ても見なくても、やっぱり繁栄して来ました。

でも感じたことは無いでしょうか…


人間は恐ろしい…


同じ人類でもその中身は分からないから、あまりにかけ離れたオーラ能力を有した存在が、今もすぐ隣で人間として生きていると畏怖と嫌悪と絶望を体験した事は…?


大谷選手が我が子として生まれた時、どこかのタイミングで親であるが故、誰よりも真っ先に我が息子の異質さを知ったのではないでしょうか。


ご両親は賢明です。


栗山監督もなかなか賢明です。

ですがそれは野球の世界だけでの話で、ご両親のそれとは次元が違うものでしょう。

野球選手としての指導育成、その域を出ないでしょうから。


ご両親はこの人間界に適応させるための最適解を導き出しての全力で育み、そして見事にこれ以上はないという結果に昇華させた。


誰もが出来ることではないでしょう、私はこう推察するのです。


先の例えは、回りくどいでしょうがペットと大谷選手を置き換えたものです。

人の子供をたとえ話にしてもペットに例えるなど、こんな表現は失礼千万!そのとおりです。


私の能力の低さ故でご批判があれば返す言葉もありません。


ですが大谷翔平というスーパースターは、その内面は血に飢えた獰猛な人を食らうことを至上とした最強種グリズリーと比肩しうる闘争心、と言うのはまだ生ぬるい《闘争欲》に行動原理を持つ存在なんだと考察、いや妄想した次第です。


ーなんちゃって小話ー


時は戦国、下克上よろしく戦乱の世!


チャチャーン


天下に覇を唱える稀代の武将 大谷翔平上総介

宿敵トラウト弾正天綱を滅ぼした上は、もはやこの男に弓を向けるもの無し。

天下平定にその時を計るまでもない今その時に、揺るぎの無き己をもつ覇者の威風に誰もが畏怖するこの男が、なぜかこの日は似つかわしくない言葉をつぶやいた。

側に控えるは父祖の代より仕える老臣藤台団座衛門、上総介にとっては幼少の時よりじいと慕った稀有の存在、家臣の中で唯一本音を言える腹心に問うたのである。


「のう、お主なら偽りは申すまい、わしは天下を取るにふさわしいと思うか?」


このような問い掛けを六天大魔王と呼び恐れられる御館様から聞くとは夢にも思わず驚き息を呑んだ団二郎、しかしその問いに思案する余地など無いことに気付き我に返る。

「御館様されば申し上げます、いかにこの世広しと言えども、そのすべてを見渡すまでもござりませぬ、御館様ただ一人、天下を修るご器量だとご推察致しまする」


「うむ」


チャンチャン


はは…(汗)

小話にあきれた方は、無理なく飛ばせるようにインディックスの設定の仕方を教えてくださいませ。


それでは、気を取り直して、まとめに入ります。

〇イケメンで笑顔もさわやか

〇意図せずデッドボールを与えた相手に、メジャーではタブーとされる謝罪を示すその潔さと信念

〇マウンドにごみが落ちていれば億劫がるどころかサッと拾ってさりげない

〇デッドボールを当てられた時でも、何食わぬ顔で相手選手ともフレンドリーにコミュニケーション

〇もちろん審判サンにも無邪気そうに、コレまたフレンドリー

〇ベンチでは結構いたずら好き、それもおおむね受け入れられている様子

〇温和で親しみやすそうな雰囲気が溢れている

〇プレーでは精悍な表情が魅力的(コリャ異性で無くともイチころです)

〇お金に執着があまりない様子がマジ尊敬

〇どっぷり野球中心の生活らしく、スキャンダルなしでパパラッチ殺し

〇あわや危険球かというボールに相手バッター激高、乱闘寸前になってもどっしり構えて、なんとなんと少し笑ってる豪胆さ、その後しっかり三振取るってメンタルお化けっぷり

〇WBCの試合にて、片膝着いて、しかも片手の体制でホームラン

〇フリーバッティングでは特大打球を見せつけ、チームメイトたちから呆気に取られたってコメント続出


〇極めつけは、決勝を決めた最終回でのピッチング、この大会のアメリカチームのまさに中心で、チームメイトで超一流のトラウト選手、大谷と軋轢があるから盛り上がった【大谷VSトラウト】情け無用のスライダーで三振ブッタ切り、正にマンガ!今回考察を書くきっかけになりました


これらの事は大谷選手の類まれな才能と、今でも野球少年の心を持ち続けてプレーしている結果だという意見があります。


私も今まではそう思っていました。


しかし、あの決勝をきまる最終対決を見て妄想してしまったのです。


さてなぜ大谷選手は二刀流をしているのか?


先にも述べた、異質な獰猛な闘争欲から来るものだと、わたしは思い至ります。


燃える男と言えばご存じ長嶋茂雄。


しからば大谷選手を形容すれば【業火の人の皮をかぶった肉食獣】 


打つだけでは、投げるだけではこの闘争欲は満たせないのです。


ただ獲物を狩るだけではなくー

打ってぶっ叩きー

投げてぶった切るー

たまに走ってぶん回すー


あのグラウンドは狩場なのです。


なぜ、トラウトは大谷を毛嫌いするのか?

正直、人種の偏見や自分の優遇された今のポジションへの保身と警戒とか様々あるでしょう。

しかし表には出てこない本質は―


トラウトも第一級の獣です。


大谷が持つその本性の異質さに、そのヤバさに、トラウトの本能が刺激されるのだと思います。


大谷選手の好感度、これも先に述べましたがご両親の愛情とご努力の賜物だと思います。


大谷自身が意識せずにこの人間世界に溶け込める所作、マインドを意図的に計画的に浸透させていったのだと思います。

獲物を狙い牙を剥くのをさわやかな笑顔に、デッドボールなどのラフなプレーにでもあくまで冷静かつフレンドリーな所作は、狩場を保持する為の必要な仕込みです。


ベンチのいたずらは身近に獲物がいることが本当に嬉しいのと、狩りをする場面に備えての体慣らしでしょう。

お金に執着があまりない。


これはお金より、内にある闘争本能を満たすことを優先するが故で、なかなか普通の人間だと金銭欲求を上回る欲望を持っていないと思うのですが、それだけ大谷選手の闘争欲が桁外れなのだと思います。


ストイックな野球漬けの生活これもそうです。

獰猛な野獣が爪を研ぎ牙を磨く余念が無いのは至極真っ当なことなのです。


WBCの日本代表の面々、大谷選手のフリーバッティングを見て驚いた。


私はその殺気に、いつ自分が捕食される日が来るかもしれない事に恐怖したのではないかと思います。


表立ってビビったと言ったら、自分の器の小ささを晒すようで躊躇われるし、食われる恐怖を感じたなんて言ったら頭がおかしいと思われかねませんから。


このエッセー、こんなこと書いて読まれないでしょうけど、その方が幸いかもしれません。

きっと理解してもらえないと思いますし、蔑みと、お怒りとパッシングを受けるかもしれません。

ヘタレな私はきっと心は折れ曲がるでしょう。


でもです。


しかしです。


決して世間で多く言われている、才能ある野球少年がいつまでもその心を持ち続けている結果、というピーターパン説ではないといい歳こいた私の廚二心がささやくのです。


大谷翔平は、その常軌を逸した獰猛な野獣もしかしたら魔獣とすら言える内面がモチベーションとなり二刀流をしている。


これが本質、真実なのだと思うのです。


さあ、今年のシーズンも間もなく始まります。


華やかなペナントレース!


しかし大谷選手にとっては血をすすり、肉を食らい、骨を砕き己の欲望を満たして喜悦する一匹の獣が放たれる時に他ならない。


人間界に溶け込む事をも身に着けた獰猛な幻惑魔獣の狩りの解禁シーズン!


よだれを滴らし牙を剥き、鋭く研いだ爪を持つ前足で手招きをする。


本能が抱く言葉は【蹂躙するは我に有り】


容赦のない威嚇の表情は只々さわやかな稀代のスーパースターにして永遠の野球少年の笑顔にしか認識できないのでしょう。





感想、コメント頂けたら幸いです。

お叱り、ご批判、吊し上げなどヘタレ弱者の私だとすぐに心は折れ曲がってしまいますが、ここは藁にも縋る気持ちでなんでも受け付けますのでどうぞよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ