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第八十三話 仕入れに行こう

 営業停止二日目。

 今日は改装に足りない部品を主に仕入れに来た。

 食材を仕入れている場所の隣の店舗向け用品の専門店の多い場所だ。


「僕は部品を探してくるので、マミは食器なんかをお願い」

「うん。わかった」

「終わったらここで合流しよう。帰る前に一緒に行きたい場所があるんだ」

「おーけー! それじゃあ!」


 って別れたけど、一緒に行きたい場所って?

 なんだか昨日の一件からちょっと意識してしまう。

 もしかしてアゼルの思い出の場所で告白されちゃうとか?

 ダメよ。

 メイドと店内スタッフの恋愛は厳禁!

 思わず叫びながらモジモジと体をひねってしまう。


「あのー。大丈夫ですか?」


 通りすがりの人から声をかけられた。


「だ、大丈夫です!」


 一人で妄想にひたってモジモジしてるところを見られてしまった。

 はずかしい!

 早足で逃げるようにその場を後にした。


「さ、気を取り直して必要な食器さがしましょう」




※ ※ ※ ※ ※




 アゼルとお互いに必要なものを調達して待ち合わせ場所で落ち合った。


「マミ。こっちこっち」


 いつにもましてアゼルは積極的。

 ――な気がする。


 アゼルについて行くと巨大な円状に芝生のはえた広場へと出た。

 真ん中に何かあるようだ。


「マミ! 見せたいものはあそこだよ」


 アゼルの視線は円の真ん中の何かを向いていた。

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