第五十話 メイド喫茶『オスティウム』絶好調。
「今日も一日頑張りましょう!」
アゼルの号令に合わせてみんな挨拶した。
「はい!」
あたしはいつも通り元気よく返事した。
「はぁい!」
ミクちゃんも元気に続いた。
「はいッ!」
最後にレイちゃんもはっきりと大きく。
今日は、平日だけどレイちゃんにも出勤してもらった。
キッチン1人。ホール3人の4人体制。
フルメンバーだ。
オープンと同時にさっそく入り口の呼び鈴が来客を知らせた。
「お! シロちゃん。カウンターへどうぞ」
シロちゃんは昨日の対策で30分前には並んでいたらしい。
シロちゃんをカウンターへ案内すると次から次へと女性客がご来店された。
「いらっしゃいませ!」
レイちゃんとあたしで、どんどんご案内しミクちゃんが注文取り。
アゼルはドリンクとフードを作る。
昨日の反省を生かしてチームで動く。
「メイドさんかわいい!」
「猫の紳士? 猫紳士もかわいい!」
「ほんと、このお店すごい、これだけお客さん居るのに案内から注文まで待たされること無かったし」
「カラアゲ? これ、おいしい!」
「オムライス? こんなのはじめて!」
来店されたお客様から次々と称賛の言葉が出てくるのを聞いて増々やる気が出て全てがうまく動く。
※ ※ ※ ※ ※
何にも無い平日なのに過去最高売上だった。
156840デジ。
4人で回しているとは思えない売上だ。
あたしが現実世界で勤めていたレストランでもこれだけの売上はなかなか出なかった。
メイド喫茶『オスティウム』軌道にのってきたのかも。
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10月9日(水)
メイド喫茶『オスティウム』
料金 1時間1980デジ 延長30分ごと950デジ
売上
日別 156840デジ
月別 1033170デジ
年別 2711990デジ
席数
28席
カウンター 6
テーブル 24
メニュー
オムライス(メイドのお絵かきあり) 1000デジ
オリカク 1500デジ
メイドドリンク 1000デジ
チェキ 800デジ
初心者セット1500デジ
カラオケリクエスト 1000デジ
カラアゲ 500デジ
メイドの心得
メイドの心得1。
お客様のプレゼントに遠慮はしない。代わりに全力で喜ぶ。
メイドの心得2。
お客様の事は、お客様から話をされるまでは詮索しない。
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