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第四十六話 順調です。だけど。

 今日もレイちゃん、ミクちゃん、出勤。

 アゼルとあたしも出勤。

 フルメンバーだ。

 昨日は過去最高の売上で15万デジを越えた。

 

 お客様も初期からの常連シロちゃん。

 さっそくついたレイちゃん、ミクちゃん推しのお客様。

 この調子なら月の売上200万デジも越える。

 相変わらずあたしとアゼルは休み無しだけどお店は順調だ。


 チェックシートを事前に作って準備したこともあって毎日のルーチンワークも円滑に回っている。

 元々アゼルが開いたお店をメイド喫茶に改装して始めたお店。

 あたしは飲食店経験とありとあらゆるメイド喫茶を回った経験がある。

 そして、クロちゃんの夢のお告げもある。

 順調なのはこれまでのみんなの下地があるからだ。

 何の経験も無くお店を開いて数ヶ月で閉店するレストランは沢山見てきた。

 そして、1年も経たずに別のお店になってしまうメイド喫茶も沢山見てきた。


 個人で勢いで始めたようなお店がすぐに無くなってしまうのは仕方が無い。

 しかし、大きな企業が手掛ける話題性のあるお店でさえも1、2年で無くなってしまうのだ。

 飲食業、その中でもメイド喫茶というのは甘く無いのだ。


 色々と考えながら満席となった店内で、ホールを忙しく回る中、入り口の呼び鈴が来客を知らせた。

 入り口には予想もしなかったお客様の姿が見えた。

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