第三十話 制服を発注しました。
今日は、オープン前にやらないといけないことが沢山ある。
新人の入店にあたって準備しないといけないことだ。
来週から2名の新規採用ということで制服を大急ぎで作ってもらうことになった。
あたしは変身スキル使えばいいけど新人2人はそうはいかない。
「僕の知り合いの仕立て屋さんに大急ぎで作ってもらえることになったよ」
「アゼル、さすが! 最初に2セット、後は早めに3セット欲しいわ」
「2人だから2セットじゃないの?」
「洗濯してローテーションを考えたら予備1着も入れて全部で5セット欲しいわね」
「ああ、そうか。さすがだね。マミ」
カチューシャ 3000デジ
ブラウス 12000デジ
ワンピース 8000デジ
エプロン 8000デジ
1セット合計 31000デジ
5セットで155000デジ。
少しおまけしてもらって15万デジにしてもらった。
オリジナルの制服は意外に高い。
現実の世界でも代理店なんかが入ると1セット10万円なんてこともあったが直接国内依頼だと3万円ぐらい。中国やベトナムあたりに発注だと1万5千円ぐらいだったけど思ったような衣装が出来なかったりする。
制服2セットは来週に間に合うことになった。
新人、入店にあたってオープン作業、クローズ作業、など仕事を共有してチェックする仕組みを作らないといけない。
今まではアゼルとあたしで回してきたけど、これからは違う。
来週から4名体制。
いよいよお店らしくなってきた。
お客様も増えてきてるし、やるぞおおおおおおお!




