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妖のクラスルーム  作者: 森マッコリ
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少年の朝

おはようございますだかこんにちはだかこんばんはだかわからないけどとりあえずこんにちは。s中学校1年の森マッコリです。まだまだガキなので、文章もあまり上手くはか書けないかもしれませんがよろしくです。だいたい1,2週間に一回ぐらいの投稿だと思いますので、どうか温かい目をよろしくおねがいします。

*プロローグ*



雷鳴が轟く。雨が横殴りに降り付ける。すごい突風。とんでもない嵐の中、俺は走る。背中には少女がしがみついている。後ろからはヤツの叫び声。空にはヤツの部下が飛んでいて、うかつには行動できない。


ヤツの声が一段と増す。ああ、俺としたことが・・・この一人の少女のために俺はやられるのか?いや、神たるものそんな恥さらしなことを考えてはならぬ。町の奴等を一人たりとも見捨ててはならぬ。ついに追いつかれた。


よし、迎え撃とう。


先手必勝だ、とばかりに俺はエネルギーの玉をぶっ放した。よし、と思ったのもつかの間。


「神とはそんなものなのか?」


などと、ヤツは余裕ぶっこいている。むかついたから、俺はさっきよりも威力の高いエネルギー玉をぶっぱなした。

だが、その攻撃も全くと言っていいほどに効いていない。まずい、これ以上威力の高いエネルギー玉を使うと山の生態系が崩れる。

そんなことを考えてたらヤツの部下に上から攻撃された。反射的に避けると目の前にはヤツの顔。ハッとしたのもつかの間、俺はやられた。光の束が上へと放たれる。ものすごい地響きとともに爆音が轟く。

意識が遠のいていく。


俺は人間などにまけるのか?


と、その時


「何よ、あんた。コン太になにすんのよ?」


やめろ、ヤツにけんか売るんじゃねえ・・・あとだれがコン太だ。いつも言ってるだろうが。


よろよろと立ち上がる恵子。何をする気だ?


「コン太を傷つけないで。」


その瞬間再び爆音が轟いた。


「恵子おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


目を開けるとそこには血を流して冷たくなった恵子の姿があった。


「これが神の姿か。人一匹救えないとは情けない。」


ヤツのあのへばりついたような笑みを消し去りたかったが、体が動かない。


くそう、何もできないままにやられてしまうのか?


閃光が走った。俺は意識が遠のいていった。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



ガバッッ


あるアパートの3Fで少年が飛び起きた。


「なんだ?今の夢は・・・」


少年はしばらくうろたえていたが、気を取り直して学校へ行く準備に取りかかった。


彼は一人暮らしで記憶がない。自分の名前の金尾狐太郎かねおこたろうと、自分が昔畑中学校の3年であるということしか覚えていない。彼の友達は一人だけ。橋中修也はしなかしゅうやただ一人。


彼が記憶を失う前はどうやらクラスの盛り上げ係でたいそう人望が厚かったらしいのだが、失った後はすっかり陰気な彼に彼の友達はどんどん離れていってしまった。そんな少年に最後まで付き合っているのはかつて大親友であった修也だけなのだ。


朝ごはんの干からびた食パンを口に含み、今日ものろのろと学校へ向かう少年なのであった。

ひゃー書いてみたら達成感ハンパねぇ!!これからまったりのんびりと送っていきますのでよろしくおねがいします。

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