表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/73

第6話ー3

 研究区。5つの区域の中で最も面積が小さい地区で、建造物が1つあるだけ。しかし、その建造物は地上と地下、共に10階建の構造で、東京ドーム5個分の大きさである。


 現在は、鹵獲した使い魔のリバースエンジニアリング等を通じて、復興・発展のための研究を行っている。その技術は公開されているが、技術を利用した新たな発明は非公開になっているので、セキュリティは厳重になっている。


「さて、どうしようか」


 私は、施設の屋上で侵入方法を考えていた。


 守人のいる場所が地下5階ということは、既に建造物に生命を与えて調べた。だが、セキュリティの問題から少し検討する必要があった。




 方法としては、①強行突破、②変装、③隠形、といった選択肢がある。


 ①は、特に考える必要はなく、ただ壊して進めば良いが、力を使うためのコスト――魔力が尽きるおそれがある。


 ②は、どんな人物がいるか不明であるため、調査の必要があって時間がかかる。


 ③は、力を使えば完全に姿を消せるので、守人を見つけて解放するまでは楽に進める。


 現時点では、③が最も有力だろう。守人を解放すれば、おそらく私の潜入は発覚するので、その後の戦闘を考えて、最も疲労の少ない手段が望ましい。


 私は、姿を隠して潜入することにした。


 使う属性は光。私の全身を薄い魔力の膜で覆い、それに周囲の景色を投影することによって、姿を視認できなくさせる。また、サーモグラフィについては、建物全体に私を認識させないように命じたので、誰も私を止めることはできなくなった。


 完全に視認されなくなったので、潜入はスムーズに進んだ。


 カードキーや網膜、声紋等の電子チェックは、機械に生命を与えることによって誤認情報を認識させ、通過できた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ