表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/73

第3話ー6

 しばらくの間、もはや当たり前と化しているやりとりをしていると、不知火が口を開いた。


「ずいぶんと、仲がよろしいんですね」


 特に感情を出すこともせずに、淡々と話してくる。


「あのー、不知火さん?」


「何です? 彩さん」


「この光景を見て、仲が良いと思うの?」


「ええ、思いますよ。あなた方なりのコミュニケーションなんでしょ?」


「……まあ、そうなんだけど」


 どうにも調子が狂う。よっぽど屈折した思考の持ち主なのか、それとも器が大きいのか。


「それで、話はなんでしたっけ? ――ああ、私が一人になりたいから、あなた方がここを離れるということでしたか。私としては、あなた方なら、ここにいていただいても構いませんよ」


「そうなの?」


「ええ。あなたは、私を珍しい動物を見るような眼で見ることもなければ、嫌悪する眼で見ることもありませんでしたから。逆に、お話を聞かせて欲しいくらいです」


「それなら、一緒に食べましょうか」


「はい!」


 こうして、三人で昼食をとることになった。私とミナハの弁当を三人でつつき、主に学校のことを話しながら、時間は過ぎて行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ