もう、半分まで来た。
お手に取っていただきありがとうございます!
それから数日経ちまして。
私が料理をネイアに見てもらいながら作って振る舞い、トマス先輩に褒めてもらったり。
スターリィが二日酔いでカカラックさんと2人仲良く死んでいるのを聞いたコール船長が大笑いしていたり。
シェータリさんに編み物をネイアと一緒に教えてもらったり。
スターリィがシェータリさん、カカラックさんと晩酌していたり。
それをトマス先輩が見つけて怒っていたり。
でもお仕事はちゃんとこなして、適度に遊びつつ過ごしていたこの数日間で私達はかなり仲良くなったと思う。
そんなある日の朝、とある大陸が見えた。
「陸が見えたぞー。」
そう言うコール船長の声を聞いた私とネイアは朝方にもかかわらずバタバタと音を立てながら操縦室に行って、窓の外を眺めた。
そこにはきらびやかな都市が見えた。
「あそこが…ドトタル市ですか?」
「ちげぇよ。ここはボスバストンだ。」
後ろからダルそうに歩いて来たトマス先輩が私にツッコミを入れた。
「ボスバ…?」
名前が長くてよく聞き取れなかった。
「ボスバストン、だ。」
「なるほど…。
この都市すごく綺麗ですね。
色鮮やかで…。」
「ああ、綺麗だろう。
俺は来るのが二回目なんだ。
だから知っているんだが、ここは料理も美味しいぞ。特にシーフードが美味い。」
「そうなんですか?」
ネイアがトマス先輩に聞いた。
「ああ、そうだ。
またお前らがここに来ることになったら…食べてみるといい。」
「覚えておきますね。」
「ああ。」
「今ね、ボスバストンに船が集まりすぎててね。ちょっと港に人が多すぎて入国制限かかってるんだよね。だから今回は港に降りれないんだ。ごめんねぇ。」
コール船長は会話を聞いていたのだろうかは分からないが、申し訳なさそうに言った。
「えー。」
スターリィが少し眠そうに言いながらやってきた。少しダルダルのパジャマを着ている。
「スターリィのパジャマ、初めて見た。」
ネイアがスターリィにそう言った。
「そうですかぁ?」
「うん、その服かわいいね。」
「えへへ、ありがとうございますぅ。これカカラックさんのお下がりなんです。
僕手持ちの服を配達員の服にしようと調節してたら、服が少なすぎてパジャマ用の服も無くなっちゃって…。」
「まあこの会社制服あるけど、ジャケットだけだし、服結構いるんだよね。」
「そうなんですよねぇ。」
今更だがブリーズには制服がある。
ブリーズの制服は赤と黒を基調としたジャケットを着ていれば中はなんでもいいといった感じだ。
まあ陸に降りて、仕事をしなければほとんど着ないから、あまり今は皆さんにお見せすることは出来ないだろう。
お読みいただきありがとうございました!
画力が無いのが惜しいです。




