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困惑

ひっっさしぶりの更新です〜!

繰り返しますが、今回は書き切ることが目標なので

この作品は必ず完結させます…!

ワンルームのフローリングの上に

時雨を寝転がし、ベッドの上にタオルを敷く。


濡れてる服は、ひっぺがして洗濯ネットに。

着替えは昨日、貸そうと思っていた服を

箪笥から引っ張り出して、着せていった。


「着替えても、体は冷えたままだよな……」


看病なんてしたことがないから、

こういう時に何をするのが正解なのか

わからない…。


熱がありそうだけど、熱の時に風呂って

避けた方が良いんだっけ……?

うちに体温計は……無かったような…。


とりあえず、今すぐできる方法で

体温を測ろう。

時雨の額に手を当ててみると、

ジワッとした熱さが伝わってくる。


「これ、熱あるよな…?どうしよう……。」


一気に不安が俺を襲う。


気持ちを紛らわす為に手を動かしたくて、

時雨の濡れている髪の毛に、何度もタオルを

押し当てた。


――――――


足が痛い。

体が重い……。

心なしか、体がだるい気がする…。


目を閉じたまま、ベッドサイドに

置いてあるはずのスマホに手を伸ばした。


あれ、スマホねぇな…。

そういえば今、何時だ……?

今日2限がある日じゃなかったか……?


徐々に脳みそが動き始める感じがした。

でも、まだ目を開けたくない…。


――ギシッ


あ〜玄関前の床、また軋んでるよ…。

ん?玄関に誰かいるのか……?あ!!


「時雨っ!!……ゴホッゴホッ!!!」

「っ!!花火!大丈夫!?」


寝起きで急に大声を出したからか、

それとも飛び起きた事に体がびっくりしたのか

咳き込んでしまった。

なんだか喉がすごく痛い…気がする。


でも、俺の服を着た時雨が

慌てて駆け寄って来るのを見て、

なんだか懐かしい気持ちになった。


昔、川辺で花火をすることになった時

こっそり水鉄砲を持って行って

時雨の服を濡らしたら、後で母さんから

めちゃめちゃ怒られたんだよな〜


それで急遽、時雨が俺の家に来て

服を貸したんだっけ…。


なんて子供の頃の思い出をふと思い出したが、

俺はどうしてベッドで横になっているんだ?


しかもパジャマを着て、頭に熱冷ましシートを

貼っている…。


全く身に覚えがない……。


「花火!体調はどう?

何か食べれそう??ここって体温計ある?」


今の状況を何も理解できていないけれど、

時雨はさっきよりも元気そうだ…。

心が少し休まった気がした。

ようやく自分の書いた内容に納得したので

投稿出来ました。

長くなったので分割しています。

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