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エクストラムマン  作者: モッズコート
怪の八 螺旋階段
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第七十六話

 だけれど、どうしてもタグルークのいる巣窟へ繋がる道がわからないのだという。


「はやくしないとやばいんじゃねェの?」


 隼人が言うと、ティユルシが頷く。


「ああ。はやく魂を取り返さねば、君の両親はちょっと再起に苦労してしまう。君もいつまでも夜風家に世話になるわけにもいかないし……」

「うーん」


 二人が頭を抱えていると、「大変そうね」と光星が言う。その光星の頭に何かがゴツッと落っこちた。


「アハハ! がちおもろい」

「はっ倒すぞ。いったい何!?」

「ふむ」


 ティユルシがそれに触れてみる。どうも、石ころのようだった。


「なんの変哲もない石ころだが……空から落ちてきたというのがちょいと気になる」

「確かに。なんか隕石みたいな感じでもなさそうだ」

「どっかで火山噴火したんじゃね」

「エーッ? クスクス」

「はっ倒すぞ」


 隼人はその石ころを持ち上げてみた。


「あまり、重くないな。中は空洞かァ?」

「空洞っていうより石ではないのかもしれないな」

「誰の悪戯?」

「とも考えにくい……ふむ……一度地下に持ち帰ってみよう」

「だね」

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