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一歩の重さ  作者: burazu
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プロローグ

 奨励会、それは将棋のプロ棋士を目指す者にとっていわば登竜門のようなものである。


 入会だけでも狭き門ではあるが、ここよりプロ棋士が誕生するのは半年で2人、1年で4人というまさに選ばれた者だけが通れる狭き道なのだ。


 この秋も新たなプロが誕生し、その戦いを終えたばかりの1人の少年が将棋会館でインタビューを受けていた。


「長谷新四段、昇段おめでとうございます」

「ありがとうございます」


 インタビューを受けているのは長谷一輝といい、高校1年生、16歳だ。10代でプロ入りすることはそれだけで天才といっても過言ではなく、そんな彼にインタビューが続く。


「早速ですが、プロ入り後の目標は?」

「タイトルホルダーを目指していきたいと思います、その為にはもっと将棋の質を高めていきたいと思います」


 その後もインタビューは続き、ようやく記者からの質問は終わったのである。


「ありがとうございました、それではこれで失礼します」


 そう言って記者は去っていき、一輝もどこへなりと向かおうとしていた。


 これはそんな彼がプロの頂点を目指していく物語である。

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