魔法 魔術 関連
魔法
術者の願望を魔法法則に適応することによって、発生した現象を指す。具体的な手順は、まず初めに魔力を認識し、その魔力を任意の形で操作する手順として、呪文の詠唱や魔法陣の使用などを行うことで魔法法則に基づいた術式が組み立てられ、魔法が発動する。法則を無視した現象はどれだけやっても起こせない。
分類 下級 中級 上級 災害級 天災級
魔力
魔法を起動させるための要素。原初の生命力とも呼ばれる。魔力と生命力は同一で魔法を行使するために生命力を変換もしくはチューニングした力と言える。魔力生成する方法は二つあり、自然、世界に満ちている魔素を吸収して精製し自身の魔力にする方法と自身の生命力で生成できる魔力がある。基本的に両者の質に差はほとんど無いが、前者の方が後者より遥かに魔力が多く、後者はあくまで自身の生命力であるため使いすぎると体に悪影響がでる。ただし吸収する手間がない分使い勝手がいいため多くの者はこの方法を使う。逆に前者は吸収する手間こそ在るが生成量が多く自身の生命力を使わないため負担が少ないという利点がある。ただし吸収時は無防備になることと変換出来る量は魔力回路に依るため無限に使うことは出来ず、また保有できる魔力の量も限界がある。
魔力回路
あらゆる生物が持つ器官で、これを用いて生命力や魔素を魔力へと精製する。生物によってその能力が違い、同じ生物でも差がでる。
魔法演算領域
意志のある生物が持つ器官で、これを用いて魔法を発動する。魔法を何度も扱っていると洗礼されていき発動が早くなったり無意識下に記録されると無詠唱や魔法陣を展開することができる。
魔法陣
魔法を体系化して扱い易くしたもので、安定した発動が可能であり魔法領域や魔法道具などに刻み魔力を流すと発動する。魔法陣は使用者によって改変することができる。複数枚重ね合わせ威力を高める方法や蓄積型魔法陣などの技術がある。
属性
生まれつき持つ魔法遺伝子の事で、身体や魔法に影響する。一人に一つで、魔法は使用者の属性に合うもの程扱い易くかつ威力が高くなりやすい。属性は個人差があるものの他の属性に変質させてを扱う事ができるが、威力は劣化する。違う属性を完全に扱うには精霊石や属性石などの触媒が必要とされる。
全てで九種 火 水 風 土 樹 雷 氷 無 聖
属性魔法
実体のある魔法なので、自分の魔法で怪我をしたり発動場所の影響を受ける。自分の使える属性と同じ魔法が扱え、魔法の中ではもっとも扱い易く発動にはイメージと暗示だけでも可能なほど。しっかりと体系化されており、高度なテクニックの一つに詠唱せずに魔法陣を描き魔法を行使するのもある。
・火魔法 火を扱う
・水魔法 水を扱う
・風魔法 風を扱う
・土魔法 土を扱う
・樹魔法 樹を扱う
・雷魔法 雷を扱う
・氷魔法 氷を扱う
・無魔法 強化や結界、空間、回復などの属性によらない魔法
・聖魔法 修行や聖系の妖精、妖精種、魔物との契約で得る事が多く生まれつき持つ者は珍しい
元素魔法
属性魔法とは違い仮想物質によるもので籠められた魔力が無くなると自然と消える。自分の属性と関係なく扱え、自分の魔法で怪我をする事や場所の影響を受ける事はない。属性魔法から不安定要素を取り除いて厳格に体系づけたもので、自由度はなく、厳しい法則を無視した現象も起こせないが、必要な知識を学んで正しい手順を踏めば誰にでも使える。
複合魔法
複数の魔法を組み合わせたもの。組み合わせ次第で威力が上がったり不発になったりと考える必要があり、違う種類の魔法同士でも可能だが難易度が跳ね上がる。
精霊魔法
精霊と契約して使える魔法の総称。精霊の位によるが基本的に高威力であり自由度がある魔法ほど協力してくれて、もっとも強い威力だと災害と変わらない。精霊武装という奥義があり武器や防具になりその形は千差万別。
憑依魔法
妖精種や魔物と契約して使える魔法技能の総称。契約した対象によって扱える技能が違い相性や絆によって威力が変わる。完全憑依という奥義があり発動すると身体が部分的に変態し能力が向上する。
契約魔法
様々な契約時に使用する魔法。人同士だけでなく精霊や妖精などとの間でも交わす。位が存在しており高位なほど細かく複雑な条件や罰則を盛り込んだりと自由度がある。商売や使い魔などに使用する。
紋章魔法
魔法的意味や儀式を紋章に表現しており、魔力を流すことで効果を発揮する。様々な紋章がありその能力は千差万別で、場所や物に刻印することで意味に沿った効果の術式を発動させる。
文字魔法
ルーン文字と呼ばれる魔法言語の一つを用いて行使する魔法。ルーン文字には魔法的な意味が含まれており、その文字を場所や物に刻印することで意味に沿った効果の術式を発動させる。ルーンは標準の24文字を基本として様々な派生パターンが存在し、文字によって効果が異なるため、攻撃から補助まで幅広い応用性がある。
作成魔法
術者の想像を魔力によって一時的に物質化したもの。難易度は高く、補助道具を使用するのが一般的で、形は動物を模すのが多く、用途は偵察や連絡が多い。緊急時に武器を再現し、扱うことはあるが、そこまでの耐久性はない。
生活魔法
生活に密着した使い易いように体系化された魔法全般。
儀式魔法
複数人の協力によって行使する大規模魔法で効果範囲が広く様々な用途で使われており、別名広域魔法とも呼ばれる。
対抗魔法
相手の魔法的な干渉を妨害する魔法の総称。その効果と種類は多岐に渡る。対抗魔法は、魔法の発動を妨害したり、効果を無力化、無効化する魔法のこと。
他色々
魔術
魔法と似ているが違いがあり、魔術の発動には必ず専用の触媒や特殊な魔法陣が必要とされる。魔法法則とはまた違う法則であり、体系化されているが魔法以上に個人の才能に左右され易く人を選ぶ。
占術
精霊や龍脈、魔素、魔力などを触媒を通し見ることで吉兆、凶兆を占う。人によって精度が違いあやふやな内容から未来視に近い内容と千差万別であるが、内容はその時点のものなので行動を起こせば内容も変わる。他には相性を占ったり子供の性別を知ることなど範囲は広く触媒によっても向き不向きがある。
錬金術
専用の陣と触媒を用いて様々な物を錬成や調合などする。魔法道具や薬剤などを作成する際には陣と触媒をまとめて調整した専門道具の錬成道具を用いる。
召喚術
触媒と専用の陣で世界の中から妖精種や魔物を召喚する。召喚には術者との相性で呼ばれる対象が変わり、触媒次第で選ばれる対象を絞ることはできる。契約魔法と共に使われており、召喚対象と対話を行いお互いに納得すると魔法を発動し使い魔契約を行う。
他色々
魔眼
視界内のものに一工程の魔法を行使する眼であり、外界に働きかける能動機能。生まれつきの物である。
氣
体内に存在し、消費しても時間が経てば回復する。加工方法によって闘氣や理力になる。氣を用いた治療法がある。
闘氣:体に纏ったり、相手に当てたりする。要訓練
理力:羽に流すと飛行できる。誰でも出来る