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さん

付き合って5日後に初デートをすることになった。誰とも付き合ったことがない僕が積極的になれるはずがなかった。会話も自分からすることが出来ず、全部女性発信だった。


娘でもおかしくない年齢の女性と話す機会はそれほどない。デートがカラオケだとしても何を話していいか分からない。好きなものが違っていて女性が興味を持つ話は出来ないだろうし、正直話が噛み合わないだろう。そう思っていた。


僕はパパと同世代らしい。女性はパパと仲良しらしい。おじさんとの会話はパパで慣れているらしい。だから仲良くなれた。心から笑顔になれた。希望が見えた。工場勤務の夢なき僕に。


女性は夢なき僕とは違う。大きな大きな夢がある。デートのカラオケで聞いた美声。僕を心地よくさせる優しい音色。恋は楽しく、愛は初々しく、女性は美しい。女性のプロになれるほどの歌声に酔いしれた。


女性はどうやら歌手になることが“夢みたい”

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