パーティ結成するために!
パーティ結成するために!
「パーティ、ですか?」
「そう、パーティ、仲間を作っておかないと後々困るわよ?」
キャロルさんは、何故かドヤ顔でそういった。
「どうやったら、パーティのメンバーが集まるんですか??」
キャロルさんは、キョトンとした顔で、口を開いた。
「それは、やっぱり旅に出ていい人を探したほうがいいでしょ?」
「やっぱりそういうものなんですね」
もっと楽な方法があればなぁーとか一瞬思ってしまった。
「パーティを作るうえでの提案なんだけど…、」
キャロルさんは、難しい顔をして話し出した。
「マジュ、貴方って結構昔の人なのよ、年齢的に、で、人生をリセットしてみない?私の子供として、そしたら今すぐ土地神になる必要がないし、私も桜三毛猫になるわ、絶滅危惧の種を少し増やすことができるの…悪くない話だと思うわよ、」
「でも、どうやって?人生をリセットするんですか??」
「ん?それはね、このボタンを押すだけだよ、コレには私の全魔力が入っているの、このボタンさえあれば簡単よ、」
キャロルさんは、笑いながら話しているが、全魔力使った。ということは、新しい俺を出産した後生きているかどうか…、
「全魔力を使ったら・キャロルさんが死んでしまいます。俺のためにやってくれることなのだから、俺の魔力も使ってください。」
「ありがとう……、わかったわ、じゃあまず、力を抜いて?」
俺は、全身の力を抜いた。
「魔力、そのまま半分使わせてもらうわね、」
吸い取られるような……意識が体から離れていくような気がした。
ー続くー
次回 新しい人生
なんか、前回の話での次回予告題名と違いますが、多めに見てやってください。