絶滅危惧種 愛乙音꒰ू๑͒•௰ू•๑͒꒱
第1章 絶滅危惧種
「黒猫自体は死んでいると考えていいわね……」
一瞬、悲しそうな顔をしていた、俺が見ていることに気がついたのかキャロルさんは、とっさに笑顔をつくって見した。
「あなた、封印される前は、結構やんちゃしてたみたいよ、この端末の情報によると…、」
「え?」
キャロルさんは、『やんちゃ』と、優しい言い方で言っているけど…
本当はもっと危ない者だったのではないか、封印されるくらいなのだから……。
「まぁ、気にしなくていいのよ昔の話なんだから、」
「………はい、」
キャロルさんは、優しいなぁ…
でも、やっぱり気になるものは気になる。
「…やっぱり気になるよね…、でも、桜三毛猫は絶滅危惧の種で、とても珍しいのよ、しかも土地神魔法が使える桜三毛猫は、貴方以外いないわよ?しかも今、とても良い人じゃない、後ろを振り返ったらダメよ、」
なんか嬉しいな、そう言ってもらえると、安心するっていうか……。
「まぁ、土地神になる、ということは王様になるということなの、だから、新しく貴方の国、パーティを作らないとね、」
「パーティ?」……
ー続くー
次回 パーティ結成
3話目まで、長くて読みにくかったので、書き方(投稿の仕方)を変えました。
これからもよろしくお願いします。