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私と一緒  作者: マロ
3/12

運動はお好きですか?

昼休みが終わりを告げ、私達は体育館でバレーをしている。

トーナメント形式だから、今は暇だ。

だから、ネットカーテン近くに座って男子の方の試合を見ている。

「ね〜美咲。透くんって運動好きなのかな?」美咲に聞いてみるが、

「さぁ?陸とか航に聞けばわかるかもだけど。」美咲がそう言うと、私は「まぁ本人に聞いてみるのが一番いいよね!!」そう意気込む

ネットカーテン越しに、透君がバレーをしている。

何事にも全力な彼は、息を飲むほどかっこいい。

そうこうしてると私達の出番が来たらしい

「よーし、今は試合に集中だよ〜!!」そう言って、順調に得点を重ねていった。


「勝ったねぇ…」元いた場所に座り、美咲に言う。

「そだね、まぁこっちには調子が良い翡翠がいるし〜」

「またニヤついて…まぁかっこ悪いところは見せたくないけどさ」そう雑談してると…


「ーーー危ない!!!!」透くんの声だろうか?聞いた事ない声色で突然言われたからびっくりした。

ボールが上がる音と、誰かが転ぶ音が聞こえる。

「いてて、大丈夫?翡翠さん」透くんは、足と顔を真っ赤にして、

そう聞いてきた。

「え…まぁ、うん。お陰様で。それより!!透くんこそ大丈夫?」そう聞くと、航が「翡翠ーー!!透ーー!!大丈夫かーーー!?」

と大きな声で言ってきた。

「私は大丈夫だよ。透くんのお陰で、」

「よく取れたね、あんなボール」そう陸が言う。

「派手に転んでたなぁ」少し笑いながら航が透くんの手をとる

「いやぁほんとね、ネットカーテンで滑っちゃって。」透くんも笑いながら答える。

「翡翠さんもありがとう。ぜんぜん大丈夫だよ」ニッと眩しい笑顔で答えてきた。

「そ、そう…?ならいいんだけど、」そんな笑顔に心奪われてると、

「翡翠〜!!そろそろ試合!!!!」同じチームの子が呼んできた。

「今行く〜!!」

その後、透くんと話すタイミングをつかめないまま、体育は終わった。


また今度、タイミングが合う時に聞いて見よう。

そう思った。

体育が終わったあとの体育館は、さっきまでが嘘のように静かで、私の鼓動だけが響いて聞こえてしまいそうだった。

(翡翠さんって呼ばれちゃった…)


放課後になって、「ねぇ美咲!!翡翠さんって呼ばれちゃった!!」

そうはしゃぎながら言うと、

「良かったね〜。1歩、進めたんじゃない?」

「そうかな?…そうなのかな?」まだドキドキしている。


教室に入ってきた陸や、航にも同じように言うと、「良かったね〜」「そっか〜そりゃよかったな!!」みんな祝福してる感じだけど、陸はなんか…今日は変ってくらいニヤついてるね。

あっ、また美咲になんか言った

「もうなーに?そうやって2人でニヤついてくるのやめてよ〜」そう言いながら、帰路についた。


夜、ベットに潜り、今日あったことをふりかえってみる。

私、やっぱり透くんが好きだな。

今日わかったけど、接しやすくて人のために必死になれる人で、やっぱり運動は少し苦手なのかも。

でも合ってるかどうかはまだ分からない。

いつかわかる日が来たらいいな。

最近は寒いけれど、この日だけは暖かく過ごせたそう

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