秘密の会話
今朝、女の子と目が合った。
その子は自分の友達とよく絡んでいるのを覚えている。
名前は、確かーーー翡翠さん。
綺麗だな…
って、見すぎだ!!
絶対変なやつだと思われてるよ…恥ずかしい
それにしても…白い肌に赤いマフラー、寒さも相まって本当に綺麗だ。
って、なんで彼女のことを見てるんだ。
離そうとしても、何故か彼女から目が離せない。
信号が変わったのを見て、少し早足になりながら学校へ向かった。
翡翠さんが美咲さんにほっぺたを押さえられてる。
頬が寒さによってかほんのり赤い。
…っとまた見てしまった。何度も見てしまうと少し申し訳ないから他のクラスに行こう。
他クラスへ行く途中、2人組に会った。
「おはよ、陸、航。今日も寒いね〜」
「おう、おはよう!!」「おはよう。そうだね、今日最高気温3℃とからしいし。」元気いっぱいの声と、大人しい声が返ってきた。「マジか!?道理で寒いわけだぜ!!」航が少しオーバー気味に反応する。僕は、この2人が友達として大好きだ。
航も陸も、相手を尊重して話してくれる。
人の嫌なところが、2人には無い。
「陸、今日一緒にご飯食べん?」偶にこうして、ご飯に誘う。都合が会う時は来てくれるし、自分と相手両方を大切にしてることが接してればわかる。だから好きなんだろう。
「いいよ。」素っ気ないと思われがちだが、一緒に過ごせば思いやりに溢れてることぐらいわかる。
「ありがとう、じゃ、そゆことで。」
四限の終わりを告げるチャイムがなった。昼休みだ。
「陸〜、食堂行こう〜」「うん。」
人混みの中、何とか席をふたつ確保し、雑談しつつご飯を食べる。
「陸〜、そういや陸って翡翠さんと仲良かったよね?」
「そうだけど、急にどうしたの?」
「いや、今日の朝目が合ったから少し気になって…」
「ふ〜ん…」陸は何か少し笑ってるような、何か含みのある返事をした。
「どしたの?なんかあった?」そう聞くけど
「いや、なんでもないよ。」誤魔化されてしまった。
「そう?まぁいいや。」
「それで?翡翠のこと気になってるの?」急にぶっ込んできた友達に向かって少し焦るように言う。
「べ、別他意は無いよ!?ただ、ほんの少し気になったというかなんというか…」
「あはは、焦りすぎだよ。」
「はぁ…まぁほんとに少し気になっただけだよ」
「確かに翡翠可愛いもんね〜?」陸がたまにする悪い笑みだ。
「いじんないでよ…いやそうだけどね!?」なんか、航みたいになっちゃった
「あはは、ごめんごめん。あっ、そういえば僕用事あったからそろそろ行くね。」そう言って、そそくさと帰っていった。
「全く…陸今日元気な日だな…被害者が俺以外にも居らん
といいけど」そう独り言を呟いて、食堂を後にする。
陸は居らんくなったし他のクラスの友達と話して、昼休みをすごそうっと。
ただ、会話している間、僕の頭には朝見た赤いマフラーが残り続けていた。
2話目は透が主人公でしたね。
体育に何か起こるのかな?




