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私と一緒  作者: マロ
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始まりの日

あ、居た居た。

いつもこの時間に交差点に居る彼

私は彼に、恋をした。

私の名前は翡翠(ヒスイ)

どこにでもいる普通の女子高生。

彼の名前は透。私とは似ても似つかない、そんな男の子。

ふと目が合う…少し赤い耳、白い息、全てが綺麗に写る。

あっ、逸らされてしまった。見とれてたことバレてないよね…

彼は、信頼される人だ。優しくて、成績も良くて、ちょっとドジっ子だけどそんな所も可愛い。

彼から見習えるところは多い。


「どしたの?なんか機嫌いいね?」私の親友が声をかけてきた。

「なんでもないよ、美咲(ミサキ)

「そうは言うけど、可愛いほっぺがいつもより赤いぞぉ」美咲が両手でほっぺを押さえてきた。

「や、やめふぇよみふぁき(やめてよみさき)」彼だって教室にいるのに、見てないよね?

「どしたの?また彼と何かあった?」美咲が小声で言ってきた。

「べ、別にそんなんじゃないし」つい動揺して不自然な感じになってしまった。

「ふ〜ん…」ニヤニヤしながら言ってきた。

「おはよう。何か楽しそうだね。」「俺らも混ぜてくれよっ!!」

聞こえた声の先には、大人しげな男子と、その正反対に明るい男子が立っていた。

「ねぇ航、陸、翡翠がさぁ…」2人は(ワタル)(リク)私達は4人でいつも過ごしている。

航は明るくてエネルギーがある

陸は静かだけど優しいってことを皆が知ってる

この3人との時間が、私は好きだ。

「それで、進展はどうなんだ?」航が言う。陸も興味があるようだ。

「大したことにはなってないよ。今日も目があったってだけだし。」そう言うと

「ま、そんなとこだと思ったぜ〜。」

「翡翠って変に奥手で乙女だしね。」

航と陸が口々に言う。

「それで?結局愛し彼の名前は教えてくれないのか?」そう。2人は男子全員と仲が良いし、恥ずかしいから言えてないのだ。

「美咲、どうしたらいい?」

「別に話せばいんじゃない?笑うような奴らじゃないし。翡翠が嫌じゃなければだけど。」そうコソコソ話をして、

「じゃあ、昼休みにでも話すよ。」そう言うとHRを告げるチャイムがなった。

「オッケーじゃあ昼休みな!!」「わかった。」そう言って各々席へ着いた。


昼休みになると学生たちは昼食を食べに食堂へ向かう人、そのまま席で食べ始める人、教室で友達と机を囲んで食べる人など、様々だ。

私は普段、美咲と他の女子3~4人でご飯を食べる。

今日もいつもと同じメンバーでご飯を食べたあと、美咲と二人で話していた。

「愛しの透くんは今はいないからさみしいねぇ、翡翠。」ニマニマと美咲が言う。

「もう美咲!!怒るよ」

「えへへ、ごめんごめん。」

「調子いいんだから…」そんなふうに話していると

「おっすーおまたせ」航と陸が来た。

「じゃあ聞かせてもらおうか?」そうめずらしく陸のテンションが高い。

「いいよ。他の人には公言禁止ね?」

好きな人の名前を二人に話した。

「透か、あいついいやつだよな!!」

「へぇ…透なんだ。いいこと聞いたな」ふたりとも反応は様々だった。

なんだろう、陸がこんなに喜んでいるところ見るの初めてかもしれない。

「なになにその反応。陸らしくなくてちょっと怖いんですけど。」そう美咲が言う。

「実はさ…」陸が美咲に向かって耳打ちをしている。

「えぇ〜!!ホントに!!?」何を言われたのだろうか、話し終わった途端美咲もニヤニヤしだした。

「ちょ、何その目は?」親友たちから生暖かいような冷やかしのような目線を感じる。

「も、もう!!次体育だから行くよ!!」そんな目線に耐えきれず、つい急かすように言った。

恋愛ものを書いてみたいと思って書きました。

長編になる予定ですが、話数は未定です。

応援してくれると励みになります。

<登場人物>

翡翠(わりといじられキャラ。透に恋をする女子高生)

透(優しくて穏やか。???に恋をしている男子高校生)

美咲(明るく、少し意地悪。小学校からの翡翠の親友)

航(ムードメーカーで友だちが多い。)

陸(おとなしいが友達想い。)

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