自然とテクノロジーの狭間に存在する『法』という概念 ~『法』による、自然とテクノロジー間の距離の整合性取得の限界~
この度は、少し脳内休止をしようと思い立ち、なんとなく思い浮かんだことを、つらつらと、簡潔に、小説タッチでまとめてみました。
極めて簡潔な小説ですが、なんなり、現代社会や、未来についての考察を踏まえた形になっているのではなかろうかと思います。
みこと「西音寺!!」
弁護士のみことは、またかというような隣の探偵事務所にいる『西音寺』に関する依頼を見て、『西音寺』の探偵事務所に駆け込んだ。
みこと「あれ…いない…。」
西音寺はその頃、街中から、街はずれへの道を何となく歩いていた。バス停では、老若男女問わず、『スマートフォン』をいじっている。バス停でなくてもいじっている。
しばらく歩くと、街はずれで、一気に緑豊かな地へと続いていく道。
西音寺は、ふと、一人の少年を見つけた。見ると、野良猫をいじめている。
西音寺「少年。」
少年「はい。」
西音寺「だめだめ、そんな事しちゃ。罰が当たっちゃうよ?」
少年「何でだよー。」
西音寺「いつか、『猫』と『戦争』が起きるかもしれないよ?そしたら少年、勝てそうかい?」
少年「…。」
西音寺「そう、相手が『猫』でも『戦争』を起こされたら、勝てないかもしれないんだ。少年や、おじさんのような人間でも。」
少年「…。」
西音寺「分かったかい、少年。」
少年「…分かりました。」
西音寺は、近くの道を回って帰路についた。
西音寺が事務所に戻ると、みことが中で待っていた。
西音寺「何だ、来てたのか。」
みこと「『何だ、来てたのか。』じゃないわよ。あんた、私の雑用増やすのに貢献してくれてるわけ?」
西音寺「何のことか知らないが、突っ伏しておいてくれよ。」
みこと「あきれてものも云えない。で、どこに行ってたのよ。」
西音寺「動物をいじめる『少年』を見に行った。」
みこと「…で?」
西音寺「例えば、親が『スマートフォン』にはまり、『スマートフォン』を与えられない子供が、『動植物』と触れ合うとする。」
西音寺「しかしながら、『動植物』は、『保護者』ではない。そうすると、子供たちの、『動植物』に対する、『過剰依存』が生じてしまう。」
みこと「あんた…真面目は真面目よね…。」
西音寺「『法』という概念は、その『動植物』と、『テクノロジー』のちょうど中間点に存在し、人間社会を維持しなければならない。」
みこと「…なるほど…。」
西音寺「昔の人は言った。『法は道徳の最低限である。』と。まぁ、そんなことを考えに行ったのさ。」
みこと「お茶飲んで帰るわ…。」
西音寺「そうしろ。ゆっくりして行っていいぞ。どうせ、暇だろ?」
小説の中に、すべて放り込めたのではないかと考える次第であります。
この度は、お読みいただきまして、ありがとうございます。