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90話 快適性

「とりあえずナギトにも慣れて貰わねぇとだからな。10階ぐらいまで潜って適当に狩ってから戻るって感じでどうだ?」

「それで、いいんじゃないか?」

「僕もそんな感じで良いと思うー」

「反対も無さそうだな」


そこからは安全第一という事で1番前にブラッドさん、その直ぐ後ろにジョーさんとスティーブンさん。

その後ろにビリーさんが居て2人をサポートする。そして俺が居て、最後方にはトリーネが居る形を取った。


モンスターが現れるとスティーブンさんが攻撃をして、突っ込んで来くるのをブラッドさんが受け止める。

受け止めた瞬間、もしくは体勢を崩した瞬間にジョーさんが攻撃をする。

これがロックスの基本パターンらしく、進行速度を重視するなら慣れた形で攻略していくのが1番だろうという事だった。


安定感抜群というか、俺の目には1度のミスもなく一瞬の隙さえ見せず行軍していき。

気付けば10階層へと到達していた。


「さて、これからどうする?」

「そうだな。ブラッド、防具の損耗は?」

「まだ全然だな」

「スティーブン、矢の残数に余裕は?」

「帰りサボっていいならまだ大丈夫だよー」

「それじゃあ。そろそろ引き上げるとするか」


来る時もアッサリなら帰りは更にアッサリで。スティーブンさんは後方待機になり、エンカウントした瞬間にジョーさんが突っ込んで終わり。

ブラッドさんが前方をスティーブンさんが後方を警戒しながらビリーさんがドロップを拾ってくれて、俺はそれを受け取りアイテムボックスに入れるだけの簡単なお仕事。

補助はビリーさんがやっているので俺の出番は無い。ライトもトリーネがやってくれているので本当にやる事がない。

そんな感じでアッサリと1階出口まで戻ってきた。


「ん?何だ、もう出てきたのか。出たり入ったり忙しいやつらだな」

「パーティメンバーが増えてな。効率の良い狩り方を探り中なんだよ」

「無理だけはするなよ」

「そんな無茶が出来る程若くねぇよ」

「まぁ、お疲れさん。ほれ証明証だ」



ロックスのホームに一旦戻り、これからについて話し合う。


「まずは、お疲れさん」

「「お疲れ様でした」」「お疲れさん」「お疲れ様~」「お疲れー」

「往復したりロスはあったが半日で安全に狩りをした割には上々の成果だったと思う」

「早く冒険者ギルドでドロップ売って打ち上げしようよー」

「肉とか傷む前に持ってかないとだから冒険者ギルドには行くが打ち上げはまだ先だな」

「えー」

「あの」

「ん?」

「俺のアイテムボックス、入れてる間は時間が進まないんで傷まないですよ」

「「「「は?」」」」

「あ、もしかしたら進んでるかもしれないですけど。めちゃくちゃ進行速度が遅くなってるはずです」

「はぁ~。もう面倒臭くなってきた。隠してる事全部言え」

「えぇー。ジョーさん言いたくない事は言わなくて良いって言ったじゃないですか」

「小出しにするから毎回それで作戦の練り直しになるんだよ」

「あぁ、なるほど。たしかにそうですね・・・」

「本当に言えない事は言わなくてもいいが。言える事は先に言っといてくれ」

「俺、アシストですけど。マジシャンの火属性スキルが使えます」

「「「「は?」」」」

「バーニングフィールドまでは使えますよ」

「それも女神様の加護のおかげか?」

「あー。それは、女神様じゃなくてチャラい男の神様の加護の効果ですけど」

「何かまだありそうよね」

「ほら、吐いて楽になっちまえ」

「あとは、ニードルっていうスキルも使えますね」

「聞いた事ねぇな」

「次、ダンジョンに行った時にでも見せますけど。あんまり火力もないし地味ですよ」

「ほらほら、どんどん吐いちまえよ」

「いや、でも。そんな所ですよ」


「なるほどな。バーニングフィールドっつったら、たしか範囲スキルだよな?」

「そうですね」

「ちなみに私はまだ覚えてないわね」

「そうなると、ナギトをアタッカーの中心に据える事も出来る訳か」

「いや、たぶんなんですけど。マジシャンよりもMP効率が悪いっぽくて連発したらすぐにMP枯渇しちゃうんでアタッカーとしては厳しいと思います」

「なら、いざって時の切り札ぐらいに思っとくか」


「容量が無制限ならさ、矢とか消耗品も全部預かって貰えるんだよね?」

「全然いいですよ」

「やったー。アクロの攻撃って基本的に飛び道具だから嵩張ってしょうがないんだよねー」

「武器やら防具やらも預かって貰えるとなると超長期のアタックも可能になるな」

「保存も効くんだから果物とか野菜も入れとけばダンジョンでの食事もマシになるわよね」

「マント1枚で包まって寝てたのが、簡単な寝具なら持ち込めるんじゃねぇか?」

「ダンジョンが快適になりそうね」



ダンジョンでの寝食の質が向上すればストレスも軽減されて狩りにも集中出来る。

安全に長期間の狩りも可能になるという事で明日、明後日の2日間でダンジョンに持ち込む物を買い揃え。

3日後に再びダンジョンに向かう事になった。


ダンジョン用にもだが部屋で使う用にも枕を買おうと思う。

何となく寝具を買う機会がなくて諦めていたがいい加減辛かったりする。



正直、ロックスのメンバーってトリーネと1回組ませるだけのために出したんですけど。

思いの外、物語にガッツリと噛んできましたね。

もしかしたらキザイアさんもまた出てきたりするんでしょうか?( ´ー`)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 結局ほとんど喋ったな さすがにレベル300超えで、 割り振り前のポイントが山ほどあることは言ってないけど
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