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87話 加護の効果

ミルフェイユへ戻るとメディン婆さんからトリーネへの説教が始まり。

気付いたら喧嘩に発展していたので俺は部屋へと避難した。


夕食が出来たと呼ばれ食卓に着いたが今度は冷戦状態でいたたまれない。

と思ったら2人は一瞬で夕食を平らげ部屋に戻っていった。

トリーネにはダンジョンについていくつか聞きたい事があったけど仕方ないので俺も部屋に戻る事にした。

そして、明日はダンジョンで本格的な狩りをするためスキル上げをするよりも早目に寝て体調を整える方が大事だろうと思い、早目の就寝となった。


早く寝たという事は早く起きるという事で、目が覚めたのはド深夜だった。


「うーん。寝れないなぁ・・・」


結局、寝れずにスキル上げをやり始め。しばらくして再び寝れたものの、起きた時間は普段と同じで合計の睡眠時間も普段と同じだった。

結論、慣れないことはするものではない。



メディン婆さんとトリーネの喧嘩がどうなったのか気になったが、3人で朝食を取ったが普段通りの感じだった。

これがまだ冷戦の最中なのか、喧嘩なんて日常茶飯事で翌日までは引きずらない性質なのか俺には判断がつかないので触れない事にした。

そして、朝食を済ませロックスのホームへ向かった。



コンコンコン───。


「おはよう」

「ビリーさんおはようございます」

「まだ準備が終わってないから入って待ってて」

「はい」


「すまんな、ブラッドとスティーブンがまだなんだ。あいつら朝が弱くてな」

「あぁ、はい」

「あいつらの準備が済むまでに今日の作戦を話しておくか」

「はい」

「一応、最初は全員で回るんだが。低階層なら火力過多になるからな」

「はい」

「いけそうだと判断したら、ブラッド、ビリー、スティーブンと俺、ナギト、トリーネの2チームに分ける」

「はい」

「階を分けるか同じ階を回るかはやってみないと分からんな」

「はい」

「ある程度狩ったら合流してナギトのアイテムボックスにドロップを突っ込んで、また狩りをしてアイテムボックスがいっぱいになったら終了。って所だな」

「はい」


これは、何も言わなければ永遠にいっぱいにならないだろうし、ある程度のタイミングでいっぱいになったと申告しないといけないな。


「いい加減遅ぇな」

「待ってられないなら3人で先に行ってれば?階数を決めて合流すればいいんじゃない?」

「そうするか」

「何階にする?」

「そうだな3階で肉集めでもするか」

「食費も浮いて意外と良かったわよね」

「3階の階段付近で狩りしとくから。あのバカ2人頼んだぞ」

「はいはい」


「それじゃあ2人共行くぞ」

「「はい」」



東門を抜けユーダリルダンジョンへ向かう。


「予定が狂っちまってすまんな」

「いえ、ウォーミングアップというか心の準備にもなるというか」

「まぁ、3階だからな。トリーネは後方を警戒しといてくれ、出番は無いと思うが」

「はい」

「俺が前衛で殲滅も一遍にやるから、ナギトは俺とトリーネの補助が切れないようにだけ気を使ってくれ」

「はい」


ダンジョン手前の門で守衛さんにギルドカードを提示し、問題無く通り過ぎダンジョンへと入っていく。


「よし、それじゃあ。ナギト準備を頼む」

「はい」


自分を含め全員に補助スキルを掛けていく。


「あと、ドロップを拾うのも任せていいか?」

「はい、大丈夫だと思います」

「周りの警戒を怠ってドロップを拾いに行って見落としたモンスターから攻撃を食らう事もあるからな」

「倒してからも俺は前方、トリーネは後方の警戒をしないといけないんでな」

「なるほど」

「1階と2階は基本スルーしていく。3階に着いてからが本番だ」

「「はい」」


俺にとって2度目のダンジョンがスタートだ。


「アイバットが何匹か居るな」


ジョーさんが突っ込み、何度か剣を振るう。


「終わったぞ」

「はい」


ドロップを拾いにジョーさんの元へ向かう。


「6匹も居たのに、それをあんな簡単に倒すとかやっぱり凄いですね」

「いや?3匹だったぞ?」

「え?銭貨が6枚ドロップしてたんで6匹だったのかと」

「普通は1枚のはずだから倍もドロップしてる事になるな」

「あ、あと。輝く石ってのがドロップしてますね」

「ほう。そこそこレアドロップだな」

「おぉー」

「まぁ、安いけどそれも一応頼む」

「あ、安いんですね」


ちょっとガッカリしながらもアイテムボックスに収納する。

加護のおかげでドロップが上がってるのを今やっと思い出した。


「それじゃあ行くか」

「はい」


その後も何度かアイバットと遭遇しつつもジョーさんが瞬殺し、あっさりと2階へたどり着く。


「補助掛け直します」

「おう、頼む」


するとトリーネが近寄ってきて小声で話しかけてきた。


「ドロップが多いのってもしかしてナギトが何かしたの?」

「あー、えっと。あとで説明するよ」

「絶対よ?」

「うん」



トリーネにどこまで説明するか、ジョーさんにもどうやって言い訳するか。

後で合流する他のメンバーにもどうやって説明したものかと頭を悩ませながらスキルを掛け直していった。



加護効果のドロップ率UPですが2倍ではなく確率UPのつもりで書いてます٩( ᐛ )و

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