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83話 便利収納

朝食後はメディン婆さんに追い出されるように採集に向かったのだが。

「領主ごときにビビっておったら商売なんぞやっとれんわい」との事で。気にせずいつも通りの生活を送れと言われた。

領主云々よりも俺は筋肉痛で出歩きたくなかっただけなんだが・・・。

とはいえ、追い出されてしまった以上、何か目的を無理矢理にでも作らないとこの世界には暇を潰せるようなツールが無い。


飽きもせず。いや、飽きてはいるのだが他にする事も思いつかずラウエルの森へ来ていた。

今日は筋トレはしない。筋トレに大事なのはトレーニングと栄養と休養。この3つ、どれを疎かにしても

効率が悪いと聞いた事がある。今日は休養を頑張る日だ。サボりではなく休養、これ大事。

というか、確かに動いてたら筋肉痛もある程度は気にならなくなってきたが痛いのは痛い。


今日の目的はアイテムボックスで検証をしたい事が思いついたと言うか思い出したのだ。

あまりにも恐ろしい体験だったため忘れたい気持ちが強かったのかもしれない。

神狼フレキを倒した時、アイテムボックスにフレキのスキルを収納し、それを返す事によって倒す事が出来た。

それを再現する事が出来るのかどうか、もし上手くいけば戦闘中にMPを消費せずに攻撃や回復を行う事が出来ると思い。


「まずは「アイテムボックス」それから「ニードル」おぉ、入ってった。ちゃんとニードルx1ってなってるな」


次は回復。と思いヒールを収納しようと思うのだが入らない。というか、発動しない。

そうか、対象を指定してないから発動しないのか。と思い、アイテムボックスを対象指定してみるがヒールは発動せず。クイックやヘイストなど他のスキルも試してみるが発動せず。


「やっぱ人じゃないと無理か」


その後、ファイヤアローから始めてバーニングフィールドまで試していき、全て収納されていった。

アイテムボックスにスキルを収納出来る事を再確認し、その後はスキル上げと採集に没頭していった。


そして、お昼時を少し回ったぐらいに。


「こんな所に居たのね。河原に居ると思ってたから探したわよ」

「あ、トリーネ。どうしたの?」

「朝から工房に行ってたんだけど、流石に追い出されちゃった」

「そういえば、朝見かけなかったけど。その時にはもう行ってたの?」

「うん」

「そりゃ、追い出されるよ」

「でも、今日はオセロじゃなくてショーギだったのよ」

「一緒だよ・・・」

「一緒じゃないわよ。だって、オセロは詳しくなってるけどショーギはルールもわかってなかったのよ?」

「うん?」

「使い方もわからないで良い物が作れる訳ないじゃない?」

「そりゃまぁそうだけど」

「そう言ったら、フィリップさんも黙ったわね」


もしかして、将棋がやりたいのもあったけど。このあいだフィリップさんに窘められたのを根に持っていてそれの仕返しも合ったんじゃ・・・。


「それで、戦績はどうだったの?」

「私の全勝だったわ。ふふん」

「棒銀が絶好調だったんだ?」

「うん」


「あ、そうだ。今日ちょっとアイテムボックスの検証してたんだけど」

「うん」

「俺のアイテムボックスってスキルも収納出来る事が分かった」

「え?だって、それで神狼を倒したんでしょ?」

「う、うん。そうなんだけど再確認というか、自分のスキルも入る事が分かったんだ」

「って事は私のスキルも入るって事よね?」

「そう。トリーネがスキル上げする時に俺のアイテムボックスに撃ってくれれば、いざという時に使えないかなー?って思ったんだ」

「じゃあ、ちょっと試してもいい?」

「うん「アイテムボックス」いいよ。あ、出来れば火属性以外でお願い」

「いいわよ「アイスランス」本当に入るのね」

「どんどん試してくれていいよ?」

「私のタダ働きになってる気がして何か微妙に嫌な気分になるんだけど」

「しょうがないなぁ。棒銀以外の戦法も教えてあげよう」

「なら仕方ないわね「ウィンドアロー」「ソードウィンド」でも、これって本当に出せるの?」

「そういえば試してなかった」

「全然、検証出来てないじゃない」

「んと、んじゃファイヤボール出すね」

「うん」


「ほら出たでしょ?」

「これって狙った所にいってるの?」

「うん、たぶん」

「たぶん、じゃなくて。もう1回やってみて」

「うん、次はファイヤランスであの辺り狙うね」


「いってるみたいね」

「うん」

「速度は入った時と一緒なのかしら?」

「一緒ぐらいだと思うけど」

「思うじゃなくて」



久々にトリーネの好奇心に火が付き、それからしばらく検証に付き合わされた。

話を振ったのは俺だから自業自得だけど。

検証に満足したのかトリーネは1人で帰っていき、俺は再びスキル上げと採集を陽が傾き始める頃まで続け。

その結果クイックがLv.4に上がりウィロウウィンドとアキュラシーLv.2に上がった。

新しいスキルこそ覚えなかったもののスキルレベルも上がり大満足の結果に終わり意気揚々と帰途についたのだった。



いつもお読み頂きありがとうございます。


1月の総アクセス数が約1万2000だったんですが。

2月はすでに1万を突破致しました。まだ14日ですよ・・・( ´ー`)

それだけ読んで頂けてるのかと思うと緊張しますが

頑張って書いていきますのでこれからもよろしくお願いします( ・ิω・ิ)

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― 新着の感想 ―
[一言] なんか魔物を半分収納ボックスに入れて切断して無双みたいな小説あったな レベル99なら他にもいろいろできるかもね
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