表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/564

7話 天使降臨

本編より前書きと後書きの方が何を書くか悩みます($'v゜★)

気が付くと俺はベッドに寝かされていた。


「・・・あと5分・・・じゃない。どこだここ」


たしか、春から通う大学の近くに借りた部屋で寛いでたはず・・・違うな・・・思い出した。そしたら、あのチャラ神様に呼び出されて、デカ狼の所にぶち込まれて・・・アイツ絶対にしばく。

そっからまたチャラ神様の所に行って、何も貰えず何の情報もなく森に放り出されてやっとの思いで待ちに着いて・・・そうだ・・・冒険者ギルドで絡まれてぶっ飛ばされたんだ・・・。


ガチャ───。


「気がつかれましたか?」

「あ、受付のお姉さん」

「はい、冒険者ギルド職員のシフと申します。ヒールを掛けましたので大丈夫かと思いますが、まだ痛み等ございますか?」

「えっと・・・大丈夫っぽいです。ありがとうございます」


さっきは座ってたからか気づかなかったけどシフさんってめちゃくちゃ髪長いな。顔が隠れてて黒髪だったらジャパニーズホラーの定番な人っぽい。まぁ、金髪だし美人さんだから全然違うんだけど。

などと失礼な事を考えていると。


「あの・・・やっぱりどこか・・・」

「あ、いえ大丈夫です。ギルド内で喧嘩してご迷惑お掛けした上に介抱までしていただいてすみません」

「しょっちゅうでは無いですけど、荒っぽい人が集まる所ですし、慣れておりますのでご心配なさらずに」


(優しすぎる・・・天使だ・・・さっきは輪っかとかスパイラルに出てきそうなんて思ってごめんなさい)


「そう言えば、まだ1次転職なされてないようですので、よろしければご紹介いたしましょうか?」

「実は1次職がどういったモノなのかイマイチ理解出来てなくて申し訳ないんですが軽くでいいので説明をお願い出来ませんか?」

「えぇ、構いませんよ。ここではなんですので応接室の方でお話しましょうか」

「はい、お願いします」


シフさんの後に続いて受付カウンターの横にある階段を上り2階にある応接室へ向かう。


「お茶を淹れますので座ってお待ち下さい」

「あ、はい。ありがとうございます」



シフさんの説明によると。

アシスト、自分だったりパーティメンバーにバフを掛けて強化する。パーティの編成次第で前、中、後衛とどこでもこなせるバランスタイプ。

マーシナリー、片手剣+盾、双剣、両手剣で闘うタンクだったりアタッカーだったりする完全な前衛タイプ。

マジシャン、主に属性魔法で戦う高火力な後衛タイプ。

アクロバット、弓矢で戦う。狩人って感じかと思ったらイメージ的にはシーフっぽくもある。基本的に中、後衛タイプ。


そして、この世界では15歳で成人し、大抵が12-3歳までに1次職に就くんだとか・・・。

重要な情報なんだから先に教えとけよあの野郎・・・ぜってぇしばく。そして丁寧に教えてくれるシフさんマジ天使。


「えーと、オススメの職とかあります?

「そうですねぇ、ずっとソロでやられるんでしたらアシストが良いかとは思うんですがパーティの場合、編成によって求められるモノも変わってきますし、どれも一長一短あって一概にこれとは言えませんね」


「悩まれてるようでしたら各職業の講師をご紹介いたしますので、色々と学ばれてからお決めになられるのもいいかもしれませんね」

「あ、そうゆうのもアリなんですね。それじゃあそんな感じでお願い出来ますか?」

「はい、かしこまりました」


はぁ、いい加減疲れた。こんな疲れた1日とか無いわーって、狼とかチャラ神様の所とかで時間の感覚無いから1日なのかも分からないけど・・・。流石に疲れたから風呂も入らずに寝たい気分だ・・・って・・・。


「すいませんっ!」

「え?あ、はい」

「薬草とか売りたいんですけど、買い取って貰える所ってあります?」

「ギルドの受付カウンターで素材の買い取り等も行ってますのでそちらへどうぞ」

「はい、ありがとうございましたっ。では失礼しますっ」


バタン───。


あっぶねぇ。金無いから宿屋にも泊まれないし飯も食えない状態なの忘れてた。


「すいません、買い取りお願いしたいんですけど。」

「あいよー、何の買い取りだい?」

「薬草ですね」

「それじゃあこの籠に入れとくれ」

「はい「アイテムボックス」薬草全部っと」

「お?アイテムボックス持ちかい?稼いでそうだねぇ。量が多いからちょっと査定に時間掛かるかねぇ。終わったら声掛けに行くから向こうの椅子にでも座って待っときな」

「はい、それじゃあお願いしまーす」


やっぱりアイテムボックスって稼げるのか輸送とかかな?


ゴゴゴゴゴ───。


「サカグチ様」(にっこり)

「ヒィッ、はい・・・」

「まだお話の途中でしたのに。いつから講師の方に来ていただくのか、どの職業から学ばれるのかまだお決めになられてませんよね?」

「はい、すみません・・・」

「まだ1次転職もされてないのに売られたからと言って喧嘩を買われるのもいかがかと思いますし」

「はい・・・」



天使かと思われたシフさんの沸点は思いの外低く、買い取りを頼んだおばちゃんが来るまでお説教は続いた。


テレレレッテレ~♪

ぴかりは書いたやつをストック出来ると今更ながらに気づいた٩( ᐛ )و

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ