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45話 親子

親子ってやっぱり似ますよね。

訓練場で話す内容でもなかったのでナールさんに促され応接室へと場所を移した。


「えっと・・・神様が子供って事はナールさんももしかして神様って事ですか?」

「一応、そうなるかねぇ。まぁ、でも買取のおばちゃんぐらいに思っててくれて問題ないよ」

「問題ありありですよっ」

「細かい事気にしすぎなんだよナギトは」

「全っっっっ然、細かくないっ」

「まぁ、気にせず今まで通り接っしとくれ」

「なるべく・・・前向きに・・・善処します・・・」

「あたしの正体については内緒にしといとくれよ」

「分かってますけど、俺の事も他言無用でお願いしますね」

「あいよ、任せときな」


軽いっ、軽すぎるっ。ナールさんとチャラ神様がめちゃくちゃ親子に思えてきた・・・。


「ナギト」

「はい」

「あんた・・・」

「はい・・・」

「すっごい失礼な事考えてやしないかい?」

「え?何も考えてないですよ?」

「あたしとあの子が似てるとか失礼な事考えてやしないかい?」

「めちゃくちゃバレてますやん。って言うか母親から息子への評価が酷いっ」

「まぁ、あんなのだからねぇ」

「あ、そっか、神様だから心も読めるのか・・・」

「心なんて読めやしないよ?」

「え?でも」

「顔に書いてあったんさね」

「あ、そういう能力か」

「あんたねぇ・・・。表情に出すぎだって言ってるんだよ」

「あ・・・なるほど」

「神って言ってもね、色々制限されてるし万能でも何でも無いんだから、そんなに構えなくてもいいんだよ」

「は、はい」

「チャーミングな買取のお姉さんだと思って今まで通り接っしとくれ」

「ツッコミ辛いっ」

「はっはっはっはっは。そんな感じで今まで通り、ね。」

「はい」

「あの子の事だけじゃなく困った事があったらいつでも相談に乗るからね」

「はい、ありがとうございます」


「それじゃあ、今はとりあえず1次職何にするかしっかり考えな」

「はい」

「何にするか決まったら冒険者ギルドで申請すれば転職試験も受けられるからね」

「はい」

「それじゃあ、今度こそおつかれさん」

「はい、ありがとうございました」



職業訓練が終わったら森へ採集に行こうと思ってたけどあまりの衝撃に行く気力を失った。まぁ、もうじき陽も傾き始めるだろうから行ってもそんなに採集する時間無いしと思いミルフェイユへ帰ったのだが買取を頼むのまで忘れたのは計算外だった。

店の表から帰ったが閉店中で裏に回り鍵を使って中に入る。まだメディン婆さんは帰ってないようだ。


椅子に掛け、どうしようか思案していると店の扉を叩く音が聞こえたので駆け足で向かう。


「はーい、今開けます」


ガチャ───。


扉を開けると金髪眼鏡のめちゃくちゃ有能な秘書っぽい、そしてキツい感じの美人さんが居た。


「はい、どうされましたか?」

「ナギト様ですか?」

「はい」

「私、商業ギルドのマリオンと申します」

「はぁ」

「メディン様より言伝がございます」

「あ、はい」

「帰りが遅くなりそうなのでご夕食はお一人で済ませる様に。と仰っておられました」

「はい。分かりました」

「もし宜しければ夕食を取られるお店の方もご紹介させて頂きますがいかがなさいましょう」


う、何か昼のトラウマがあるから警戒してしまう。


「あー、適当にその辺で済ませるんで大丈夫です。ありがとうございます」

「そうですか。それでは失礼させて頂きます」

「はい、わざわざすいませんでした」


あっさり引き下がったから何もなかったのかな?ちょっと無駄に警戒しすぎてたかもしれない。


扉を閉め施錠し、キッチンへ戻る。


うーん、どこで夕飯済ませようかな。金の稲穂亭は昼に行ったから行きづらいし、他に店とか知らないんだよなぁ。

とりあえず、まだ夕飯時には早いしゆっくりしよう。メディン婆さんも帰ってくるかもしれないし。


勝手口も施錠し2階の自室へと戻り、アイテムボックスからスウェットを出し着替える。


やっぱこれだよねぇ。靴下もチクチクするし、この格好が1番リラックス出来るなぁ。

あ、そうだ。冒険者ギルドに酒場みたいなのがあるんだし夕飯はあそこで済ませよう。ついでに薬草もその時買い取って貰えばいいや。リラックスしてると良い考えが浮かぶなぁ。


と、そのまま寝落ちして目覚めた時にはどっぷりと夜であった。


「ん・・・あれ?あ、寝てたか。って、真っ暗だ「ライト」何時だろ?流石にメディン婆さんも帰ってるかな」


ライトの明かりを頼りに1階へ下りる。この時、ライトを意識させれば移動させる事が出来る事にも気付く。


「メディンさーん」


まだ帰ってないのか。寝起きなせいもあってお腹空いてないけど、とりあえず冒険者ギルドに行くかな。

その場でさっと着替えを済ませ、しっかりと施錠を確認しミルフェイユを後にする。



よく考えてみればこの世界に来て夜に出歩くのって初めてなのかもしれない。

そんな事を考え、思いの外力強い月明かりに照らされながら冒険者ギルドへ向かった。



書くペースが落ちております・・・。

フィリップさんが書きにくい(pдq`。)ワーン(pд・`q)チラ(pдq`。)シクシク

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