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43話 しつこい

27話でニーナちゃん回をやったので、43話シミ回をやろうかと思ってました。

メディン婆さんもシミが気になるお年頃で日本製のスキンケア用品について根掘り葉掘り聞く回。にしようかとを考えていたんですが・・・気づいたら43話書き終わっててナシになりました( ´ー`)

「すいませーん」

「いらっしゃい。おぉ、ナギトか」

「お昼ってやってます?」

「おう、やってるぞ。こないだニーナから聞いたが本当に食べに来てくれたんだな」

「この間ニーナちゃんにも言ったんですけど、マグナスさんに紹介されたメディン婆さんの所で今お世話になってます」

「よくもまぁ、あんなババアの所で」

「あはは。でも、縁があってお世話になれてるのも発端はマグナスさんなんで感謝してるんですよ」

「感謝してるんなら、たまにでいい食いに来てくれ。それでいい」

「はい。あ、今日は2人なんですけど」

「モーリス親方の所で弟子をやってますフィリップです。よろしくお願いします」

「ほう、モーリスの所のか。あいつも最近は・・・ってのはどうでもいいな。さぁ、何にする?」

「お父さん、まずは座ってもらってからでしょ」

「おう、そうだな」


と、ニーナちゃんに促されフィリップさんと向かい合う形で着席する。


「何かオススメあります?」

「ウチでオススメっつったらスープしかないだろ」

「それじゃあ、スープとパンをお願いします」

「同じ物をお願いします」

「おう、スープとパン2人前だな」


しばらくするとニーナちゃんが配膳に来てくれて食べ始める。

食べながらもフィリップさんの興味はやはりオセロのようで、どうやって思いついたのか、何を参考にしたのか、他に思いついてるゲームはどんな物なのか等、親方の話や兄弟弟子の話の合間合間に探りを入れてくる。

正直、付きまとわれるのも探られるのも面倒くさいし、俺が考えたんじゃないって分かれば興味も失ってくれるだろう。


「実は、オセロって俺が考えたゲームじゃなくて、俺が前に居た国にあったゲームなんですよ」

「なるほど。失礼ですが以前はどちらの国に?」

「日本って国です」

「ニホンですか。すみませんが聞き覚えありませんね」

「だと思います」

「遠い国なんですね」

「はい」

「そして、文化レベルもこの国より遙かに高い。と」

「ん?まぁ、そうですね」

「なるほど」


何か明らかな探りを入れてきたっぽいな。でも、もしかしたら何かを疑われてる可能性もあるっぽいし、いい加減逃げた方がいいかな。


「ごちそうさまでした」

「もう食べ終わりましたか」

「はい、この後もちょっと用事があるので」

「そうですか」

「申し訳ないんですが、お先に失礼しますね」

「いえいえ、また機会があればご一緒させてくださいね」

「そうですね、機会があればよろしくお願いします」

「お会計お願いしまーす」


当然、自分の分だけだ。奢ったりしたらお返しにとまた誘われる口実を作るだけになってしまうし。男に奢る趣味もない。

会計を済ませた俺は逃げる様に冒険者ギルドへ向かった。


冒険者ギルドへ入り受付カウンターへ向かおうとすると、いきなり肩を掴まれた。


「よお」

「あ・・・キザイアさん」

「昨日はすまなかったな」

「いえ、行き違いがあっただけだと思うんで気にしないでください」

「そうだな。だが、お前が要らん事を言わn「キザイア様」へ?はいっ」

「まだご理解頂けていない様ですので、昨日の続きをお話いたしましょうか」

「いや、あの・・・もう・・・ごめんなさ・・・・ッアー」


本当、懲りないなあの人。またシフさんに連行されていったよ。


「やっと来たみたいだね。待ってたんだよ」

「あ、ギルマスさん。俺に何か?あ、薬草ですか?ありますよ」

「薬草なら喜んで買い取らせて貰うけど、そっちじゃないよ」

「そっち?」

「今日、アクロバットの職業訓練で講師を私がやらせて貰うんだよ」

「えぇー、ギルマスさんが?」

「ナールって呼んどくれ。ギルドマスター何てガラじゃないし、役職で呼ばれるなんて無駄に偉そうな感じがして嫌いなんだよね」

「はい。それじゃあ、ナールさん」

「うん、買取担当のおばちゃんぐらいに思ってくれてればいいよ」

「そこまでは流石に・・・それでナールさんがアクロバットの講師をしてくれるんですか?」

「不満かい?」

「いやいや。偉い人にわざわざ初歩の初歩を教えて貰うとか何か悪い気がして」

「何言ってんだい。ギルドマスター何てただの役職だから気にするこたぁないよ。それに、最初が肝心って言うだろ?」

「まぁ、はい」

「最初にちゃんとした知識を入れて、それで職業選択をする。大事な事だよ」

「はい、それじゃあナールさん職業訓練よろしくお願いします」

「あいよ、任せときな。っても、シフが戻るまではここを離れる訳にいかないからね」

「あぁ・・キザイアさん・・・」

「そう、あのバカが良い例だよ」

「キザイアさんですか?」

「そうだよ。何も考えずに1次職に就いて、他の職の事も全然知らないし知ろうともしないもんだからね」

「はぁ」

「だから、パーティを組んでもバランスが取れない。他のパーティメンバーの役割なんて考えなしに突っ込むだけだからね」

「はぁ」

「最近は誰もパーティを組んでくれなくてずっとソロさね。それで、ここ最近は特に荒れてたのさ」

「あー、なるほど」


「お、戻ってきたみたいだね。シフ後は頼んだよ」

「はい」

「ナギトそれじゃ応接室に行くよ」

「はい」



4職の中で1番掴みきれてないアクロバットの講習が始まる。そして、最後の職業訓練。

これが終われば1次転職へのスタートでもある。



サブタイトルの「しつこい」ですが。まずフィリップさんですね。そして、当初1回きりの出演予定だったのに何度も出てきやがって・・・キザイアが「しつこい」です。

凪斗を殴った後、シフさんに叱られてヒールを掛けさせられ、治ってるのにもう1回、もう1回とMP枯渇するまでヒールをやらされたとか裏設定を考えたせいで出番が増えてしまいました。

もう絶対に出さないぞ。絶対にだ。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ここで職を選んで強化した主人公が序盤にキザイアと組んで、 荒れた生活を叩きなおしてやるなんて展開があったら面白いんだけどな まあ、絶対ないだろうな
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