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28話 ルーチンワーク

たまにはまえがきを無しにしてみてもいいかもなぁ。う~んどうしようかな・・・。


28話もお楽しみください٩( ᐛ )و

今日もいつもの守衛さんは居なかったのであっさりと北門を抜け街道を進む。

草原エリアを抜けラウエルの森へと入って行くがこの辺りは粗方採り尽くしており普段よりも奥へと進んで行った。


薬草にしろ毒消し草にしろ地面に生えているものなので、どうしても中腰の姿勢が続くため腰が辛くなってくる。

腰を伸ばし、しばし休憩タイムである。

ただ、この時に何度か生活魔法の練習をしまた採集に戻るというルーティーンが出来つつあった。

ただし、ライトは明るい所で発動させても確認出来ない程度。ウォーターも相変わらずポタポタと雫が垂れる程度。クリーンも発動してるのかさえ分からない程度。

実感は無いもののこの反復練習が意外と楽しく苦もなく採集と練習を交互に続けていった。


「ふぅ~。流石に腰がそろそろ限界だ。そろそろ帰るとするか」


普段よりも深く森に入り込んだ結果、道に迷って遺跡なり洞窟なり発見してお宝ゲットして一攫千金みたいなの無いかなぁ。

などと考えているが、街道から一切外れる事なく採集しているのに迷うはずもなく、そんな所に遺跡があれば既に発見されているはずである。


当然、何の問題も無く街まで辿り着き冒険者ギルドの扉をくぐる。

それなりに混雑しておりカウンターには数名の列が出来ているので買取カウンターの列に並ぶ。

ボーっとギルド内を見回すとテーブル席では酒を飲み盛り上がっている冒険者が数名居たり、言い合いをしている冒険者が居たりと相変わらずの喧騒っぷりである。

カウンターに視線を移すと買取カウンターはいつものおばちゃんで受付の方もシフさんだった。

シフさんは冒険者の人に応対中だったので目が合ったがお互い会釈だけで済ませた。

そうこうしていると買取の順番が回ってきたので。


「薬草と毒消し草の買取願いします」

「お、あんたかい。また多いのかい?」

「そうですね、結構あると思います」


それじゃあ。と籠を3つ出されたのでギルドカードを提出し薬草と毒消し草を分けて入れていく。


「またえらく採ってきたねぇ。査定が済んだら呼びに行くから適当に待ってな」

「はい、お願いします」


椅子に腰掛け査定が終わるのを待っていると。


「サカグチ様、今よろしいですか?」


とシフさんがやって来た。


「はい、査定が終わるの待ってるだけなんで大丈夫です」

「明日、伺うと言っていたんですが先程修理の方が終わりましたので書類の方をお持ちしました」

「あ、はい。これをトリーネかメディン婆さんに渡せばいいんですね」

「はい。よろしくお願いいたします」

「結局、銀貨1枚に銅貨8枚になったんですね」

「はい、思ったよりも早く終わったそうで少しだけですが安くなったそうです」

「んー、これだったらギリギリ払えるんで払っちゃってもいいですか?」

「はい。それでしたら受付の方へお願いします」


受付カウンターで銀貨1枚と銅貨8枚を支払い、晴れて借金生活から開放された訳だが残金は銅貨たったの2枚だ。


「それでは確認とサインをお願いします」

「はい。・・・・大丈夫です。ナギト・サカグチっと」

「それではこちらが受領証書になりますので大切にご保管下さい」

「はい」


と言われ、直ぐ様アイテムボックスに仕舞い込んだ。何か書類だし受領証書なんて仰々しい名前だから焦ったけど、もしかしたらただの領収書かもしれない。と思い我に返る。


「色々とご迷惑お掛けしました」

「いえ、大丈夫ですよ。お気になさらないで下さい」


「査定済んだから次はこっちに来な」


と、買取のおばちゃんに呼ばれる。


「あんたよくもまぁこんな大量に、しかもモノも良いしどこで採って来てるんだい?」

「え?」

「まぁ、言えないのは分かってるよ。あんただけが知ってる穴場があるんだろうね」

「はぁ」

「薬草にしろ毒消し草にしろ常に足りてない状態だからね、どんどん持ってきておくれ」

「はぁ」

「聞いてるのかい?」

「はい、聞いてます聞いてます」


目と鼻の先で採ってるとは言えない雰囲気になってしまった。


「それじゃあ銀貨2枚と銅貨8枚と言いたい所だけど銀貨3枚にオマケしとくよ」

「おぉ、ありがとうございます。でも、いいんですか?」

「かまやぁしないよこれぐらい。ただし、これからも持ってくるんだよ?」

「はい」

「あと、ギルドカード返しておくけど、今回のでFにランクアップだよ」

「おぉ、早いですね」

「まぁ、本当は達成件数が足りてないからまだなんだけど、そこはまぁギルドマスターの裁量でどうとでもね」

「結構ゆるい感じなんですね」


ギルマスかぁ。やっぱそうゆうのが居るのか。でも、会った事ないはずなのにどこをどう評価してくれたんだろ?そんなに薬草って足りてないのかな?


「まぁ、あたしの好きにさせて貰うさね」

「ん?」

「ん?あぁ、なるほどね」(ニヤリ)

「なるほど?」

「あたしがギルドマスターのナールだよ。よろしくね」

「えーーーーーーーーー」

「はっはっはっはっは。やっぱり気づいてなかったかい」

「はい・・・ナギトです。よろしくお願いします・・・」

「これからもよろしく頼むよ。はっはっはっはっは」



パートのおばちゃんだと思ってた人が実は社長だった。

そんな衝撃を受け「そんな大事な事は先に言っといてくれよっ!」と心の中で叫んでいた。



結構序盤から出てたのに名前の無かった買取おばちゃんの名前が判明しましたね。

あと名前の出てないのは守衛さんと主人公をワンパンKOした冒険者ぐらいですかね。

どっちも最近見かけませんけどね(*´ω`*)

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