27話 ニーナちゃん
短いです。
北門へ向かい歩いてる途中、冒険者ギルドを少し過ぎた辺りで見知った顔を見つけた。
「あ、ニーナちゃん。こんにちは」
「え?えっと・・・」
「こないだ1泊だけしたんだけど覚えてないか」
「あ、もしかして、こないだの変わった服のお客さん?」
「う、うん・・・」
「あ、個性的でいいと思います」
「う、うん。ありがとう」
気まずい。子供に気を使わせてしまった。
「今はミルフェイユでお世話になってるんだ」
「そうなんですか。あの後見かけなかったから、もうアスガードから出ていったのかと思ってました」
「しばらくは居るつもりだよ」
「そうなんですか」
「そう言えば、金の稲穂亭って食事だけでも出来るんだっけ?」
「はい。出来ますよ」
「あのスープ美味しかったから、お金に余裕が出来たら食べに行かせて貰うね」
「はいっ、うちの自慢のスープなんでっ」
スープを褒められたのがよっぽど嬉しかったのかもの凄い笑顔だ。眩しいっ。
「あ、買い出しの途中だからそろそろ」
「引き止めちゃってごめんね」
「大丈夫です。またのお越しをお待ちしてます」
「またね」
ニーナちゃんと別れ。
最初マグナスさんに紹介されて行ったミルフェイユに住み込みで働く事になったり。
マグナスさんの名前を出したおかげでメディン婆さんにぼったくられなかったり。
間接的ではあるがお世話になっているので、報告とお礼をしに1度顔を出しに行かないとだなぁ。
と思いながらラウエルの森へと再び歩き始めた。
折角の27話なのでニーナちゃん回( ´ー`)




