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食の革命児  作者: 亜掛千夜
第五章 プティシオル大陸編
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第79話 胃袋から落とす

 戦争の種にもなりかねない装備品を、そうでなくする2つ目とは果たして──と、ロピュイの面々が目を皿のようにして待ち受け受ける中、出てきたのは……。



「天……ぷら?」

「大正解です。ささっ、食べてください、ベイジル陛下。それに他の皆さんもどうぞ」



 こんがりキツネ色に上がった、ララネストの天ぷら。それが皿の上にフォークと一緒に置かれている。

 まだどう見ても揚げたてで、ほくほくと湯気が踊っている。

 さらにその天ぷらからは、お腹もすいていなかったのに腹の虫がなくほどに、食欲そそる匂いが「さっさと俺を食べろよ」とでも言うように誘惑してくる。


 竜郎は護衛たちの分まで机に広げていくので、匂いもどんどん強くなっていく。

 後ろの獣人の護衛などは、なまじ鼻が良いせいで口の端から涎が垂れかかっている。


 その誘惑に負けて思わずその天ぷらに手が伸びそうになるが、ベイジルは鋼の意志で拳を握りしめ竜郎へと話しかけた。

 目線だけは決してその天ぷらから離れてはいないが、それでも初見でこの誘惑に打ち勝つとは、さすが王だ──とは数日前、一瞬で誘惑に負けてカッ食らったギルド長2人の心の叫び。



「い、いや……タツロウ殿。今はそういう話をしていたわけではなかったではないですか。

 何故いきなり食べ物が出てくるのですか?」

「そうですね。一見繋がりが無いようですが、これはちゃんと話の流れに沿っていて意味があるんです。

 毒なんか入っていないですし、冷めるともったいないですから、パパッと食べちゃってください」

「ま、まあ、そそそそそ、そー仰るのなら、せっかくですし食べましょうか」



 竜郎がそう言うのならこれはしょうがないことだと、しきりに言い訳を口にしつつもフォークを手に取るベイジル。

 そしてその横には、既にフォークに突き刺した状態で天ぷらを所持している宰相。


 お前ぇ……という視線を一身に受けてもなお、老人は素知らぬ顔で王が食べるのを待っていた。


 ベイジルはため息を一つ吐きながらも、涎がカーペットにタレそうな護衛もふくめて、その場にいる家臣たちにも、それぞれ皿を持つことを許可した。

 それから自分に向けて出された物なのだから、まずは自分からと、ベイジルは今もなお自分を誘惑し続けている天ぷらに向けて顎を開く。


 小気味のいいサクリという音と共に、噛みきってモグモグと咀嚼する。



「──ふぉ!?」



 カラッとキツネ色に揚がっている、ほくほくの衣の奥には、ぷりぷりとした食感の存在感ある切り身。

 その身は、噛めば噛むほど濃厚な魚介系の味がしみ出し舌に絡みついて離れない。


 ベイジルの顔はあまりの美味しさに目は見開いたまま、背筋は椅子から落ちそうなほどに、のけぞりながらも噛むのを止めることはできなかった。


 無我夢中でたった一口が口の中から完全になくなるまで楽しむと、また我を忘れて二口目を口の中に投入する。

 その頃には宰相や護衛たちも、たまらず一斉にその天ぷらを口にする。



「──はぁん!?」「「「──!?」」」



 若干1名、老人が喘ぎ声をあげながら、恍惚の表情で背筋をのけぞらせ天ぷらを咀嚼する様は気持ち悪かったが、他の面々も幸せそうにそのララネストの天ぷらを堪能した。



「美味ぃい! 実に美味ぃいいいい! これほどのものを儂は未だかつて食べたことがありませぬぅうう!!

 ああっ、もっとっ、もっと下さりませぬかっ、タツロウどのぉおおおおお!!」

「このお爺ちゃん大丈夫かな?」

「キャラが完全に変わってんな……」



 これまで何度も助言をもらい助けてもらってきたべイジルですらドン引きするほど、宰相は暴走していた。

 この爺さん、こんなキャラだったのかと竜郎たちも唖然とするばかり。


 机に両手をついて身を乗り出し、そのまま竜郎に齧りついてくるんじゃないかと思うほどにハイテンションなご老人の姿は、そのまま血管が切れてぽっくり逝ってしまうのではと心配になってしまう。



「宰相閣下。お気を確かに。まだ次がありますので……」

「なんとっ、なんとぉおおおっ!! 次があるのですか!? ならばどうか、どうか早くぅぅぅううう!」

「ヒューよ……頼む、恥ずかしいから落ち着いてくれ……。頼むから…………」

「楽しみでございますなぁ! 陛下ぁああ!」



 もはや主君の声すら届かず、目をギンギンに見開き次の料理えものを探す老人に、この場の全員が真面な対応を求めることをあきらめた。



「「きゃははっ! きゃっきゃっ!」」

「面白いおじーちゃんだね。カエデ、アヤメー」

「……ニーナさんたちは、あれが面白いんですの? わたくしは、ちょっと恐いですわ……」



 楓と菖蒲は豹変した宰相が面白いのか、手を叩いてはしゃいでいた。

 ガウェインの肩に乗ったノワールは、はじめて見るタイプの人間に興味津々で視線を向けている。


 老人は叫び騒ぎ、幼女は笑うという謎の空間と化した部屋の中で、竜郎はもうどうでもいいやと次の皿を机の上に出していく。

 その瞬間に、全員の目がそれに釘付けになる。


 器の上にドーム型に盛られた、キツネ色のお米。その中には細かく刻んだチキーモの身が散りばめられている。

 見た目だけはなんの変哲もない、いわゆるチャーハンである。


 だがそこから漂う香りは先ほどの天ぷらすら凌駕するほど、周囲の人間を誘惑してくる。



「では、どうぞ。お食べになってください」

「で、では──」

「いただきますぞおおお!!」



 待っていられるかとばかりに、宰相は王より先にスプーンを手に取りチャーハンをかっ込んでいく。



「──はぁああんっ!?」



 気持ちの悪い声が真横からあがり、ベイジルは一瞬嫌そうな顔をしつつも、宰相について考えるのをやめて、彼もできるだけ上品に一口掬って頬張った。



「──っ!?」



 口に入れた瞬間に広がる鳥肉の香り。チキーモの切り身は程よい歯ごたえを与えながらも、噛めば噛むほど美味しさを伝えてくる。


 だがこの料理はチキーモだけではない。その濃厚なチキーモの味を、一粒一粒際立ったピリ辛のコメが包み込み、互いに互いの美味しさを引きたてあっていた。


 普通ならば圧倒的なチキーモの美味しさに、コメは敗北してしまっていたであろう。

 けれどメディクの水で炊いたコメは、ほぼ同格にまでその美味しさを昇華させていた。


 さらに今回のコメはメディクを呪魔法で衰弱死させた時に得られる辛い水を使ったことにより、コメ自体にほどよい辛味が追加されている。

 その辛味がまた後を引き、思わず次へ次へと口の中に頬張ってしまう中毒性を演出してくれている。


 また油。今回はチキーモから取った鳥油を使用し炒めているため、普通以上にチャーハンのコメにコクを生みだしていた。


 これだけふんだんに美味しい魔物シリーズを使った料理。美味しくないわけがない。

 お皿に盛ってあったチャーハンは、あっという間になくなっていた。


 ロピュイ側の全員が夢心地な表情で天井を見つめ涙し、なにもないはずの口を未だにモグモグと動かし浸っているさまは正直不気味だ。



『完全に胃袋を掴んだね!』

『ああ、このまま一気に畳み掛けよう』



 念話で愛衣と話しながら机の上に出ていた皿を回収していき、最後に竜郎は小さなコップをスプーンと一緒に置いていく。


 それにいち早く気がついたのは、宰相だ。



「こ、これもまた、美味なるもの……なのですかな? タツロウ殿」

「ええ、最後はデザートを用意してみました」



 デザートの言葉に半ば放心状態だったべイジルたちも興味を引かれ、机の上に置かれたコップを手に取る。

 コップの中にあるのは透明ながら、液体ではない。少し揺するとプルプルと震える。

 お行儀が悪いと分かっていながらも思わず匂いを嗅いでみると、アルコールの香りが鼻を通り抜けていく。



「これは、お酒のゼリーですか?」

「はい、そうです。お酒をそのまま出そうかとも思ったんですが、大事な話の最中に酔っぱらってしまわれても困ってしまうので、今回はゼリーという形で楽しんでもらおうかと」



 なんだか呑気なやり取りをしているが、ことはこの大陸に住まう人々の命にかかわること。

 ハウルたちのときのように、酔っぱらった状態で話をするわけにもいかないだろう。

 またメディクの分厚い表皮を乾燥させ、それを粉末にして液体に混ぜるとゼラチンのようにゼリー状に固まるという特性をリアが発見したというのもあるのだが。


 これはまたどんな味がするのだろうと、喉を鳴らしながらゼリーを一掬い。

 天井の照明の光が当たりキラキラと輝くさまは宝石のようでありながらも、スプーンの上でプルプルと踊るさまは、そうでないと教えてくれる。


 口の中に一口いれれば、ひんやりとした感覚とアルコールの匂い。

 これまで味わったこともないほどの、舌の上に乗ったゼリーの滑らかさに驚きつつも、ぐにゅりと潰すように噛んでいく。



「──ふぐっ!?」



 するとどうだろうか。一斉に解き放たれたかのように、強い酒の味と香りが口の中に広がりだす。

 その酒の味はゼリーという甘味にしたことで少し甘みも感じるが、それでも素材に使われた酒が、そんじょそこらの酒では無いことを如実に訴えかけてくるほど、甘美な苦みと酸味が味覚を刺激する。


 王という立場上それなりにいいとされる酒も何度か飲んだことはあったが、これほどまでに美味いと言えるほどの美酒などなかったと、胸を張って言えるとベイジルはこころの底から思う。


 目を閉じ、その味の奥底まで堪能する。そうこうしているとあっという間に口の中からいなくなってしまうので、二口三口と食べていく。

 しだいに血行が良くなったのか、体がポカポカと少し温かくなってくるのを感じた。

 それがまた心地よく、その手は休まることなく、かけらも残さないとばかりにコップからこそぎ取って、全てが終わったときには、もう終わりなのかと寂寥感が胸を締め付けた。



「「「「「はぁ……」」」」」



 思わず零れるお酒混じりのため息が、その名残惜しさを表しているかのようにべイジルたちには感じられた。


 そこへ──パンッ! と大きく手を叩く音がし、夢うつつ状態だった気分からハッと目覚め、今は話し合いの最中だったことをようやく思い出すロピュイの面々。


 ベイジルは恥ずかしそうに顔を朱に染めながら、乱れた着衣を整える。

 そこで宰相をチラリとみれば、先ほどまでのことが嘘だったかのように、真面目な顔で席についていた。

 そして主君よりも先に、宰相が口を開く。



「タツロウ殿。今回、これを私たちに食べさせた真意を教えていただきたいのですが、どうですかな?」

「え、ええ。もちろんです」



 その変わりように竜郎でさえあっけにとられてしまったが、頭の中で描いていたプラン通りに進行していくことにする。



「今回食べていただいたこれらの品々は、とある魔物をメインに使用しています」



 竜郎は魔物の姿絵を順番に出して、机の上に並べていく。



「最初の天ぷらにはララネスト。チャーハンにはチキーモとメディク。お酒のゼリーにはメディク。

 これらの食材を使えば小難しい調理方法も、特殊な調理器具も用意せずとも、一般家庭のキッチンで、さきほどと同じものが作れてしまいます。

 ああ、ゼリーに使った、あのお酒を他者が用意するのは難しいですが」

「あれほどのものが、普通の家庭でも作れるですと……?

 食材の凄さはあるとは思っていましたが、何か特殊な調理方法を用いてこそのものだと思っておりましたぞ、タツロウ殿」

「いいえ。確かに料理してくれた子の腕は確かですが、その域に達している料理人は大勢いるだろうといったレベルです。

 なのでベイジル陛下の食事を作っている料理人なら、食材さえあれば余裕で再現できるのではないでしょうか」

「あれが……ここでも作れる…………」



 先ほどの信じられないほど美味なる料理を思いだし、唾を飲み込むロピュイの面々と今日は一口も食べていないギルド長たち。



「今現在、僕らはその三種を確保し、数を増やし、安定した生産が出来るように動いています。

 なのでこちらは指定の開発権をいただく代わりに、その食材となったララネスト、チキーモ、メディク。これらのプティシオル大陸での優先販売権をお渡しすることをお約束いたします」

「つまりは我が国とワウテド、トネットが頷けば、三国だけで独占することもできると?」

「三国だけでプティシオル大陸に卸す分を買い占めてしまえば、そうなりますね」

「確かに魅力的ですな。そしてなんとなくですが、儂にはタツロウ殿の言いたいことが分かってきましたぞ」

「どういうことだ? ヒュー」

「まあ、お待ちくださいませ陛下。さてタツロウ殿、それほどのものともなれば、食材一つとっても買取価格は非常に高くなるでしょう。

 果たしてそれは、三国合わせても小国という規模から抜け出せない国に、買い占められる額なのでしょうか?」

「僕には分かりかねます。ですがこれから生産が安定し、ある程度の量を卸すことができるようになった場合、商会ギルド長に計算してもらったところ無理ではないかという見込みが立っています」

「では、優先的に販売してもらっても独占することは難しいのですね……」



 そのままの言葉を受け取り、大きな利権になりそうだったのにとべイジルは肩を落とした。

 けれど宰相のほうはニコニコと笑い、竜郎に続きを話すように促してきた。



「いいえ。ベイジル陛下。そこで、さきほどの装備品の話になるんです」

「……はて? なぜそこで装備品が?」「やはりですか」



 ベイジルは分からないと首を傾げ、宰相はしたり顔で頷いた。

 そこで竜郎は話を商会ギルド長にバトンタッチする。



「さきほどタツロウ殿より提示された装備品の内一つをベイジル陛下が受け取り、それを我がギルドに担保としてお渡ししていただけるのなら、年間これだけのご融資を考えさせていただいております」

「──ぎょえっ!?」



 いつかの再現のように、商会ギルド長がサッと出した紙に書かれた金額に奇声を上げるベイジル。



「買い取ることは難しいですが、担保として預かることは可能です。

 返してほしいと言われれば、ご融資させていただいた額と、それまでの利子を返済していただければ、直ぐにでも返却の手続きを取ることもできます。

 さらに先ほどの食材をお売りになる際に我々を通して頂けるのであれば、確実に損はさせないとお約束いたしますがどうでしょうか?

 その場合は、ご融資の際の利子を無くしてもかまいません」



 商会ギルドを敵に回すということは、国内の経済を悪化させることと同義。なので、まず国家単位で喧嘩を売られることはない。

 またその情報網は広く、個人でもあっという間に特定されてしまうので、上手く盗みだせてもすぐに指名手配されてしまう。

 また裏も表も市場の流れをある程度把握しているので、盗品を売って世に流すことも容易ではない。


 それだけに商会ギルドの金庫は、世界で一番安全とまで言われている。

 そこに預ければ世界の至宝と呼べるほどのものでも、しっかりと守ってくれるだろう。


 また商会ギルドとしても、この食材の利権に一枚噛むことができれば、確実に莫大な利益を生み出す自信があった。

 だからこそ、破格の条件をだしたというわけである。



「これだけあれば、今まで金がなく放置するしかなかった政策も取ることができる……」

「おそらく商業に不慣れなこの国でも、商会ギルドと手を組み、その食材の利権を最大限に使えば、飛躍の時を迎えることでしょうな。

 それにこの権利は、戦争でも奪うことはできません」

「ですね。僕らに手を出すなら僕らが勝手に自衛しますし、もし戦争でこの国を落としても、その国には絶対に売らないという約定も加えてしまってもかまいません」

「ほっほっほ。鉱脈ならぬ、食脈を掘り当てたようですな。しかもこちらで守る必要が、まるでないというところも素晴らしいです」



 単体で魔王種と戦える集団に喧嘩を売って勝てるわけがないのだ。

 鉱山ならば防衛費もかさむだろうが、ただほうっておくだけでいいというのも魅力がありすぎた。



「陛下。儂はこの件に賛成でございます。あとはどうぞ、陛下の御意志のままにお決めくださいませ」



 べイジルは、目を閉じ考える。

 けれど真面目に考えれば考えるほど、さきほどの美味しい料理がグルグルグルグル頭の中を回って離れない。



(巨額の富を得て、さらに美味しい物も得られる。ならばもうどうでもいい!!)



 ガッチリと胃袋を掴まれたべイジルに、もはや断るという選択肢はなかった。



「そのお話。是非、受けさせていただきます」

「では、交渉成立ということで」



 ガッチリと竜郎とべイジルは握手を交わし、商会ギルドと冒険者ギルドが用意した契約書に、互いの名前を書いていった。

 これで竜郎とロピュイという国との間に、明確な約定が結ばれた。

 そのときにべイジルは剣を選択し、そのまま少し眺めてから商会ギルド長に渡した。



「本日はありがとうございました。また卸しの準備ができしだい、お話に参ります」

「ええ、おまちしております。……ところで、他の二国はどうなっているのですか?」

「これから交渉ですね」

「この条件ならまずないとは思いますが、もし他二国が頷かなかった場合、この約束はどうなるのでしょう?」

「そのときはロピュイとの共同開拓ということで僕らが一気に山の前まで開拓して、山岳部はこちらで占領。

 そして表向きはそこもロピュイの土地ということで、無理やり収めてしまおうと思っています。ダメですかね?」

「あー……はい。そのときは、もうそれでかまいません。これから末永く、よろしくお願いします。タツロウ殿」

「はい。よろしくお願いします。ベイジル陛下」



 そうして竜郎たちはロピュイとの交渉を無事に済ませ、応接室を後にする。

 竜郎たちが出て扉が閉まるや否や、「これで食べ放題じゃぁああああ!!」と叫ぶ老人の声が聞こえたが、なにも聞かなかったことにしてギルド長たちと別れ、次の国へと急ぐのであった。

次80回、第80話は7月12日(金)更新です。

ちなみに他の二国は、料理も同じなのでアッサリ気味に進む予定です。

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