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食の革命児  作者: 亜掛千夜
第五章 プティシオル大陸編
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第75話 その正体は

 スライムからの抱擁に、振りほどくのも心象が悪いだろうしと黙って受け入れていると、ようやく離れてくれた。

 くっつかれた際には水で濡れたような感触がしたのだが、体のどこも湿り気一つ見当たらなかった。

 それを不思議に思っていると、触手をちょいちょいと動かし手招きのようなことをされる。



『まさか兄弟と会うことができる日が来るとは思わなかった。直接、話がしたい。付いてきてくれ』

『付いてきてくれ』『付いてきてくれ』『付いてきてくれ』『付いてきてくれ』『付いてきてくれ』『付いてきてくれ』



 相変わらず周りにいるスライムたちが、同じ言葉を輪唱する。



「直接……? まあ、それはいいとしても、どこまで付いてきてくれと言うんだ?」

『ここより奥に進んだ場所にある湖だ』

『湖だ』『湖だ』『湖だ』『湖だ』『湖だ』『湖だ』



 それは竜郎たちが行こうとしていた最後の湖に他ならない。不明な点は多いが、どうせ行かなければならないのだからと、付いて行くことに決めた。

 水スライムがスルスルと地面を滑りながら奥へと進みはじめたので、その後を竜郎が、それを見た愛衣たちも一歩足を踏み出す。

 するとグルンッ──と向こう側を向いていたスライムの口が、勢いよく振り返り、敵意というほどではないが、強い警戒心をあらわにした。



『兄弟。そこにいる者らはなんだ』

『なんだ』『なんだ』『なんだ』『なんだ』『なんだ』『なんだ』



 竜郎には心を許したが、愛衣たちはそうでもないようだ。再びピリピリとした空気が漂いはじめる。



「そこにいるのは、みんな俺の家族たちだ。俺が行くのなら、一緒に連れていきたい。ダメか?」

『家族? ──なんだ。そういうことは早く言ってくれ、兄弟』

『早く言ってくれ、兄弟』『早く言ってくれ、兄弟』『早く言ってくれ、兄弟』『早く言ってくれ、兄弟』



 竜郎の言葉を疑うという気持ちは一切ないのか、先ほどまでの態度が嘘だったかのように穏やかなものとなる。



『兄弟の家族というなら、我の家族も同じこと。ぶしつけな態度を取って悪かったな』

「べつに平気だよ!」

『おぉ……、さすが兄弟の家族だ。清廉な心が伝わってくるようだ。では、付いてきてくれ』



 愛衣の屈託のない純粋な笑顔に感心したような声を上げると、機嫌がよさそうに水スライムはまた奥へと進みはじめた。

 正式に受け入れられたので、先行していた竜郎のもとへ全員が合流し、皆で並んでついていった。


 なかなかに機敏な速度で進むスライムたちに囲まれながら奥へと進んでいき、何度か5メートルほどの凸凹や1人ずつしか通れないような細い道を通過していく。

 その道中スライムたちに話しかけ情報を得ようと試みるものの、直接会ってから話したいの一点張りで、たいした収穫もないままに目的地へとたどり着いた。



「地下に、これほどの湖があるとは驚きですの」

「それに水も今までで一番透き通ってて綺麗かも」



 その地底湖は先ほど竜郎たちが通ってきた湖よりもさらに広大で、縦幅だけでなく横幅もかなり広い。

 湖面はほぼ円形で、ラグビーボールを半分に切り落としたような底に沈むほどすぼまっていくような形で最深部はかなり深い。

 湖面から天井までの距離も先ほど通ってきた地底湖のように短くなく、半球状にくり抜くようにして、最も高い場所では10メートルはある。


 思い思いの感想を抱きながら湖を見つめていると、水スライムが頃合いをみて話しかけてきた。



『ここで少し待っていてくれ。すぐに我の本体をここへ持ってくる』

『持ってくる』『持ってくる』『持ってくる』『持ってくる』『持ってくる』

「ってことは、その体が本物じゃないんだな」

『本物の一部を切り離しているから、必ずしも本物ではないとは言えないのだがな』

『言えないのだがな』『言えないのだがな』『言えないのだがな』『言えないのだがな』『言えないのだがな』



 「言えないのだがな」の大合唱をしながら、周囲にいた水スライムたちが一斉に湖へと飛び込んでいく。

 そして最後に竜郎と話していた個体も、ぴょんとジャンプして湖に混ざって消えていった。


 そして大人しく何もせずに待つこと10分が過ぎる。



「いつまで俺たちは待ってればいいのかねぇ。そろそろ飽きてきたよ」

「ニーナも暇だよー、パパー」

「俺にそう言われてもなぁ……」



 てっきりすぐに来るものだと思っていたからこそ聞かなかったのだが、こんなことなら、いつまで待っていればいいか聞くべきだったと後悔しはじめたところで、何か大きな気配がここに近づいてきていることに気がついた。

 それもわざわざ探査など使わなくても、分かるほどの存在が。


 慌てて竜郎は精霊眼と探査を発動して、湖の方へと視線を向けて身構える。

 するとそれは地底湖の底から湧き出る水のように出てきたかと思えば、そのまま勢いよく間欠泉があがるかの如く湖面を破り姿をあらわにした。



「待たせてすまない。兄弟。少し遠くで休んでいたものだから遅れてしまった」

「いや、それはいいんだが……あなたは、どちらさまで?」



 湖面から飛び出している部分の大きさは見上げるほど高く、約7メートル。

 仁王像を思わせるような厳めしい顔と立派な上半身を持ち、下半身はスライムのようにツルンとして湖面に浮いている。


 そして竜郎が見るに、その正体は水の魔力が自我を持って存在する精神体──通称──水精。

 そこまでならここまで驚くことはなかったのだが、竜郎の精霊眼に映るエネルギー量から推測するに、そのレベルは400オーバー。

 竜郎や愛衣なら対応できるが、楓と菖蒲ではまず勝てないほどの強力な存在だった。

 身内やクリアエルフ、竜以外の知能を持つ存在で、これほどまでに強い存在は竜郎もはじめてだ。



「我はこの地で世界の調整の手助けをするよう、水神様によって生みだされた存在。水精──ネロア。我の名は水神様が付けてくださったものなのだぞ」



 ふふん、と胸を張りニッと笑う。水神自らに名前を付けてもらったことに対して、強い誇りと感謝の念がうかがえた。

 竜郎はこちらからも自分の名前を名乗り、他のメンバーも紹介していったところで、さっそく気になることを聞いてみることに。



「水神様に直接生み出された存在で、世界の調整の手助けをしてるって言っていたが、真竜やクリアエルフたちと同じような存在だってことなのか?」

「我はあくまで手助けをするだけの存在。彼のものたちとは能力もやっていることも、比べものにならないほど低い」



 もう少し詳しく聞いてみると、真竜は世界力の循環を使命として担っているわけだが、それを大循環とするのなら、この水精は小循環とでもいうようなことをずっとしているのだとか。



「要するに真竜は大雑把に世界力を循環させて、大規模な淀みを発生させないようにしていて、ネロアさんでしたっけ?

 あなたはその大きな循環でもとりきれなかった小さな淀みを発散させるのがお仕事、ということでよろしいですの?」

「簡単に言ってしまえばそういうことだ。真竜様の補助をしつつ、クリアエルフ様の仕事を少しでも減らせればと、我のような存在が生まれたのだ」

「それじゃあ、他にも同じような人がいるの? ネロアさん」

「ああ、いる……と聞いている。実際に会ったことは一度もないがな」



 愛衣の質問にそう答えたように、ネロアのような存在はそれほど多くはないらしい。

 またこの地を任された関係上、生まれてかれこれ数百万年、ずっとこの周辺で暮らしている。なので同輩と会うことは実質不可能なのだろう。



「えーと、それじゃあ、ネロア。そんな存在がなんでまた、俺のことを兄弟なんて呼ぶんだ?

 俺は別に水神様に生みだされたわけでもないんだが?」

「ぬ!? そうなのか!? 兄弟からも、我と同じ《水神の加護》を感じることができたから、てっきり似たような存在だと思っていたのだが……違うのか…………。なんだ……そうか…………」



 ネロアはその厳つい見た目に反して、とても寂しそうにしょんぼりと背を丸めてしまった。

 その姿に竜郎たちは、いたたまれなくなる。



「その……ごめんな、ネロア」

「いや、いいのだ。勝手に我が勘違いしただけなのだからな。

 それにたとえ生まれは違えども、兄弟から……ああ、兄弟ではないのか……。タツロウに《水神の加護》があるのは間違いないのだろう?」

「ああ、それは間違いない」



 ニーナを受け入れる切っ掛けとなったとある事件で、竜郎の行動をいたく気に入り、水神が《水神の加護》を受けられるようにしてくれたのだ。

 だがそれは間違いなくても、同胞だと思ってここまで招き入れてくれたのだとするのなら、また一悶着あるかもしれないと嫌な想像が浮かぶ。


 けれどネロアはそれを察したのか、安心してくれと笑いかけてくれた。



「水神様がお認めになるような者なのだ。その信用に、いささかの曇りもない。

 我は変わらず、きょうだ──タツロウたちを歓迎しよう」

「あー……、別に兄弟って呼んでくれてもいいぞ? ここまで話してきた感じだと、ネロアとは仲良くやっていけそうだしな。

 これから兄弟同然に仲良くしてくれると嬉しい。ダメか?」

「い……いいのか?」

「ああ、かまわない」

「そうか! ならば遠慮なく呼ばせてもらおう、兄弟!」



 よほど寂しかったのか、元来寂しがり屋だったのかは分からないが、厳めしい顔に最高の笑顔を刻み喜んでくれた。



「それじゃあ、仲良くなれたところで、また質問なんだが、最初に俺たちを追い払おうとしていたのは、水神様から任されたお役目の邪魔になりそうだったからと思っておけばいいのか?」

「ぬ? いや、我は水さえあればどこにでもいけるし、どこででも最大限の力を振るえる。例えこの場を破壊されても、我のお役目にはなんの問題はない」

「あ? んじゃあ、なんで俺たちを追い払おうとしたんだよ」

「……それはな、ガウェイン。ここは我にとって思い入れの強い場所であり、我の友らが最後に行き着いた安息地であり、その友たちが眠る場所でもあるからだ」

「それって、もしかして、ここに来る間に見た、あのドーム型の住居跡に住んでた人たちのこと?」

「そのとおりだ、ニーナよ。彼のものたちは、ここで生き、ここで滅びた。千年近く前にな」

「ここで生きて滅んだ……。詳しいことを聞いてもかまわないか? ネロア」

「いいともさ、兄弟。兄弟たちなら、きっと我の気持ちを理解し、この地を愚かな人間どものように欲にまみれ荒らそうなどとはしないだろうからな」



 最後の言っている意味が理解できないまま首を傾げていると、そのままネロアはここにいた、とある人間たちの話をしてくれた。




 この世界には融鉱人ゆうこうじんと呼ばれる、人体と鉱物が混ざり合った人間の種族が存在する。

 その者たちは体に鉱物を宿し、土魔法や土に属するゴーレムと相性がいいのが特徴とされる種族でもある。

 世界的にそこそこ珍しいとされる種族であるが、世界各地に今もそれなりに存在しているので、絶滅するほどの存在でもない。



「今いる融鉱人たちの種は、なんの変哲もない鉱物を宿すものがほとんどだ。

 希少金属を宿した種は、もうこの世界にはいないだろう。それが何故か分かるか? 兄弟」

「……そういう言い方をするってことは、他の人間たちに鉱物目当てに狩られたってことか?」

「そうだ。だから今は少しでも価値のある鉱物が混じった融鉱人は存在せず、その種全体の数が少ないのは、人間どもの狩りによって劇的に減らされたからだ」



 例えば金が体から取れる人間が地球にいたとする。人権などを訴える人はもちろんいるだろうが、その金を欲しがる人間はごまんといるだろう。それこそ、その人間を殺してしまってもだ。


 だからこそ、この世界では大規模な融鉱人狩りが世界中で横行していた時代があった。

 中には家畜のように飼って富を成そうとしていた者もいたようだが、融鉱人の繁殖は特殊であり、当時謎に包まれていて上手く繁殖できなかった。

 その時代に生きた融鉱人はプライドが高く、小さな子供であろうとも絶対に口を割る者はいなかったからだ。


 さらに融鉱人を殺して得られる鉱物は、これまた特殊であると判明したこともそれに拍車をかけていく。

 加工して装備を作れば普通の鉱物と違い使用者に合わせて形状が変化し、より強力な装備になることがあるのだ。

 それを人間たちに広く知られるころには、それはもう欲望のままに他種族から貪られた。



「そしてここにやってきたのは、そんな融鉱人の一種たちだった。

 それも、この世界で最上級に特別な鉱物が混じった……な」

「それじゃあ、その人たちも色んな人に狙われて、ここに逃げてきたってこと……だよね?」



 悲しそうに問いかける愛衣に、ネロアは人間たちへの怒りに染まった目で大きく頷き返した。



「融鉱人は我のような精神体に少しだけ近い部分がある。そしてその当時の我は、淡々と暮らしお役目に励んでいただけだった。

 だからこそボロボロの状態でここにやってきた融鉱人たちの鉱物になど興味はなかったし、その境遇を聞き我は憐み守ってやろうと約束をした。

 そして、そんな彼らと我はいつの間にか唯一無二の友となり、互いに楽しく暮らしたのだ。 あの時は本当に、楽しかった……」



 しかし最初は数十人いたとはいえ、緩やかに長い年月をかけその融鉱人たちは数を減らしていき、最終的に今より約千年前に、その種は終焉を迎えた。



「融鉱人の亡骸は放っておくと、鉱物の部分だけが残り癒着し合う。そうして残った亡骸でもある鉱物の塊を、我はこの湖に埋葬した。

 ここならいたずらに入り込み、盗み出すような輩も魔物もいないだろうと思ってな」

「……ここはネロアにとって、大事なところだったってのはよく理解できた。

 もちろん、俺たちはここに今はもう絶対に入手できない鉱物があると知っても、持ち出そうとしないと誓うよ。話してくれてありがとう、ネロア」

「やはり兄弟なら分かってくれると思っていた」



 竜郎たちは強力な魔物の素材も大量に保有しているし、金銭にも余裕がある。

 たとえそうでなくても手を出さなかったとは思うが、たしかにその存在を知れば、何としてでも手に入れようとする輩は世界中にいるはずだ。


 さらにネロアは自分の友となった融鉱人たちが受けてきた数々の残虐な行為を、さんざん聞いていたこともあって、そもそも人間に対して強い怒りと不信感を持っていた。

 それを思えば、最初に出会ったときにあれほど敵視していたのも頷けるというものだ。



「あ、そういえば道中でこれを拾ったんだけど、もしかしてその融鉱人さんたちのものだったのかな。拾ってきちゃったけど、ここでネロアさんに返せばいい?」

「ぬ? アイよ。その拾ってきた物とは、小さな破片のような鉱物か?」

「うん。そうそう。これだよ」



 住居跡の付近で見つけた切った爪の破片のような形をした、赤金色の物をネロアに見せるように愛衣は掲げた。



「ああ、それならばかまわない。言うなればそれは皮脂片だ。生きている時に、肌から露出した部分にある鉱石が欠けたり、新しい物に替わるときにめくれ落ちたりしてできるものだ。

 兄弟たちが欲しいというのなら、我が友らも許してくれるだろう。いくらでも持っていくといい。ただ亡骸ほどの価値はないがな」

「ニーナも欲しー。キラキラしてて綺麗だもん」

「ああ、かまわないぞ」

「ならせっかくだし、拾った分はもらって帰るか」

「「あうーぅうー」」

「カエデさんたちも欲しいようですの。良かったですわね」

「「うー!」」



 竜郎や愛衣から破片をもらい、ニーナや楓、菖蒲は嬉しそうにそれを手に持ち眺めていた。

 そんなところで、これまで黙って聞いていたノワールが猫の手を顎に当て、眉間に皺を寄せる。



「なあ、タツロウ。今はまだいいかもしれないが、ここっていうのは、いつかはあの三国が開拓しにやってきちまうんじゃないか?」

「あ! そうだった」



 この地はまだ未開拓地と言うだけであって、いずれはここも自分たちの領土にしようと競って開拓されている真っ最中だ。

 途中でやめることもないだろうし、このままではいずれここも荒らしにやってくるだろう。


 これはどうしたものかと竜郎が困り顔をしていると、その近くから強烈な怒気を放っている存在がいることに気がついた。



「それはどういうことだ兄弟」

「あ、ああ……実はな──」



 ここで隠すのはよくないだろうと、三国の経緯を語って聞かせた。

 話を聞けば聞くほど怒気は膨れ上がっていき、水でできた全身を炎のように揺らめかせ、ついには我慢の限界が訪れた。



「何様のつもりか!! この地は其奴らのものなどでは断じてない!!

 友たちをここまで追いやったばかりか、さらにその亡骸が眠るこの地まで無くそうというのか!!

 許さん!! 許さんぞっ!!! そちらがそのつもりなら、この大陸に住まう人間ども全てを滅ぼしてくれる!!」

「ほろぼ!? ──って、ちょっと、ちょっと待ってくれ! 一旦落ち着いて──」

「兄弟の頼みと言えど、こればかりは聞けぬ!! 聞けぬぞ!!」



 これがそこいらの人間なら無理だと言うところだが、ネロアの実力をみれば、本当にそれを実現してしまうだろう。

 さらに世界中の人間が殺戮対象ではなく、このそれほど大きくない大陸に住まう人間だけと限定しているあたり、ちゃっかりしている。

 ネロアは神にこれまで尽くしてきた存在。温情の余地ありと、神やクリアエルフも黙って見逃す可能性は高いのだ。


 放っておけば確実にネロアが願いを果たすだろう。

 今すぐにでも地上に打って出そうになるネロアを、竜郎たちは取りあえず待ってくれと全力で宥めるはめになる。


 だが仮令一時的に落ち着いてくれたところで、いつまでもネロアの心は煮えたぎったままだろう。



(ただ美味しい水の魔物を探しに来ただけだったのに、どうしてこうなった!?)



 そうして竜郎たちは、新たな厄介事を抱える破目になるのであった。

次回、第76話は7月3日(水)更新です。

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