第404話 セオドアの未来
ナエンとの雇用契約に書かれていた給料は、残り少ない日数であっても余裕で100万シスに到達できるだけのものだった。
むしろもっと早くこの仕事に就けていれば、食の感謝祭で賞金を狙わずとも、毎日のほとんどを労働に捧げなくても、普通に余裕をもって稼げていたほどである。
そしてセオドアの働きぶりは、ナエンがそれだけの給料を出しても欲しいと思うに充分なものだった。
成果次第ではもっと給料を上げてもいいと思ったその才能は、見事に彼の見立て通り開花した。
「皆さん! ご注目ください! こちらが最近ジワジワと話題になってきている魔道具『掃除機』です!
この掃除機を使えば家中のホコリやゴミを、ほんのわずかな魔力で一瞬にして吸い取ってしまうんです!」
エリュシオンの町の広場の一角。そこで今、セオドアは大きな声を上げて実演販売を開始した。観衆の中から、興味深気な視線が集まりだす。
まずはお試しや練習もかねて、国外や町の外でいきなりやるのではなく、目新しい物に慣れているエリュシオンの住民をターゲットに実演販売をはじめて数日が経つ。
入金までの期日を4日残し、本日の日当が貰えれば無事にセオドアは100万シスを自力で稼いだことになる日。
本来であれば月給で支払われるはずの給料を、今はとにかく金がいるとナエンに日給で出して貰っている状態だ。
セオドアは日本では当たり前に使われている、ハンディータイプのサイクロン式掃除機を、こちらの世界用にアレンジして作り出した魔道具を紹介していく。
ゴミの入った透明なケースを前に出し、セオドアはノズルを向けてスイッチオン。
そよ風が耳元を通り抜けていく程度の音を鳴らしながら、どんどん掃除機の透明なダストカップへと吸い込まれていくのが観衆にもよく見えた。
はじめて見る観衆は、驚きながら確かに便利かもしれない──と思えてくる。
いたって普通のおじさん~おじいさんくらいの見た目のセオドアは、ぱっとしないが妙に注目したくなるようなリアクションで、どんどん観衆の好奇心をくすぐり注目を集めていると、1人が実演販売中に口を挟んできた。
「そんなのに魔力使ってたら直ぐ疲れちまうだろ。自分で箒でも持ってきて、掃いたほうがむしろ楽に決まってる。
どう見ても、わずかな魔力でやってるようには見えないぞ」
だがセオドアはまったく動じない。それだけこの商品に自信があるとばかりに、笑顔を浮かべる。
このハッタリも観衆たちを「おっ」と思わせるのに役だった。
「そうですよね。今までの魔道具であれば、確かにそうです。ですがコレは違います。
さっきから私は平然と使っていますが、疲れているように見えますか?
そして私が魔法使いのように、沢山の魔力を持っているように見えますか?
正直私はそこいらの普通の人より、魔力が少ない自信があります」
「どんな自信だよ。けどまぁ……確かに残念なくらい弱そうだよな。おっさん」
「ええ、見立て通り私は弱いですよ! 子供相手にも勝てるかどうか……はぁ」
「ははっ、なんだよそれ」
少し前のセオドアなら、こんなことは絶対に言えなかったが、今は道化にだって平然となれる。
そのまま道化を演じて何回か場に笑いを届けながらも、今まさに突っかかってきた男性を呼び寄せる。
「では実際に使ってみてください。その凄さを、直に感じていただきましょう。
ここを持って、この出っ張りを押せば動きますよ」
「へぇ、簡単なんだな。お…………おぉ…………ほんとに全然魔力を使ってる感じがしない。どうなってんだ」
「便利でしょう。その程度の消費なら、日常のちょっとした掃除にも使えていいと思いませんか?
部屋の隅にゴミを見つけてしまったとき、そのためだけに箒と塵取りを持って掃くのは面倒でしょう。
ですがこれなら、ささっとここを押すだけで簡単に掃除できてしまうんです。
そして集めたゴミが溜まってきたら、ここを押せば──ほら、この通り。簡単にまとめて捨てることもできますよ」
「なんだか便利そうねぇ。私にも使わせてみせてくれないかい」
「ええ、どうぞ!」
「あら思ったより軽い! いいじゃない。これならお掃除が楽になるわ」
主婦のおばさまも食いついてきて、いいリアクションをしてくれる。
セオドアは持ち前のハッタリで、それをさらに盛り上げて『なんだか凄い商品』なんだと強く周囲に印象づけさせていく。
値段の紹介も鮮やかなもので、今日だけ──だの、限定でここにいるあなたたちに特別に──だの、最初から決まっていた値段をいかにも大特価だと思わせる手腕も見事の一言に尽きる。
『普通に地球に連れていっても人気が出そうだな』
『だね。確かに普通のおじさんがやってるってのもいいのかも』
『あんまり特別な人がやってても、とっつきづらいしな。あのくらい普通でいてくれたほうが、気軽に見られて警戒心も持たれづらい。
あのナエンって商人、かなりのやり手なのかもしれないな』
『だいたいの流れの台本とかは、ナエンさんが考えてるって言ってたしね』
用意した分の掃除機が飛ぶようにはけていく光景を、竜郎と愛衣は楓と菖蒲をそれぞれ抱っこしながら、遠くから見守っていた。
その後もこの世界では魔法で代替できていたようなことも、地球の科学の知識を少しだけ使って再現した魔道具によって、より少しの力でより便利になるような商品が出されていく。
それらをセオドアが紹介すると、普通に聞くよりも凄い物に思えてくるのだから不思議なものだと、地球になら普通にあるものでも思えてしまう。
『というかやっぱりハッタリ力? というか、そう思わせる演技力が明らかにたった数日で向上してるよな』
『だてに高いお金で掘り出してもらった、生まれながらの才能じゃなかったってことなのかも?
あれだけの才能があるなら、もっと育てておけばよかったのに』
『まぁ前のセオドアじゃ、悪いことに使うくらいにしか想像できなかったんだろうな。
それでも詐欺師に走らなかったのは、不幸中の幸いではあるが』
『さすがに悪人だったら、義理でもここまでしようとは思えなかったからね』
心根が善人だったというよりは、本格的な犯罪に手を出すのは恐かったからではあるが、結果的にそれがこの最悪の中での最善を掴み取る一助となってくれた。
全ての商品を売り切るのをのんびり見つめながら、竜郎たちはセオドアがエリュシオンにあるナエンの支店に給料をもらいにいった後に合流する。
ナエンは今回のこの商法がリオンの目にもとまり、正式に契約を結んだことでこの町での経営権まで幅広く手に入れた。
今は町内でしかやっていないが、もう少しここでセオドアが腕を磨いたら、いよいよ町の外へ──国の外へと順に飛び出していくことになっている。
「そのためにも、今日で終わらせよう。セオドア、契約書を出してくれ」
「ああ、ここにある」
合流したのは、個室のあるレストラン。その一室を貸し切り、料理を食べる前に全てを今日この場で清算することにした。
テーブルの上にサヴァナとの契約書を広げ、その裏面に描かれている魔法陣に今日までで稼いだ100万シスピッタリのコインを置く。
「助けてもらいはしたが、それでもこれはちゃんと俺が──俺自身が働いて稼いだ金だ。これで契約の終了を宣言する」
サヴァナの契約書に描かれた魔法陣が、彼の声に反応するように輝き出し、文字の羅列のようなものが飛び出してコインに巻き付き、続いてセオドアの頭に巻き付いていく。
「な、なんだっ?」
「大丈夫だ。ちゃんと契約内容に沿っているかどうか、確認してるだけだから。そのままジッとしてろ」
「わ、分かった」
竜郎が解魔法ですぐに調べたため、それが実害のあるものでないことは分かっている。
セオドアをそのまま20秒ほど大人しくさせていると、やがてその文字の羅列が導火線に火が付いたように、契約書にむかってボロボロと崩れていく。
契約書にまで到達すると、青白い炎で煙すら出さず、テーブルも焦がすことなく契約書が燃えていき、100万シスのコインだけがテーブルに残った。
「あれ、これは別に取られたりしないんだね」
「俺もてっきり徴収されるのかと思ったが、契約内容はあくまで〝自分で稼ぐこと〟だったか、そういえば」
「これで……終わったのか?」
「ああ、全部終わった。これでセオドアは、晴れて自由の身だ。ほら、受け取れ。セオドアのお金だ」
竜郎がテーブルの上のコインを手渡そうとするが、それをセオドアは拒絶した。
「それはハサミさんたちが受け取ってくれ。
そっちにとっちゃはした金だろうが、せめてこれまでの礼の足しにしたいんだ。だから俺は受け取れない」
「でもさ、もう少ししたら町の外へ出ていくんだよ? 色々これから入用になってくると思うけど」
「余った分の金もちょっと残ってるし、明日からもしばらく日当をもらえばいい。
住むところもナエンが従業員用に確保した場所に無料で住めるから、そこに厄介になってれば問題ない。
だから俺のことはもう心配しないでくれ。むしろそれじゃ、足りないだろ。どう考えても。これからもっともっと稼いで、返させてくれ」
「いや、俺たちの礼というのならこれで充分だ。あとは自分の好きに使ってくれ」
この100万シスだけは絶対に受け取ってくれそうになかったため、竜郎は受け取ることにしたが、それ以上はもういいとはっきり告げた。
「俺はもう金なんていらないんだ……。ただ今日寝る場所があって、腹が空かないだけの食べ物があればそれでいい。何に使えばいいかなんて、分からないぞ」
「だったら欲しがってる人にあげちゃうとかは?
私たちも孤児院とか、困ってる人たちのために寄付とかしてるよ」
「孤児院……そうか、そんなこともできるのか。金っていうのは……。縁遠すぎて思いつきもしなかった」
「まぁ、俺たちのことはいいから、これからのお金の使い道は自分で考えてみてくれ。
ってことで、そろそろ呼んでいいか?」
「あ……ああ。頼む」
無事にセオドアは命を長らえ、これまでの人生への清算も全て済ませられた。
もう彼を縛るものは、ナエンとの雇用契約くらいだろう。
晴れて自由の身になった彼の祝いもかねて、今回はゲストも竜郎たちが呼んでいた。
会わせたい人がいると、先方には伝えて。
竜郎は一度店の外に出て、別の場所で待っていてくれた2人を連れて戻ってきた。
「せ、セオドア……なのか?」
「うそっ、なんで……」
「久しぶり……だな。2人とも。心配させてたみたいで、ごめんな」
ゲストはもちろん、アーロンとペネロペ。家を出たきり音信不通な幼馴染をずっと気にかけていた2人。
セオドアはバツが悪そうにしながらも、まずは頭を下げた。
だが2人とはほぼ同い年のはずなのに、髪は老人のように真っ白に。多少筋肉もついてきて、食生活も改善されたが、生気を感じさせない衰えた肉体。
いったいこれまでに、どれほどの壮絶な人生を歩んで来たらそうなるのかと、2人とも会えた感動よりも心配の方が先に出てきてしまう。
「ちょっと厄介な借金をこさえちまって、首も回らなくなってたところをハサミさんたちに助けてもらったんだ。
これも全部アーロン、ペネロペ。お前たちのおかげだ。お前たちが俺のことを気にかけてくれてたから、その義理でこの2人は俺の抱えてた問題を解決する手助けをしてくれた。
本当に、感謝してもしきれない。ありがとう、ありがとう……」
演技ではなく、馬鹿な自分を何年経っても忘れずに気にかけてくれていた友人たちへ涙がこぼれる。
テーブルに頭を擦りつけるように、何度も何度もアーロンとペネロペにその感謝を伝えた。
「な、なんだよ、頭を上げろってセオドア。それに水臭いじゃないか。金がいるってんなら、俺たちだって少しくらい貸してやったってのに」
「そうよ! 私たちは子供のときだけど、一緒に冒険した仲間でしょ。頼ってくれてよかったのに」
「う゛ぅ……ありがどうっ……ありがど……っ」
その言葉にセオドアは以前の自分が、この2人に出会えずにいて本当に良かったと、心から思えた。
あのクズな自分なら「知り合いなんだから、金を工面して当たり前だ」、そんな風に考えて借りられるだけ借りて返さずに逃げていたはずだ。
友達に借りただけ。これは詐欺じゃないと言い訳しながら。
自分の事だからこそ、容易にそれが想像できた。
愚かな自分。こんなにも自分のことを純粋に心配してくれる2人に対して、よくもそんなことができたものだと、やってもいないのに怒りすら湧いてくる。
そんな自分が嫌で嫌で仕方ないのだが、それでも竜郎たちが必死に繋いでくれた命。
セオドアはこの貰った命を、最後の1秒まで誰かのために使い切ろうと、この時、心に決めた。
自分を救ってくれた人たちが、セオドアを助けてよかったと胸を張っていえる、そんな人間に生まれ変わろうと努力し続けようと決意した。
「しめっぽいのもなんだし、そろそろ店員さん呼ぶよ。いい?」
「ええ、お願い! 今日くらいはパーッといきましょ! いいわよね。アーロン」
「そうだな! セオドア、泣いてないで一緒に食おうぜ!」
「ああっ、食べようっ」
「すいませーん、注文いいですかー?」
竜郎が注文が遅れたことを詫びながら、料理を頼んで持ってきてもらう。
その後はセオドアも段々と笑うようになって、3人で昔のことを懐かしみながら、かつての小さな冒険を語り合ったのだった。
『よかったね。アーロンさんたちも楽しそう』
『ああ、これで俺たちもミッションコンプリートだ』
食事会を終え、ここは自分が払うとアーロンが気前よく全額支払いをした。
とはいえアーロンも今やかなりの額を稼いでいるので、これくらいは屁でもない。
セオドアはナエンが用意してくれた住居に帰っていき、アーロンとペネロペが店の前で残っていて、セオドアが見えなくなるまで見送ると、今度は竜郎と愛衣へ頭を下げてきた。
「簡単な頼みごとをしたつもりだったんだが……、なんだかかなりの面倒事を押し付けたみたいで、もうしわけなかった」
「私からも、軽い気持ちで頼んでしまってごめんなさい。
そして、ありがとう。セオドアを救ってくれて。
どんなになっても、やっぱり幼馴染だから。いつもどこかでアーロンも私も、彼のことを心配してたのよ。無事で本当に良かったわ」
「確かに大変なことはあったが、アーロンさんたちにはスパイスのことでかなり助けてもらってる。だから気にしないでくれ」
「そうそう! アーロンさんのスパイスのためなら、これくらい楽勝だよ!!
だからこれからも、いっぱい色んなスパイスを作ってね」
「ああ! それなら俺の一番得意なことだ。任せてくれ。これからも、よろしくな!」
「こっちこそ、いつも美味しいスパイスを考えてくれありがとう。これからも、よろしく」
竜郎はアーロンと、愛衣はペネロペと。空気を読んで大人しくしてくれていた楓と菖蒲は、真似をするように姉妹で仲良く、それぞれ握手を交わし、アーロンたちともここで別れた。
「大変だったけど、なんだかんだ上手くいったし結果オーライかな」
「そうだな。終わり良ければ全てよし。大変だった分、開放感が凄い。今日はいい夢が見られそうだ」
一時はどうなることかと心配もしたが、長いようで短かったセオドアの騒動もようやく決着が付いた。
2人はこれで日常に気兼ねなく戻れると、楓と菖蒲を連れてカルディナ城へと戻っていった。
そしてとある場所にいるサヴァナも、胸をなでおろし誰もいない薄暗い部屋の天井を見つめながら口を開いた。
「どうやら全て上手くいったようです。ご満足いただけましたか? 商神様。
──────ええ、ええ、はい──────そうです。確かに。報酬はこれで充分ですわ。
けれどもう、あまりこういうことを私にさせないでくれると助かります。
さすがの私も、武神に睨まれるのはもう二度と御免ですので」
実はあの交渉の席において、ずっと冷静で自分がその場の流れを全て支配しているかのように振舞っていたサヴァナだが、愛衣側から感じられる威圧に内心ずっと冷や汗を流していた。
愛衣が意図してやっていたわけではなく、人間でいうのなら「うちの娘に何かしたら、どうなるか分かってるよね?」くらいのヤクザも真っ青なガンを、彼女にだけ分かるよう器用に武神が飛ばし続けていたのだ。
竜郎側についている等級神や魔神も敵に回したくはないが、そちらはまだ冷静だ。
けれど愛衣を溺愛している武神ならば、ちょっとしたミスでも暴走することすらあり得ると感じ、冷静に見せるために何枚も外面を被らされていた。
久方ぶりにあれほどの緊張を味わったと、思い出すだけでも疲れてくる。
「まったく、ここまでお膳立てしないと開花しない才能だなんてね。
本当に面倒な男だったわ……。もう二度と顔も見たくない」
煙管を咥え詰めた草に火をつけ、神の頼みだからとこれからは安請け合いするのは控えようと心に留めながら、サヴァナは煙を大きく吸い──溜息と一緒に吐き出した。
セオドア・ラトリフ。彼は人生の最後まで、実演販売という商法に命を費やした。
彼が残した業績を凄まじく、セオドアが打ち立てた販売記録は死後百年以上たっても破られることはなかった。
後進の育成にも力を注ぎ、自分の技術の全てを惜しみなく後輩たちに教え込み、実演販売という商法をこの世界全体に根付かせた。
またその生涯、質素倹約を貫き、莫大な財を築いたというのに自分のためには一切使わず、妻や子や愛人を設けることもなく、身寄りのない子供たちのための孤児院を開いたり、貧しい子供たちが自由に未来を選べるよう、その手助けとなる奨学金制度まで死ぬまでに手掛けた。
そんな彼は老いてなお周りからいくつもの称賛を受けるが、その全てを「そんな大層な人間ではないんだ」と生涯嫌がったという。
だが死んでからも、彼に感謝する人間は大勢いた。。
生きていれば絶対に断っていただろうが、実際に彼に助けられ、夢を掴んだ人間が大勢いたのだ。
その中には後に大商人なったもの、高ランクの冒険者になったもの、某国の大臣や元帥になったもの──などなど、さまざまな著名人も大勢おり、セオドアのために立派な記念碑まで建て、彼への感謝を何百年も未来まで伝えたという。
これにて第二十章 食への感謝祭編は終了です。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今章は食への感謝祭編といいながら、セオドアがメインでした。
ですが名前を出すとネタバレになりそうだったので、この章題にさせていただきました。
彼は町ができないと登場できないキャラクターだったので、名前が出てからここまで長い月日がかかってしまいましたね。
巨漢の太っちょフードファイターとして、大食い大会にやってきたセオドアを見つける。なんていうシナリオも最初期に一瞬考えたこともあったのですが、出オチで終わりそうなので、すぐにそのシナリオは却下されたキャラでもありました(笑
そして、いよいよ美味しい魔物食材も残り三種。レベルイーターの頃に割愛したネタも尽きてきて、そろそろ完全新規の話も交えないと厳しくなってきました。
ですのでそのネタを考える時間を設けるためにも、次の二一章の開始は『11月21日(木)』を予定しております。
かなり期間を空けてしまいますが、今ある手持ちのネタだけでは不安なのでご容赦いただけたらと。
それではまた、次章もお読みいただけたら幸いです。それでは!!