友達
「え?親友って何の事かな?」
「マジ?俺達親友じゃないのか?」
お得意様にはなったけど、親友になったつもりはない。
「違う気がするけど…」
「おいおい、マジかよ初耳だぞ」
すごくがっかりしている、まさか親友だと思っていたとは。
そんな時服を少し引っ張られる。
ハナが何か話したそうに服を引っ張っていた。
「どうしたの?ハナ」
私はハナしか聞こえない程度の声で話す。
「あの人〜、誰〜?セリナの恋人〜?」
ハナも小声で話してくる。
何故ハナは勘違いしたんだろ?
流石におじさんを好きにはなれないのに。
「違う、あの人はサンドイッチ屋の店員だよ、村に行った時に話したの」
シュールドと出会った事の話しをハナにする事にした。
「ふ〜ん、そうなんだ〜」
ハナはニヤニヤしながらこっちを突いてくる。
そういう関係では無いんだけど…
「そう言えば、クローシュとシュールドってどこで出会ったの?」
このままでは私が好意を抱いてると思われるのでクローシュとシュールドに話しをふる。
「あ〜、ベンチで会ったんだよな」
ベンチという事は私が行ってすぐかな。
「へぇ〜、なるほどね〜」
「ん?何だよ、セリナ」
「何でも無いよ、それよりもココを早く探さないと行けないし」
ココをこれ以上待たせる訳には、行かない!
確かにココは、しっかり者でちゃんとしてるでもまだ11才だし。
私が早く探してあげないと、そう思いハナと私は行く事にする、勿論二人は置いていく。
これ以上長く話している時間が勿体ないので。
クローシュ達から何とか抜け出せたけど、こんなに広い町どこから探せば…
「ん〜、ん〜、ココどこに〜?」
ハナはぴょんぴょんジャンプしながら辺りを見渡す。
「それで見つかるの?」
ふと気になって質問してしまった。
「何となく、やってるだけだよ〜」
やっぱりそうだよね、見つかるんじゃないかなとか思ってた、私が馬鹿だった。
「何となく何だ、ちょっとがっかりしたかも」
「で、でも〜、見つかるかもしれないよ〜」
見つかるかも知れないと、一生懸命説得するハナ、流石の可愛さ、ずっと見ていたいかも。
「ハナは相変わらずだね」
「な、何の事〜?よく分からないよ〜」
そう言って不思議そうな顔をしてくる。




