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心配

「ハナ!良かった…」

「うん〜、私も〜、良かったよ〜」

大変な事があったが、ようやくハナと合流出来た。

しかし辺りにはハナしか居ない。

「えっと〜、ココは?」

「ココ〜?知らないよ〜」

そう言って不思議そうにこっちを見る。

「えっ、ハナと一緒じゃないの?」

「ううん〜、私はね〜、セリナ達を〜、探しにここに〜来たんだ〜、ココもセリナと〜一緒に居ると〜思ってたし〜」

どうやら本当の様だけど…どうしよう、となるとココは今一人、変な人とかに襲われなければ良いけど。

「じゃ、じゃあ、急いでココを探さないと!」

ハナの手を握り今度はちゃんと離さないようにする。

次離したらどうなるか分からないし。


「セリナ〜、そんなに急がなくても〜、ココなら〜、大丈夫だよ〜、きっと〜」

そう言うハナを見て私は少し驚いた。

友達が迷子なのに少しも焦らないなんて…

「ハナ…どうして焦らないの?友達が迷子なのに」

「えっと〜、それは〜、ココを〜信用してるから〜」

ハナはそんな事を言った。

ココを信用しているから…

確かにそうかも知れない逆にここで焦って探しに行くのは信用していないからと思われてしまう。

「セリナは〜、私達の〜リーダーだから〜、心配何だよね〜、みんなをまとめる人って〜、案外大変だし〜、一人居なくなると〜、すごく心配なんだよね〜。」

私が何も言わないので、ハナが優しい口調で、言ってくれる。

「えっと、そうだよね、心配だけど、少しは落ち着いて行動しないと」

私はハナを連れて服屋を出る。

「まずはベンチに行こ、そこにクローシュが居るから」

「了解〜」

そう言ってハナがニコッと笑う。

ハナも可愛い。

「ん〜?セリナ〜、どうしたの〜?」

「え、えっと、何でも無いよ、それより早く行こ?」

ハナの手を握りベンチに向かう。


あれ?ベンチにクローシュと誰かいる?

話してるしどうしよ。

とりあえず、ハナがどこかへ行ってしまいそうなので、手を引っ張る。

「わ〜、引っ張られる〜」

「ハナどうする?」

自分で考えるべきなのにハナに質問してしまった。

「どうする〜かぁ、う〜ん、どうしよ〜」

やっぱり、行った方が良いのかな?

こういうのは良く分かんないし。

どうしよう…

こういう時はいつものココが判断してたし。

「どうしよう…どうしたら良いんだろ?」

そんな事を悩んでいると女の子がやって来る。

「あっ、セリナだぁー!ここで何やってるの?」

私が食事街まで案内してあげたあの子。

「何でも無いよ、ただこれからどうしようか考えてただけだよ」

流石に女の子を心配させる訳にはいけないので誤魔化すような反応をする。

「セリナ〜、この子は〜?」

そうだった、ハナはまだ会った事無いんだっけ。

「えーと、この子は食事街で会った女の子で…」

私は、みんなとバラバラになった後の経緯を話した。

「なるほど〜、それで〜、その子と会ったんだ〜」

ハナの雰囲気が少し変わった。

何だろう、怒っているような。

嫌な予感がする…




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