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3人の出会い

一部を少し改良しました



  ~第一話3人の出会い~

「ん〜、もうあさ〜?」

 鳥の声が聴こえる、私の家の周りは森なので、朝はいつもこれで起きる。鳥は私にとってのアラームみたいな物。

「ふぁ~、もう朝かぁ~、それにまぶしい。」

 今日も良い天気、太陽が眩しい、それに鳥がうるさい。

こんなにうるさい日は珍しい何かあったのかな?

まぁ、考えても仕方ない。私はベットから起き上がる。

「いつになっても朝は辛いなぁ。ふぁ〜、鳥が鳴いてるなぁ」

あれ?何でこの服のまま寝てたんだろ?私が着ていた服はいつも着ている寝るときに着る服ではなく、普段私が狩りなどに着る物だった。なぜだろ?分からん


「そうだ!思い出した、今日は学園の入学試験だった!」

私は冒険者に憧れているから学園に行く。

本当は違うけど…

学園って何する所なのかな?少し不安かも

まぁ、でも学園の試験と言っても実技試験しかないらしいから少し安心している。

「実技試験かー、何するんだろ?」

そんな事をつぶやくながら、私は一階に行く。

この家にある必要な物はほとんど森で採れるもので作っている。

調理場所や食器棚などほとんど。(最近気がかりなのは椅子が壊れそうなところかな。)

私は調理場まで行き、調理する。ここで調理する物も森で採っている。

 

「完成かな?う〜ん匂いだけは美味しそう」

私は森で捕まえてきた、動物達を調理して食べる。

「あー、あんまり美味しくないなぁーやっぱり」

今回は不味そうなのしか捕まえられなかった、う~ん、不味い食べられないことは無いけど不味い、それに硬い。


それなりにお腹がいっぱいにはなった。

それと同じに気持ち悪くもなった気がするけど。

ドサッ

「ん?」

何かが落ちる音が聞こえた。この音は恐らく本だと思う。

「はぁー、めんどう」

そう言いながら、私は本を拾った。

「あ、この本…お母さんが昔読み聞かせてくれた本だ。」

懐かしい、あの頃はすごく楽しかった。

私は、そんな事を思い返しながら、本をもと場所に戻す。

「よし、もう行こうかな」

そう言って、私は玄関に向かう。


「このドアも古くなってきた」

 後で新しいドアでも作ろうかな?そう思いながら家を後にする。


「後ろから大きな音が聞こえた。またドアが落ちたかな?」

私はそんな冗談を言い、少し笑みを浮かべる。


けっこう久しぶりに森から出たような気がする。

「こんなところに道作ったんだ。」

すごく整備されていて歩きやすい。

「キャーー」

「女の人?しかも森の方から聞こえる」

 道は整備されても、森の方はあまり手をつけていない

「こんな所で考えてるよりまずは、助けないと!」



「居た、あれね。」

 グルルルル

 あれって、魔物かな?

 どんな種類の魔物かわからないけど、とりあえずやるしか無さそう。考えてちゃだめ、行かないと、そう自分に言う。

 グルルルル

 魔物が女の子に近付いていく。

やばい、まだ少し怖いけど行くしかない!

そして私は、女の子の前に出る。

「仕方ないよね?あまり無駄な殺しはしたくないけど。」

私は、そう言って腰の剣を抜き、魔物の首を飛ばす。

 

 魔物達は仲間が殺られて少し引いたがまたすぐに襲ってきた。

 「くっ、こうも魔物が多いと面倒かも。」

斬っても斬っても、すぐに攻撃してくる。

「少しくらい、おとなしくしてくれても良いのに。」

 

 グルルルル、ガウガウ!

 一匹の魔物が突っ込んで来たので右に避けて、オオカミの首目掛けて剣を振る。

オオカミは血を出して倒れる。

以外とグロい、後せっかく洗った服が汚れてしまった。

 あれ?オオカミ達が森の中に消えていく。

おかしい、あんなに仲間を殺られても攻撃して来るあの魔物達が…

「あ、あの助けて下さってありがとうございました」

 「別に良いよ、お礼なんて言わなくて。」

あまり人と話すことが無かったので冷たい言い方をしてしまった。

「そ、そうなんですか、すみません」

 これはちょっと最悪な雰囲気になってしまった!

何とかしないと

「えっとー、君、お名前は?」

もうちょっとマシな言葉が合ったのではと、言ってすぐに後悔する。


「名、前ですか?私の名前はココ•ホーデルトです」

ホーデルトってあの召喚獣使いで有名なところじゃない!

「ホーデルトってあの?」

「ホーデルト家を知ってるんですか?そ、それもそうですよね

あの家を知らない人なんて居ないですよね。」

また少し暗い話をしてしまった。話を変えて少しでも気を紛らわせるしかなさそう。


「ねぇ、そう言えば、ここら辺昔より魔物増えてない?」

「えっ?知らないんですか?最近魔物が増えて来てみんな困ってるんですよ。」

「そ、そうなの初めて知った。」

 だいたい私最近は家の近くしか行かなかったから家の近くしか知らない。

「それに最近...私の親もやられてしまって…」

「ちょっとお話ストップ!」

何か来るよね。多分、勘だけど

「どうしんたんですか?」

「いや、ただ何かの気配がしたから。」

「また、オオカミ何ですか?」

「オオカミ?何それ?」

「え?さっき倒した魔物ですよ!」

あれオオカミって言うんだでもまた来たとしたら倒すだけだから別に良いけど..何か違うもっと嫌な感じがする。

「う~ん、どうだろう私も具体的にはわからないから..」


「そこに隠れてるのは誰?」


すると草むらから女の人?が出てきた。

「へぇー、すごいね~私の気配に気付く何て。 うふふ。」

いや、わざと気付かれるようにしてたような。

「あなたは何者なんですか?」

「あらあら私が大人だと思って遠慮してるのね~?大丈夫よ?敬語何て使わなくて。

だってあなたは私に殺されてしまうから。

名前を教えて欲しいんでしょう?」

この人何かよくわからない。


「えっと、名前を教えてなんて言ってないんだけど、まぁでも名前がわからなかったら呼びにくいしね。」

「良いでしょう、教えてあげましょう私は闇の龍騎士団一人のグリアよろしくお願いいたします。さぁ私は答えました次は貴女ですよ?」

闇の竜騎士団?なんだろそれよく分かんないけど、ダサい、

けど相手、私が勝てる相手じゃないよね?

何というか、闇の人名前は微妙だけど、強さは本物みたい。

「ふふ、あなたは名前はなんて言うのかしら?」

怖いなぁ笑い方とか、何、ふふってマジ止めて欲しいんですけど。

「あなたは下がっていて。」

「でも逃げた方が!」

「大丈夫だよ!それに逃げたら他の人が襲われるかも知れないし。」

と言ったが実際は逃げられないからこんな言い訳をしている。

「あの、約束良いですか?」

「約束?」

「そ、そう約束だよ、死なないでね。」

「うん、わかった約束だよ!」

「じゃあ隠れてるますから。」

ココだけでも逃げてくれれば良かったのに。

「お話は終わりましたか?」

「えぇ、一応終わったよ!」

「それはそれは、では始めましょう殺し合いを!」

 これは勝てないかも知れない…でもそしたらあの子との約束..だから私はここで勝たないと行けない。

「やるしかない!」

私はそう自分に言い聞かせる。

 近距離でしか攻撃出来ない私はあの魔法使い相手には完全に不利。

「突っ込むしか勝機は無いかな?」


 グリアが何かを唱え始めた?

魔法かな?良く分からない。

「ふふ、やっぱりそう来るよね!」

とりあえずそう言って、私は相手の目の前まで走る。


「ここまで来ればあなたは魔法攻撃出来ないでしょ。」

「あらあら、私の攻撃範囲までわざわざ来てくださって、ふふ

あなた、相当死にたいようですねぇ!」

 そしてグリアの攻撃をもろに食らう。

 熱い、炎系の魔法だ!

まぁ、流石に食らうのは知ってたけど。

私、どうすれば良いのかな?


「はぁ..はぁ..」

「もう疲れてしまったの?ふふ、まだパーティーは始まったばかりでしょう。」

そう言ってグリアは切りつけ来る。

魔法使いがわざわざ剣で攻撃とは全く。

「ハハ..つ、強い。」

私は真っ白になった頭をフル回転させて考える。

 攻撃出来ないどうすれば?

 このままじゃ負けてしまう!

 私はここで負けてしまうのだろうか?

 考えても悪い事しか出て来ない。

 あの子は私が負けたらどうなってしまうのかな?

きっと捕まってしまう。

「そろそろ終わりにしましょう。」

 グリアが魔法打つ構えになる。

「まだ!負ける訳には」

痛い、凄く痛い、こんな経験初めて。

「これで終わりですね!ファイアー!」

 炎が私にめがけて放たれた。

私は、もう駄目かな、そう思い目を瞑る。

「私は..」

あれ?何も起きない?

 

「大丈夫?その様子だと大丈夫じゃなさそうだけどね〜。」

「えっ?」

 まさかこの女の子が守ってくれたの?

「ふ~、それにしても〜、ちょっとやり過ぎじゃない~?」

 もう死んだと思ったでも、生きてる!

「ありがとう」

「今は、お礼を言っている暇はないと思うよ~」

 でもグリアの方はあれが全力だったらしい。

「どうして私は勝てると確信していた、なのに何で...どうやって私の全力魔法を防いだと言うの?お前みたいな子供が。」

「じゃあ始めたようかな~」

「言う気は無いと言うわけね。」

 女の子がグリアの前を剣で切る。あの子、どうやって?

「えぃ~」

 そんな間の抜けた声が聞こえる。

「!」

「え~と..もう剣折ったから~戦えないでしょだから〜もう止めな〜い?」

「バカ..なお前ごときに負けるわけない!剣などそこのガキと遊んでやった時に使っただけだ、私には必要無いものよ!」

 グリアが魔法をまた唱える。私には何をしようとしてるのか全然分からないけど。



「お前に負ける訳がない。 ふふ..あなたがいけないのですよ?私に逆らおうとするから。

 さぁ!やりなさい私の可愛い精霊ちゃん。」

凄そうな火の精霊が出て来た。

 さすがに女の子も苦戦中なのかな?分からないけど。

「...これはさすがに、です〜」

 女の子の体が光だす恐らく魔法だよね

「え〜と、じゃあ適当にえい〜」

 敵に落雷が落ちるあたり一面まぶしい

「グッ、これは..いったい…」

 グリアの声が聴こえる。

「 あ…れ?急に力が抜けて…」

そこで私は意識を失った。



また鳥の声が聞こえるそれに声が聞こえるような気がする。

「...お〜い..起きないと..遅刻するよ~君も学園の試験受けに行くんでしょ~? だから早く起きないと~!」

 聞こえる試験?試験って何だっけ?

「あの!起きてください!」

あ!試験、学園の試験…

「う~ん..えっと、ここ…はどこ?」

「えっとね~ここは君が助けた女の子の家だよ~。」


「ココの家?」

「そうです、私のお家です、あとそれにその…また私の事を助けてくれて、それに…それに生きて帰って来てくれて…グスッ、本当にグスッ」

「えっと、そんなに泣かないで、こんなかわいい子に泣かれると何か悪いことしちゃった気分になるから。」

「グスッ、そうですよね、迷惑ですよね、ごめんなさい」

「そ、そんな事言ってないよ!私はただかわいい子には笑顔でいて欲しいなって思って、迷惑何て全然思ってないよ」

「わ〜、仲良さげなお二人さんだ〜」

 そんな事を言っている女の子の肩を揺すりながら質問をする。

「そういえば何で、私が学園に行こうとしてるの知ってるの?」

「あ~.そん.なに揺すらないで~。」

「あっ、ごめん…」

「ん〜、別にそれはいいけど~、どうして〜そんな事聞こうと思ったの〜?」


「え?だって、あなたがさっき学園について言ってたから」

「何でだろ〜?私〜わからない〜」

そう言って、女の子は笑顔のまま近づいてくる。この子よく分からないよ〜。

「な、なに?」

「てか〜、早く行こうよ~?」

 女の子は私の手を引っ張り歩きだす。

「あの!どこに行くんですか?」

「どこにって~そんなの学園に決まってるでしょ~」

私は女の子にお礼を言って家を出る。

「ねぇ、気になってたんだけど?」

「ん~、何~?」

「あなた名前は?」

「あ~そう言えば名前言ってなかったね~私の名前はねぇ~ハナだよ〜よろしくね~」

「わ、私も名乗らないとね、私はセリナよろしくね!」

「うんよろしくね~。」

 そして女の子は再び笑みを浮かべた!

 この子、結構強引かもっと私は思った。

今回初めて投稿した花咲結太です。

今回は読んでいただきありがとうございました。

初めてだったので誤字等があると思いますが今後ともよろしくお願いします。



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