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東方神話録  作者: 饅頭426
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幻想郷神話録

魔理沙「寒くなってきたなぁ」

だんだん大きな館が見えてくる 魔理沙は急降下し門の前に滞空した

魔理沙「入るぞー美鈴ー」

門を飛び越し窓を開ける 館内を歩くと図書館に着いた

魔理沙「パチュリーいるかー?」

パチュリー「そんな大声出さなくても居るわよ」

魔理沙「まぁまぁ」

パチュリー「で、何の用?」

魔理沙「最近噂の妖怪がいるだろ? 通り名が えーとむ、む」

空かさず言う

パチュリー「矛盾」

魔理沙「そうそうそれ でそいつらについて知ってることある?」

パチュリー「待ってなさい」

数分後パチュリーが本を持ってきた

パチュリー「確か遠い何処かの世界で有名な話だったはずよ」

魔理沙「どんな?」


中国という国で武器や盾を売っている人が居たらしいわ その人は売るためにこの矛はどんなものも貫くと言い この盾はどんなものも通さないと言ったそうよでもとある人がその矛でその盾を突いたらどうなる? と問いたところその人は...

とそこまで話したところで遠くで地響きが鳴り館が揺れた

魔理沙「一体なんだ?」

パチュリー「まさか!!く...遂にレミィの所に...」

魔理沙「何! 急ごう!」

玉座に着いたときにはもう戦闘が始まっていた

???&???「くらえー」

襲撃者の周りから紫色の弾幕が四方八方に飛んでいる

???「く...隙がないわね...なら!!」

ナイフのような形をした弾幕が襲撃者に向かって飛んでいく

襲撃者の片方が半透明の丸い盾を出現させ、叫んだ

???「衝矛今!!」

衝矛と呼ばれた少女が回転し始めた

衝矛「ハァァァァァァァァァ!!」

捉えきれない速さで回転し突進する

???「!!」

殺気を感じ右に飛ぶ

するとさっきまで体があった場所を何かが飛んでいき館の壁を貫いた

???「(危なかった...でもこのままじゃやられる...)」

パチュリー「レミィ!!」

魔理沙「レミリア!!」

同時に叫んだ

レミリア「!? 二人とも何でここに!?」

弾幕が飛んでくる

パチュリー「話は後 とにかくこの二人を倒すわよ」

魔理沙「とりゃぁぁぁぁぁ!!」

星の形を象ったカラフルな魔弾が飛んでいく

パチュリー「ハッ!!」

戻ってきた衝矛を魔方陣が追尾し、魔弾を撃つ

衝矛「はわわ!! 一旦退くよ碑盾!!」

碑盾「ゲゲッ そんなー!」

大きな穴が空いた壁の方に飛ぶ

衝矛「お前ら!!」

碑盾「覚えてなさい!!」

衝矛「次は倒すから!!」

碑盾「逃がさないんだから!!」

衝矛&碑盾「行こ!!」


一段落がつきパチュリーが矛盾の話をしだした

その矛でその盾を突いたら と問いたらその人が矛は折れ、盾は穴が開く、と言ったそうよ

魔理沙「ふーん 変な話だな」

パチュリー「で この話を聞いて何があるのよ」

魔理沙「確かに...意味あったのかこれ...」

レミリア「いや...大きな収穫ね」

魔理沙「何で?」

レミリア「だって矛は折れて盾には穴が開くんでしょ?」

パチュリー「ってことは...」

レミリア「えぇあの二人を正面衝突させれば良いのよ 衝矛をさっきみたいに回転させて碑盾の出した盾に当てる」

魔理沙「成る程!! さすがレミリア!!良いことが分かったぜ よしそろそろ霊夢の所に戻るぜ」

パチュリー「ふぅ...とんだ一日になったわ...」

レミリア「頑張ってね」

魔理沙「おう!」

魔理沙「じゃあなー!」

箒に股がり神社の方向に飛ぶ


魔理沙が館を出て数十分がたった頃紅魔館ではパチュリーの世話役の小悪魔が謎の本を手にパチュリーの元に訪れた

小悪魔「パチュリー様ー」

パチュリー「何?」

本を差し出しながら言う

小悪魔「倉庫にこんな本がありましたよ」

パチュリー「何かしら...」

  幻想郷神話録  

と書かれた古びた本だった

パチュリーが目次を読み上げると[幻想郷創造記録]と書かれたページが在るのが分かる

そのページを開きゆっくりと読む

そのなかでも気になった事があった[幻想郷を作りし創造神]という目録だ

幻想郷創造について必要不可欠な神がいる

その神は創造神であり幻想郷を直接ではないにしろ管理しなければならない

創造神は幻想郷に直接干渉することを禁じる事とする

創造神は幻想郷を創造するに当たって管理する者を定めその者に幻想郷を人間界、別次元から切り離す結界を守る役目に務めなければならない

定められた者は人間と妖怪の平衡を保たなければならない

定められた者が定めを破った場合創造神が直接罰を与え、新たに役目を務める者を定めなければならない

定められた者の定め

1.人間界、別次元へ行き干渉してはならない

2.結果を破ってはならない

3.結界を破られてはならない

4.いついかなる時でも定めに務めなければならない

5.結界を破る、破られた場合罰を与えることとする

6.定められた者は代々その定めに務めなければならない

7.人間と妖怪の平衡を保つことが出来ない、出来なかった場合罰を与えることとする


全て博麗の巫女である霊夢のことだった

そして最も気になったページがあった

[創造神の名をここに刻む]

脈拍が速まるのが分かる

ドクドクドクドクと脈打ち今にも倒れそうになる

パチュリー「(次のページを開けば幻想郷を創造した神が分かる...幻想郷がなんなのか、なんのためにあるのか   分かる!!)」

恐る恐る開く

白紙だった

何も書かれてない

幻想郷はやはり隠されているのだ

そこまで頭が回ったところでいきなり目の前が暗くなった



読んでくれてありがとー!!

リアルで忙しすぎて投稿する暇が...なんて言ってたら現役の皆様がどれだけスゴいのか...w

では次話で会いましょう!!

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