プロローグ
-××年×月×日-
一人の少年が放心状態で膝を付いている
この少年の眼前には交通事故を起こし、原型を留めていない車と血だらけになった三人の人間が救急車に運ばれていくという光景が広がっていた...
この車がどの様にして交通事故が起きたのかは知るよしもないがこの少年には信じがたい光景が広がっていたことだろう
皮肉なことに次々と運ばれていく人間は少年の家族であり買い物をし、帰る途中に起きた事故だ
少年が友人と遊んでいる途中この車が通りかかって妹が窓越しに手を振っていたのは数十分前の出来事だ
その間に事故が起き家族は還らぬ人となった
少年は生きる気力さえ無くし今とある山奥の険しい崖の前に立っていた ある決意を胸に
そして少年は飛んだ家族のもとに帰ろうと...
-某日-幻想郷-博麗神社-
紅白の巫女服を纏った少女がお茶を啜っている
???「ふぅ...もっと楽に生活出来ないのかしら...」
白黒の魔法使いがキッパリと言い返す
???「それが博麗の巫女の言う事か?」
???「うるさいわね 私にだってやりたいことがあるのよ」
???「妖怪退治もせずに何を」
???「ちゃんと妖怪退治してます!」
???「ほぉ じゃあここ最近噂の妖怪は退治したのか?」
???「う...い、一応動いてるわよ そこまで言うなら魔理沙も手伝ってくれても良くない?」
魔理沙「えぇ...霊夢の仕事だろ?」
霊夢「じゃあ吸血鬼の所の本好きの妖怪の所に行ってきて」
魔理沙「仕方ないなぁ... じゃあ霊夢も情報収集しろよな」
霊夢「分かってるわよ 大体集まったらここに集合ね」
箒に股がりながら言った
魔理沙「よしじゃあ行くぜ!」
スゴいスピードで飛んでいった
読んでいただきありがとーございまーす!!
時間があれば次々に投稿するので次も読んでいただけたら幸いです
この作品でのオリジナルキャラクターは友人と一緒に考えたので被りはないはず...w
では!!次の作品でお会いしましょう!!